帰ってきた あぶない刑事のレビュー・感想・評価
全56件中、21~40件目を表示
久しぶりでよかった!でも脚本は最低レベル。
あぶない刑事観れてよかった。
俳優陣は、めっちゃよかった。
西野七瀬さんの刑事ドラマみたくなりました!
脚本は、凄く残念な感じ。
浅野温子さんの扱いが、酷い。全くあり得ないレベルやなと思います。感覚がズレてるのかな。
お母さん、死んだけど、置いてきた?笑顔でバイバイなの?
結局、お父さんはどっち?
なんか他にも伏線回収できてないことあった気がするし、もっと面白い映画にできたんじゃないかな。って勿体無い気がしながら、劇場を後にしました。
欲しいシーン満載
あぶ刑事ファンが欲しいと思っているシーンが満載で感激しました。涙が出たのは私だけでしょうか?
インストルメンタルで聴いていた懐かしい音楽に歌詞がついていたシーンにもやられました。
後ろには気をつけろや、オレオレを想像させるシーンでは、わざとセリフを入れなかったのは、あぶ刑事ファンの心をざわつかせ想像をかりたてるシーンだったのかなと感じました。私の勘ぐり過ぎかもですが。それからPOLE STARと、ナカさんの扇子登場と、瞳ちゃんもファンにとってはツボ。今回のトオルと薫も丁度良いぶっ飛び方でホッとしました。と、言いながら、テレビシリーズのちょっとカッコイイ薫が好きなのですが。とにかく観ていて嬉しかった。
ダンディな70歳
タカ&ユージも38年も経ち70歳過ぎ。
72歳と74歳には見えない。
今も共演してるのが凄いし、二人共に
ダンディで格好いい。
黒いスーツやバイク姿が似合う舘ひろしさん。
柄のジャケットを着こなす柴田恭兵さん
は素敵である。走り方も。
とても刑事には見えない俳優さん達も
出てたり突っ込み所も満載でしたが、真山薫は
そのままでした。レパードもあり安心した。
新しい監督、スタッフ達と作りあげた作品。
また違った感覚で撮影された感じもしました。
自分には合わなかった
おじいちゃんと引っ掻き回すだけで守られてばかりのヒロイン〜ブッ殺したいのに中々引き金を引けない悪役を添えて〜
好評のようなので、シリーズは知らないが観てみた。結果、自分には合わなかった。
アクションを期待していたが、主役が後期高齢者目前のため派手に大立ち回りとはいかない。足手まといにしかならないヒロインはわざわざ広くて狙いやすい射線上に立ち止まって目を瞑る始末。なのに中々引き金を引かない悪役。
派手なアクションで魅せるのが難しいのに、ストーリーに力を入れる訳でもない。都合の良い部分しか描かない、人物を掘り下げないので全てが薄っぺらい。雑なエンタメ作品という印象。金を払って時間を割いてスクリーンで鑑賞するほどではない。思い出補正がないと無理。
舘ひろしカッケー。
74歳とは思えない背の高さや、キレの良さ。
カッケーです。昔の作品を見たのが小さい頃で
細かい内容は正直全く覚えていませんが、
74歳で続編は見なければと思い映画館にて鑑賞しました!
最後、私の予想だとどちらの子供でもなく
死んだ中国マフィアの子供だったのでは?と思いました!
時々入り込んで来る昔風なドラマの笑い等も入れられていて、映画館内でも笑っているマダムの方々がたくさんおりました!
柴田恭兵さんも70歳とかには見えぬですがそもそもちゃんと年齢に比べるとすごくすごく若いけど、若作りすぎるシーンのようななんか胸が苦しくなるシーンもありました。
内容は、昔を知らなくても楽しめる内容でした、
知ってたらより楽しいんだろうなの古いシーンも入れ込まれてたりで、よかったです!
舘ひろしさんかっこよかったです。
昔の作品を見返してから行ってたら3.5星だったかなーって感じです!
世代ではないですがとても楽しめました!
あぶ刑事の存在はもちろん知ってましたがリアルタイムでの放送の頃はちょうど生まれた年で、たしか子供の頃に夕方再放送をやっていて見かけたくらいのと、金曜ロードショーでFOREVERのテレビ版を見たくらいの記憶があります。
さて、そんなこんなでちゃんと見るのはほぼ初めてに近かったあぶない刑事。とても面白かったです!なんというかいわゆる王道のわかりやすい昔ながらのドラマというか、昨今の裏の裏をついた伏線回収系に飽き飽きしていた自分にはこのわかりやすさこそ今の時代にもう一度必要な作品かなと思いました。
敵も目的も筋書きもたぶんこうなるだろうなーという予想もすべていわゆるベタなわかりやすいものでそれが自分としてはすごく見ていて気持ちのいい作品でした。
役者陣もベテラン揃いで主役のお二方やドラマでのレギュラーだったみなさんはもちろん、早乙女太一さんや深水さんもめっちゃハマり役だったと思います!周りの皆さんが上手い分、西野七瀬さんの演技が逆に気になってしまいもうちょっと頑張ってほしいな〜といった部分はありましたが。
個人的に嬉しかったのは仲村トオルさん!最近はすっかりドラマなどで難い役をやることが多いので、久々にこんなはっちゃけた仲村さんを見れて、昔の仲村トオルって毎度おじゃましますとかでこういう役やってたよなーと懐かしさもありました。
そしてなんといっても舘ひろしさんがかっこよすぎ!柴田恭兵さんは打撃のシーンはちょっとヒョロヒョロなおじいさん感はありましたが銃のシーンはさすがだな!って感じに様になってました!
所々に過去のドラマシリーズや劇場版のシーンも出てきてとても気になったので今回の劇場版をきっかけに昔の劇場版も遡って見てみたいと思いました。このような素晴らしい作品をまさかの今の時代にまた再度復活してくれて本当にありがとうございます!
黄金時代
あぶでかシリーズは存在自体は知っていましたが、テレビでやっていたのをながら見していたくらいで、今作で初めて真面目に鑑賞しました。
いやーめちゃめちゃ面白い。
シリアスとコメディが絶妙な感じで入り混じっていて、タカ&ユージをはじめキャラクターが活き活きと活躍しており、とても楽しい作品に仕上がっていました。
本筋はカジノ関連での爆発だったり殺人事件の捜査と、タカ&ユージがかつてお世話になった人の娘(?)の親探しが混ざって混ざって大事件へと…といった感じの作品で、わりかしスッと飲み込めました。
事件自体は大きそうなんですが、規模がそこまで大きく感じない不思議とテンポがまったりしてるのもあって、ギリギリ映画かなという地点に収まっている気がしました。
ツッコミどころは言い出したらキリがないんですが、そんなのを吹っ飛ばす面白さが随所に仕掛けられていて、こういう作品なんだなと思わせてくれるポップさに惹かれっぱなしでした。
タカ&ユージもとい舘ひろしさんと柴田恭兵さんが格好良すぎました。なんだこのイケおじ2人は。
銃を構える姿もキラッキラしてましたし、正装でビシッと現れるところとか黄色い悲鳴が出そうになるくらいには格好良かったです。
バイクシーンでライフルぶっ放しまくるところも興奮してしまいましたし、身のこなしが70代とは思えないくらい機敏で、こういう歳の取り方が理想だなぁってなりました。
仲村トオルさんの後輩感はたまらなく、この歳で後輩っぽい演技を観られることが嬉しいです。
強がっているのに、タカ&ユージが現れたら2人を立てちゃうのも好きでした。
でも仕事をこなすところはしっかりこなして、探偵だから銃撃っちゃダメだよなと思っていたところに颯爽と現れて事態を解決する透に惚れちゃいました。
もっと偉くなっても2人が来たら後輩になってほしい。
浅野温子さんはコメディリリーフに極振りで、登場するたびに笑えましたし、タカ&ユージが息ぴったりに避けようとしていたのも面白かったです。
ドラマ放送当時はどういう立ち位置だったんだろうと気になってドラマを見てみたくなったので、製作陣の思う壺にはまりました。
土屋太鳳さんはどんな作品でも輝くよなぁと思っていたら今作でも輝いていました。
どこか自然体のままで、タカ&ユージの娘のポジションにスポッとハマっている感じで観ていて本物の家族だぁ〜だなんて思いながら観ていました。
屋上でのディナーシーンもとても良くて、ここだけでもずっと観ていられるなと思いました。
70代でもまだまだあぶない、そんなタカ&ユージの活躍がまだ観たいと今作で強く思ってしまったので、責任取って続編作ってください(圧)。
鑑賞日 5/29
鑑賞時間 12:20〜14:35
座席 A-1
映画シリーズで一番良かった!でも薫が…
いやー。ほんとに日本の老後に夢が持てるお二人です!
自分の子どもかも?って思っても
焦ることもなく、ニヤニヤ、可愛がっちゃう。
歳を重ねるってそういうこと?笑
近藤課長が乗り移ったような、トオルもサイコーだった。
太鳳ちゃんと、早乙女太一もすっごくよい!
早乙女太一こえーって思った、狂気の演技が天才か。
岸谷さんはビッグネームなのに宣伝全然出てこないのが、リスペクト感あって好感高いよね…演技はもちろん。
西野七瀬は、手錠かけるシーン以外はいらないかなー。
西野七瀬の持ち腐れって感じでもったいなかった…他の人でもいいじゃんって感じ。
あと、映画版の薫はいつもコメディ担当なのが残念。
クールな薫がみたいー。
最後に一言。コレットマーレで見ればよかったー!横浜ブルグと悩んでブルグに行っちゃったのよーー!後悔ーーー!
新旧要素の絶妙なバランスが絶品、リターンズ以降の最高傑作
シナリオはシンプルでわかりやすく、新旧の要素のバランスが優れているので、変にタカ&ユージの老化ばかりにスポットしたゴチャゴチャ感はなく、素直に『あぶ刑事ワールド』に入り込める良作でした!
特に土屋太鳳さんの起用が新要素の核として活きています。
また、往年の名曲の数々をフィーチャーした演出は感涙絶品モノ!
タカ&ユージはもちろん、トオル、ナカさん、カオル、初代レパード、そしてなんと言っても近藤課長!それぞれの場面のイントロが流れるだけで背筋と涙腺にきました!
あと、タカとユージの若い頃の場面の新作カット、「え?なに?あれってCG?」と未だにわからず驚いています!
このような昭和の熱い「あぶ刑事魂」を復刻して世に送り出して頂けたことは、あぶ刑事ファン冥利に尽き、そのスタッフの皆様への感謝の意味と、お二人にいつまでもカッコよくお元気に頑張って頂きたいという思いも込めて★5です。
カッコいいとは、こういう事さ!
前作で終わった筈なのに、しれっと帰ってくるのがあぶ刑事らしい。
スクリーンに映される内容は、驚くほど80年代!いや、あのまま進化した昭和世界観がそこにあった!いつの間にか少なくなったハードボイルド・アクションの現代的進化形態だと思う。
そして歳を経て、なおカッコいい2人が魅せる。こんな風に歳を取りたい!
リアルな映画もいいけど、リアルが全てじゃない、大事なのは作品内リアリティなんだと、改めて知らされる。
これぞアクション映画の面白さ!アクションを信じてる映画!分かりますか?「リボルバー・リリー」さん!
#帰ってきたあぶない刑事
#あぶない刑事
#あぶ刑事
デジタルリマスターによるリバイバル上映と言われても納得してしまいそう
2024.5.29 MOVIX京都
2024年の日本映画(120分、G)
大人気ドラマシリーズの最新作
刑事を引退した破天荒コンビの活躍を描くアクション&コメディ映画
監督は原廣利
脚本は大川俊道&岡芳郎
物語の舞台は神奈川県横浜市
刑事を引退してニュージーランドで探偵業をしていたタカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)は、やらかしが原因でニュージーランドから追い出されていた
帰国した2人は、地元の横浜で探偵業を再開させることになり、その準備を着々と進めていた
ある日、2人の元に母親を探しているという彩夏(土屋太鳳)という女性がやってきた
彼女の母親は夏子と言い、それはかつてタカとユージが関係を持っていた女性だった
裕福ではなく、着手金代わりに母親の肩身の指輪を売ろうと考えた彩夏だったが、宝石商の王(有賀芳記)から価値のないものだと言われてしまう
だが、それを機に何者かが彼らを襲い、その指輪はある男にとってはとても価値のあるものだったのである
映画は、裏の顔を持つ企業家・海堂(早乙女太一)が横浜にカジノを誘致しようと暗躍し、それに地元のマフィアなどが絡んでくる様子が描かれていく
そのマフィアと一緒にいた謎の女(吉瀬美智子)に何かを感じたタカは、独自にその正体を暴こうと暗躍する
そして、それらの情報を課長に昇進している元部下の町田(仲村トオル)から得ていく様子が描かれていく
昔馴染みの仲間達と、新体制で町田の部下となっている刑事・早瀬(西野七瀬)たちが共闘する流れになっていて、懐かしいテーマソングが流れたりする
刑事を引退している為に銃器は使えないのだが、県警が動かないことに苛立つ町田は「奥の手」を使って、タカ&ユージを無理やり復職させ、それによっていつものド派手な展開が待っている、という内容になっていた
基本的にテレビ映画なので過度な期待は禁物だが、観たいものはちゃんと観れたという感じに仕上がっている
映画館で観るべきとまでは言わないが、往年のファンなら損はしない内容になっているので記念に足を運んでも良いのではないだろうか
いずれにせよ、世代のど真ん中なので懐かしさを感じる反面、老けたなあという感覚は否めなかった
加齢による限界点をリアルに寄せているところも良く、予定調和を楽しむには文句なしの出来だったと思う
それにしても、町田は課長になっても町田だし、薫(浅野温子)も顔が怖かったけど変わらない
今の時代に同じテイストでドラマを作ってもウケるとは思わないが、あの頃のムーブメントだった「ちょっとおしゃれな刑事ドラマ」の代表作でもあるので、それを甦らせることができたのは奇跡だったのかもしれません
帰ってくるのはお約束でしょ!8年ぶりに令和に復活した昭和刑事アクション! とにかくカッコよく、軽快! お馴染みメンバーも出演!
昭和刑事ドラマの雰囲気を令和でリファイン!
過激すぎず、暗すぎず、すこしゆるめで軽快な展開がいい。
そのソフトな感じはユージのキャラクターによるものが大きくて、チャラい風なんだけれど騒がしくなくてカッコイイ。
ハーレーに乗りながらレミントンをぶっぱらすタカもお約束。
オリジナルメンバーも健在!
相変わらず浅野温子が強烈!手加減なしのパワー全開で尊敬しちゃいます。
トオル、町田課長のコミカルさも楽しく、「大ばか者ー!」という瞬間は、初代課長を演じた中条静夫の映像がカットインされるのも良くて、アブ刑事の雰囲気が甦る。
予告編で、トオルの後ろにヒトミが映るシーンも好きです。
扇子のナカさん、ベンガルも健在。
ゲストの皆さんもさすがです。
どうしても一人ずつ書きたくなってしまう。
娘?役の土屋太鳳の控えめな佇まいがいい。さすがです。
今回のもう一人のヒロイン、吉瀬美智子の儚さ。
岸谷五朗のやり過ぎない、悪なのにわきまえたところと、
そんなものは一切考えない早乙女太一が好対照。
特に早乙女太一は韓国俳優テイストがイイ味出してます。
一方「シン・仮面ライダー」や「52ヘルツのクジラたち」などの西野七瀬が頑張ってますが(町田課長とのやり取りも微笑ましい)、彼女が刑事の中で最年長というのは、さすがにない。
港署刑事課は、中堅、ベテランが全くいないなんて。
主役二人を引き立てるためとはいえ、まるでKPOP系のようなルックスの、か細いイケメンしかいないのが悲しい!
旧作映画のワンシーンの引用での、若いタカとユージのシーンが良かった。
最近の日本映画では、超珍しいカーアクションも堪能できました!
ラスト、フィルム早回しからのエンディング繋がりで、舘ひろしの歌になるのもいいです!
つまらなくはないのだが言いたいことはたくさんある映画
ドラマリアタイ勢は懐かしの要素に喜ぶ系の映画かなと思います。自分も子供の頃見てはいましたが、見ていた記憶こそあれ、中身の記憶は一切無いくらいの世代です。
まず70歳越えた、元警察とはいえ民間人が頑張りすぎです。身も蓋もない事を言うようですが、あんなあっさり警官と同等の身分に戻れてしまっては少し拍子抜け。結果銃乱射と。撃ち方も、特にタカの方は『その左手はなんのために?』との謎があります。
他の作品でもよくある表現かと思いますが、ショットガンってそういう武器だっけ?
その他現代の作品としてはちょっと無いだろうと言える要素が、そこかしこに散見されます。ツッコミどころ満載です。
それに真犯人と言うか、黒幕は結局殺してしまうし、主要キャラは次々死ぬし、浅野温子の異物感は相変わらずとんでもないし、彩夏の父親は誰なんだか謎のままだし、モヤモヤが多く残る出来でした。
最後に中条静夫が一瞬過去映像で出てきたのは懐かしいなと素直に思いましたね。
それから、普通あり得ないであろう、警察署の事務所内に一般人らしき人達が沢山いるのも相変わらずかなと。
まぁタカ&ユージがキャッキャウフフするのが見れれば、それであとは割とどうでもいいような気がします。
寝ないで観れる娯楽作品。アップはしわが・・・
過去のあぶない刑事の映画版はみたことがなく、テレビの頃もそんなに観ていない年代。
舘ひろしが好きで、観に行ってみた。
昭和な映り方を差し込みながら、テンポよく進んでいき、柴田恭兵と舘ひろしの掛け合いが面白く、なかなかよかった。
たおちゃんの娘役が合っていた。
早乙女太一は最近悪役が多い。目の感じが悪役に合っていてさすが。
吉瀬美智子も良かった。
なかなかいい映画でした。
今だからこそ「まだまだ」あぶない刑事って感じ。
色々な意見飛び交う作品だと感じました。タカ&ユージお二人ともかなり頑張っていると感じた。ストーリーも良かった。二人の娘?が登場という設定は、それなりに面白かった。トオルも良い味が出ていた。最後の行動とかは前作よりも昔のトオルっぽさが出ていた。今回は、最後の最後に二人をサポート?もしくは利用した感じで事件に立ち向かう様子が良かったと思います。カオルに関してはあのスタイルになったのはいつからだっただろうと思いつつ、登場シーンが少なかったのを悔やむ。最後のDNA鑑定はどんな結果だったのだろうか?あそこはちょっと知りたかったかも…でもどのタイミングで鑑定をやったかも疑問。
ちなみに銃撃戦は、少なめ。カーアクションもやや少ない。タカのバイクシーンは必見。台本にもよるけど、テレビシリーズでも、またみたいかも。
いつまでもあぶない刑事
あれ、前作で“さらば”って言ってなかったっけ…?
前にも“帰ってきた(リターンズ)”ってあったような…?
関係ないね。
この二人が大人しく隠居する訳ないと誰もが知っていた。お約束で想定内。
という事で、“さらば”からの“リターンズ”。
またまた帰ってきたぜ、あぶない刑事!
これもお約束ツッコミ。
前作で定年退職。ニュージーランドで探偵始めたのに、何故に“刑事”…?
ずっと“あぶない刑事”のまんまでいいのよ。あぶない探偵=“あぶ探”とか合わない。ね、透クン。
二人が海外で大人しく探偵してる訳もない。
色々あって、探偵業剥奪されてニュージーランド出禁になって、やっぱり帰ってきたぜ、横浜!
冒頭、夜の横浜の埠頭に佇むタカ&ユージ。
歳を取っても画になる。いや、この二人だからこそ画になる。
舘ひろし&柴田恭兵!
開幕早々のお馴染みのテーマ曲と冒頭のこのシーンで、あ~これこれ。変わらぬ安心安定のあぶ刑事ワールド。
二人がハマに帰ってくる度に起きる大事件。
二人が磁石のように事件を呼び寄せるのか、事件を防ぐ為に二人が現れるのか。
二人がいた埠頭の近くで起きた殺人事件。
そこで見掛けた女を、タカは何処かで会ったような…?
謎の女・ステラ。クールビューティーな吉瀬美智子はあぶ刑事ワールドにぴったり!
彼女は二人と因縁のある中国人・フェイロンのビジネスパートナー。岸谷五朗が敵ボスかと思いきや、思わぬ黒幕が。
横浜カジノ計画を構想するベンチャー企業の若きCEO・海堂。実は二人が壊滅させた銀星会二代目会長(『もっとも』で演・柄本明)の息子。イケメンエリートは表向き、早乙女太一が二人に憎悪をたぎらす。
財政界、警察上層部と強力なパイプを持つ海堂。怪しくとも県警如きが手出し出来ない。哀れ、透課長…。
そんな時こそ、この二人。
命令無視? そもそも俺たちはもう刑事じゃねぇ。
民間人が関わるな? 知ったこっちゃないね。
昔も今も、俺たちのやり方で。
今のご時世に色々(リアリティー皆無の設定、ドンパチ、ノーヘルバイク)とコンプラ的にOUTだが、それが『あぶ刑事』。いちいちコンプラ気にして、あぶない刑事出来ねーぜ。
ハマが危険に晒されている。海堂が企む横浜テロ計画…!
ハマの危機に立ち向かえるのは、あぶない刑事だけだぜ!
これだけならいつものあぶ刑事。今回、そこにもう一つ“事件”。
二人の前に現れた一人の若い女性・彩夏。
二人に人探しを依頼。顔も知らぬ母。
彼女の母はかつて横浜のクラブで人気だった歌姫。夏子。
二人と“関係”あり。
…ん? という事は…?
二人どちらかの娘…?
娘~ッ!?
いよいよこの二人も…。
どっちの娘かはここではさておき。俺に似てる。いやいや、俺に似てる。譲らぬ親バカ(?)ぶり。
土屋太鳳もあぶ刑事ワールドにしっくり。革ジャン、バイクにまたがる姿、全力疾走、ヘルメットを取った時長い髪をなびかせる仕草、かつて母が歌ってた今は潰れたクラブでしっとりとした歌声…。
今まで以上にいい女に見えた。惚れた。ラブコメでぶりっ子やるよりこういう作品や役の方がずっといい。
性格は強気でお転婆。タカ&ユージと絶妙な掛け合い。もはやトリオムービー。
3人の親子(?)の交流。
母探しも。彩夏の母親は…?
海堂の事件に巻き込まれる。
やがて彩夏の母親探しと海堂の陰謀が交錯していき、思わぬ繋がりが…。
勿論『あぶ刑事』だから特別優れた話でもなく、暫くしたらいつもながら忘れちゃいそうだが、それでも映画シリーズの中でも真面目にストーリー作ってた気がした。
これが映画監督デビュー。6月に監督2作目(『朽ちないサクラ』)も控える原廣利。
父親はTVシリーズのディレクターを務め、親子2代で。
年齢は非公表だが、おそらく40代くらい。だとしたら、『あぶ刑事』TVシリーズのスタートとほぼ同じ。
そんな原監督や若いスタッフ。土屋太鳳、早乙女、西野七瀬ら若いキャスト。
座長の舘ひろしと柴田恭兵。お馴染みの面々、お約束事。
新旧が上手くバディ組んで。『まだまだ』『さらば』でも若い才能取り入れたが、今回は特にそれを感じた。
とは言えやはり、舘ひろしと柴田恭兵のアイドル映画。
二人の絶妙な掛け合い、関係性。彩夏がそれを“ラブ”と勘違いするが、いやいやもう、ラブを越えている。俺がアイツで、アイツが俺。名コンビ、バディをも越えた一心同体。
サングラスにスーツにコートが似合う70代はなかなか居ない。
今番宣に出る度に“カッコイイ~!”“変わらない!”と社交辞令のように言われるが、実際スクリーンで見るとやっぱりカッコイイ。本当に画になる。
クライマックスお決まりのバイク&ショットガンなんて舘ひろしのPV。
正直ちと恭サマ皺増えたなぁとか、敵との格闘で歳には勝てなかったりもするが(老いるショック!)、まだまだキメて魅せてくれる。
もはやお邪魔虫・浅野温子(初登場シーン、バレバレ…)や二人の過去映像や近藤課長の「大馬鹿者!」も聞け、トレンディな雰囲気や台詞、お馴染みの楽曲も“行くぜ!”。ファンサービスも抜かりなく。
時代錯誤? 年甲斐もなく?
これでいいんだよ、あぶ刑事は。
ステラの正体にちと無理あり。
ま、そういうツッコミ所も含めて。
彩夏の母親は…? 敢えて明かさなかった二人の“親心”が粋。
さて、どっちがお父さん…?
強いて言うなら、あの人だったのかな…?
この曖昧な感じも分かりきっていたけど、それも『あぶ刑事』。
今回、グッバイ的な演出は無かった。
この二人が永遠にグッバイする事なんてない。
さらばからのまたまたリターンズ。
まだまだもっともを目指す。フォーエバーに。
タカ&ユージ。だって二人は、
いつまでもあぶない刑事!
星の数に意味は無いです。
正直、どう評価したら良いのか、心から戸惑っている。先に云うが、話が長くなる事をご寛恕いただきたい。
恭サマの言う通り『新しい物語を愉しめるまで何度も観て(咀嚼してほしい)』と言われたので、立て続けに2回観たのだが、それでもまだ混乱している。
舞台挨拶で舘さんが「新しい世代による、新しい『あぶ刑事』です」と語っていたが、そこが《全て》で、その部分をどう見るかで、評価は大きく変わると思う。
観覧直前までキャスト・スタッフのインタビュー本を読んでいたので、テレビ第一話から《作り手側の様々な試行錯誤や制作秘話》を知った立場から見ると、やはり『《あぶ刑事》はコレじゃない感』が強かった。太鳳ちゃんを交えた楽しそうに戯れる3人のPVの様なシーンや、(映画の)リズム感を崩すストーリー上も意味の無い引き(いわゆるロング)の映像が長く《悪役の早乙女君の車が走ってるだけ等》、全体的に冗漫な印象が残る。ドローンやCGも矢鱈と使えば良いってもんじゃない。昔の監督さんなら、20分以上は(編集で)切れると思う。
こういう点を『新しい』と言うなら、たしかに新しいし、《普通の映画なら》全然違和感は無いだろう。ただ『あぶ刑事』でソレをやらなくても…と云うのが、個人的には強かった。
最近は公開の度に『お目出度い』感が強くて《本来のアクション映画》としての評価は甘いが、今回は「そりゃズルいよ!」と突っ込みたくなる昔の懐かしい映像や音楽(『もっとも…』のあの歌は何度聴いても泣いちゃう!)を使ってもいるので、そういう“保険的な事”までするなら、もっとテンポの有るスピード感が欲しかった。
キャストでは吉瀬美智子、西野七瀬がアウト。前者は、とてもじゃないが《3人の男から愛された女》に見えなかった。もっと《そういう佇まいを感じさせる力の有る女優さん》でなくてはダメ。後者はそもそも「刑事役」自体が間違ってる。交通課のミニパトぐらいならまだしも。この2人の女性のミスキャストで、映画全体で相当勿体無い事をしている。太鳳ちゃんは、相変わらず後光が指しているような美しさでOK!悪役の早乙女君、ガン飛ばしばっかりだったけど雰囲気は出ていたのでよき。
脚本は、出だしはまずまずだったと思うが、途中から早乙女君の言動が《皆にバレバレ》で、「計画も何も…」と云う感じ。あんなキレキャラにするなら、初めから『新・銀星会』立ち上げを目論む男にでもしてあげた方が良かった。岸谷五朗さんとのシーンで散々「ビジネス…」と繰り返すが、その計画に何も商業的な要素が無いw。《新カジノ構想を再燃させるから、邪魔する奴等を皆殺しにする》事しかしていない。その上「ワグネル」的な《軍事会社》なんて、日本に作る意味が無いからほぼ理解不能…。サブマシンガンの扱い方も雑。
と、随分辛口な事ばかり書いたが、本当の感想はここから。
何と言っても、主役の御両人『本当に御歳を召された…』。これはもう映画作品として《良し悪し》の問題ではない。それが感想の“全て”。
館さんの“ショータイム”も、勇次の走りも、もう《どうやっても隠しようが無い位に衰えられていて》、観ている此方もツラかった…(涙)。だからといって「昔の映像」とか昔のレパードを差し込むのもズルいけどw。
今作は、製作開始前に“立ち上げ当時のスタッフ”が相次いで身罷られ、当初はお二人も(本編製作に)前向きでは無かったと聞き及び、『じゃあ若い世代のスタッフ達の為に、自分達が“御神輿”に成ってやろう』と云う気持ちで作られたのかと拝察。
上映後の舞台挨拶で町田課長(=仲村トオル)から「今後は『あぶなくない探偵』を是非レギュラーで…」等のリップサービスも有ったが、正直言って“御両人の窶れ具合”を見ていると「もう開放してあげて」と言いたくなった。
タイトルが『帰ってきた…』に成っているが、個人的には「今作が御両人の見納めかな…」と、劇場を出る際に肌感で強く思った。
今回の興収で、東映やセントラル・アーツがどれ程儲けるのか分からないが、「と云うことで何年か後にまた…」等とは、決して考えないで欲しい。むしろ今迄の財産をもっと《大事に市場に回すこと》に注力して欲しい。
五十をとうに過ぎたオッサンが、高校生時代に《毎週心ときめかせてくれた作品》なのだ。勝手に「これが最後…」と決めて、年甲斐も無くグッズや本も買い漁ったが、こんなファンの為にも《観るのも憚られる様な本編》を将来作る事だけは、しつこいようだが避けて欲しい。
本当に長い間、ありがとうございました、舘さん、恭サマ、トオル、薫ちゃん、ナカさん…。もう、充分堪能させていただきました。そして全てのスタッフに最大級の感謝を。
さぁて、ドラマの第一話から見直さなきゃ!
P.S.「あぶない刑事」の略称は「あぶデカ」ではなく『あぶ刑事』が本来なんだからね!!! ネット界隈で適当な事を書いてる奴が多いが、元々は『あぶ刑事』なんです!
次は8年後というわけにはいかないよなぁ
またまた日曜日にイオンシネマで
終了後の公園ビールと自作弁当が恒例になりつつある
いやぁ面白かったなぁ
先週はミッシングで今週があぶ刑事って
この雑多煮が映画の素晴らしさなのだ
乱暴な展開大いに結構
あぶ刑事映画化第一作はオラが大学生の頃で
試写会に当たって行ったんだった
舘ひろし₌ポカリスエット 柴田恭兵₌ポッカ缶コーヒーを覚えている
あと赤井英和が用心棒役で
柴田恭兵にアドリブをかまされていた記憶が
前回も映画館で観たのだが
今回の方が振り切れていたような楽しさがあった
オラの気分の問題かもしれないが
観客は50~60代の渋めのエイジ多し
映画を観てポップコーンとか飲み物を飲んで
お金をたくさん遣って景気をよくしましょ
吉瀬美智子はいい役過ぎる 浅野温子が気の毒だ
ま 本人が好んでいそうな気もするが
次は8年後というわけにはいかないよなぁ
またヒトミちゃんにお茶を淹れてほしい
全56件中、21~40件目を表示