帰ってきた あぶない刑事のレビュー・感想・評価
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十分に、お腹いっぱい。
大上段に振りかぶったテーマやメッセージなどは、このての映画には不要。いかにタカとユージのカッコいい絵をぶちこめるか、それが重要。設定もストーリーラインもドラマツルギーもそれのためにあり、単純でも薄っぺらでもワンパターンでも文句ナシ、である。
その意味で、ホントこれでもかとカッコよく撮られている。セリフもBGMも、ドンピシャリとハマっていてニクい。TV放映を観ていた人には是非、劇場に足を運んでいただきたい。その目でタカとユージのカッコ良さにシビれてほしい。両者の親バカぶりも、トオルと薫のコメディリリーフも笑える。カイドウのチョッとサイコなキレっぷりの怪演もイイ。
歳食ってアクションがキツい、というネタはリーサルウェポンのメル・ギブソンとダニー・グローバーのコンビのパクリ?オマージュ?かな。
終盤で横浜市内で大規模爆破テロを画策するくだりは、え?と思ったが、これはラストで敵ボス・カイドウが海中で爆死するための伏線だと分かった。タカに射殺させる訳にはいかず、さりとて普通に逮捕というのも消化不良だから、海上に派手に水柱あげる絵をもって一件落着としたかったと推察する。
あぶない刑事は町田透?
とにかくかっこよすぎ
タカ&ユージ…&アヤカ 探偵物語
「タカとユージが戻ってきた…」というキャッチフレーズで、公開されたシリーズ7作目。80年代のドラマ化から30年近い時の中で、同じメンバーで新たな物語を描くというのは、確かに凄いことだ。当時、自分はそれほど観ていたわけではないが、意外と高いレビューと知り遅ればせながら鑑賞。ある意味、当時を知る人たちの郷愁を誘い、思い出を振り返る様な作品なのかもしれない。
当時20代だった自分も60代半ば。当然、タカ役の舘ひろしもユージ役の柴田恭兵も歳をとり、70代と言うのだから、月日の流れを感じる。しかしその中で、髪の毛こそロマンス・グレーに染められた2人だが、その体型や仕草、ウィットに富んだ会話は昔のままで、走り、動き回る姿には頭が下がる。顔や首に刻まれた深い皺の数は、2人の俳優経験の豊かさの象徴なのかもしれない。
とは言え、番宣でアクション映画を謳っている割には、カー・アクションでつぶした車は2.3台。ガン・アクションもハリウットから比べたらお子様映画。昔の栄光を引きずった主役頼みのこうした作品では、これだけ派手なVFXが駆使される映画界では、観る者に強い印象は残せない。近々公開される『バッド・ボーイズ』も、2人の凸凹デカによるコメディー・タッチなアクションと言う点では、本作と同じ構図であるが、番宣によるとそのスケールは、到底、刀打ちできない半端なさだった。
物語は、警察を退職後にニュージーランドに渡って、探偵稼業をしていた2人が、懐かしき横浜に戻ってきたところから始まる。そこに、2人の子供と思われる彩夏が、突然現れて、自分の母親を探して欲しいと依頼される。そして、母親の居所を訪ねて、港町横浜を裏で支配するフェイロンの元へと乗り込んでいく。そこで、彩夏の母親らしき人物と遭遇するのだが、華やかな表の街の裏で蠢く、横浜カジノ構想に絡んだ、危険な影にフォーカスされたテロ行為に、3人は巻き込まれていく。
主役の舘ひろしと柴田恭兵については、今でもテレビや映画にも登場して活躍しており、その素敵な歳の取り方に合った役柄で、私達を魅了してくれている。中村トオルも、最近はめっきりベテラン俳優としての大御所的役柄も多い中、この2人前に立つと、ペーペーの若造にタイムスリップしてしまうようだ。また、浅野温子も友情出演していたが、こればかりは、その風貌と役柄があまりにイタくて、笑いを超えて哀れさを感じたのが残念。
女性として浅野温子の使い道に不満あり!
タカとユージの70超えでのあのアクションには、見応えよりも同世代に勇気を与えるという意味で、この映画を作った意義はあったと思う。が、一つ…浅野温子の使い道が酷すぎる!大画面であの醜い画像はキツい!いくら彼女のシリーズ立ち位置がコミカル担当だったとしても、キワモノ扱いだったとしても、もっと他の方法があったはず!昭和の男性が映画作ったらこうなるのか、と思いました。あの2人と浅野温子の扱いの違いでプラマイ0です。
舘ファンですが…あまりの女性蔑視に怒りです
小2で西部警察見た時からずっと舘さん推しです。もちろんバイクまたがってショットガン打つ絵だけで満足できるんです。しかも早乙女太一君も出ていて眼福です。
が、イケオジをカッコ良さげに撮るのはいいが、浅野温子さんの、否、女性が年齢を重ねることへの嘲笑が過ぎる!浅野さんが役に徹してオーバーに表現しているとしても、設定、脚本に昭和のオッサン世代(私と同世代のオジサン達)の考え方があらわれすぎです。誰かを笑う事で誰かがヒーローになる、そんな古い設定にガッカリです。ちなみにドラマもリアルタイムでガッツリ見ていたので役どころ把握した上での意見です。
若い子に絶対見せたくない映画です。残念。
ほんとに帰ってきたのね~
仲村トオルさん目当てで鑑賞してきました。
あぶ刑事の中にいると町田透になるのが大好き。単独だと渋い役も悪役もこなせるようになってるのに…
舞台挨拶で浅野温子さんもこのメンツの中に入ればこのキャラになる(いつもこんなんじゃないですよ)って言ってた(笑)
ゲストの役者さんたちは新鮮味がなくて正直あまり期待してなかったけど土屋太鳳ちゃんは意外と良かった。
子供産んでから?だよね(産む前もギリギリまで仕事してたもんね)
岸谷五朗がやってた役の子供ってことでいいのかしら?
タカ&ユージの娘でないってことは匂わせてたシーンあったもんね
吉瀬美智子と土屋太鳳の絡みがもう少し欲しかったような気もする
あとドラマの時から大好きなタカがバイクに乗りながらライフル撃つシーンはキュンキュンしました
ナカさんもひとみちゃんも健在で嬉しい限り。
楽しい時間をありがとうって言いたい!
お待たせベイべー、イッツ・ショータイム
ストーリーに関しては単純明快で序盤の方で大体予想することができました。
しかしながら所々に散りばめられた過去作への愛がオマージュという形で表現されていて観ている側を楽しませてくれましたね!
お馴染みのテーマで幕があけますし
例えば登場人物の名前においても
ヒロイン:永峰彩夏
→またまたあぶない刑事の悪役である長峰由紀夫
悪役:海堂巧
→もっともあぶない刑事の悪役である前尾源次郎の息子かつまだまだあぶない刑事に登場した海藤から
と言うふうな感じで過去作を思い出させてくれる演出笑
またフォーエバーに登場したマイク真木さんが経営していたカフェも再登場してたりして細かいところでファンのココロを掴む演出が憎いです笑
最後はレパードまで引っ張り出してこりゃもうたまらんですわ!
新世代のクリエイターが生み出したあぶ刑事第2章
2人の薔薇色の老後をダンディかつセクシーに描いてくれることを期待したいですね。
役者さん “老体に鞭打って?” 頑張ってましたが…残念…༼;´༎ຶ ༎ຶ༽
鑑賞後、帰宅までの道のり〜気分的に疲労感満載↓↓
観るんじゃなかった…
作り手さんたち…あのキャストでもっとどうにかならなかったのかな?
どう考えても「 帰ってきた〇〇」などのリターン系の作品はことごとく、輝いていた時代をコテンパンに砕く物になってしまってますね、
現実を思い知らせてどうするんだ…と思います。
今、輝いている作品を観て口直していった方が良いね。
娯楽作品はある意味、現実逃避が面白いのであって、皺だらけのオジオバさん達がカッコいい事をやれる訳は無いのかも…と、悲しいけど思ってしまいます。
そういえば…最近、見直した『ザ·ロック』の中の晩年のショーン·コネリーは晩年になっても格好良かったなぁ…
比較しても仕方ないですが…
昭和は輝いていた⭐️
シリーズファン以外にはお勧めできないかも
前作「さらば~」から初めてこのシリーズをみて面白かったので、視聴。
前回がシリーズ未経験の人でもそれなりに楽しめる内容だったのにたいし
今回は過去シリーズ?からの色々ひろってる内容みたいでわからない自分にはあまりおもしろくなかったかなぁ・・
過去シリーズからひろってなかったとしても正直脚本はつまらなかったと思う
「さらば」がよかったから期待してみにいったんだけど。
70代ではかなりがんばってるとはおもうけどやっぱり70代はキツイわ。
さらばの60代前半くらいがかっこよさの限界だと感じた。
まぁそれをぬいても話のショボさや悪役の微妙さかげん、
探偵になってしまっていることで銃のシーンも少なく全体的に退屈でした。
これはシリーズファンじゃないと楽しめないんじゃないかなぁ・・。
これを高評価してる人はみんなこぞってシリーズファンだが
そうじゃない自分がフラットにみて2・5点くらいの映画だとおもった。
「さらば」を見直そう・・。
めっちゃ昭和!めっちゃ東映!
もうオープニングからエンディングまで
めっちゃ昭和!めっちゃ東映!
だけどそこに古臭さは(ほぼ)無い。
「昔は強かったのぅ」みたいな老いで売る事もしない。
昨年のインディ・ジョーンズがダメだった理由の1つが老いを売りにしていただけにこっちはやってくれたぜ!
って感じでした!
だってこの2人74歳と72歳でしょ?
いやめっちゃカッコいいんですけど!
新橋で呑んでる疲れたおっちゃんと同い年でしょ?
途中いくつかはいるオヤジギャグすら
「タカとユージでしょ、うんうん」なんですもん!
そしてドラマっぽい“良きチープ感”もあって
何度も笑った!!感動すらした!
昔からのファンも
昔を知らない人も楽しめる娯楽作品!
素直に満足な時間でした!
それぞれのキャラクターの持つ「正義感」に注目しました。
8年ぶりに帰ってきた「あぶ刑事」は、そのまま「あぶ刑事」でした。
犯人は政界や警察、財界にコネを作っているが故、本来裁くべきだったり鋭く指摘すべきである組織や人間が逆に巻かれて悪事を黙殺しています。同様に犯人は、人の命を軽視し、自ら危機を自作自演することで自社の金儲けをたくらむ一面も持っています。
その中で、タカとユージは勿論、太鳳さん演じる彩夏、トオルちゃんやその部下、そればかりか、どちらかといえば犯人側にいるように見えるフェイロン、ステラ・リー、宝石商の人も、その人なりの正義感を垣間見せます。
正義感を見せないのは、当然ながら犯人(見せる必要が無い)と、自分の立場さえ安泰なら仕事の本文を忘れても構わないという自分勝手な保身に走っている警察の上層部だけ。
個人的には、今の日本を皮肉った所もあるのかなと感じて見ていました。
各々の出演者の心の動きにも注目して、見て欲しいです。
特に、珍しくトオルちゃんがカッコいいです!(大物俳優にすみません)
映画全体としては、あぶでか世代にはクスッと笑えることがいっぱいです。
タカ & ユウジは生きた伝説です!
あぶない刑事とはお祭り
前作の「さらばあぶない刑事」から8年。
いや、さすがに定年だし、さらばあぶない刑事で最後だろう…誰もがそう思ってたはず。
正確には「あぶない刑事フォーエバー」のボート爆破でサングラスが沈むエンディングも本当にラスト感があった。
でも帰ってきちゃう、それがあぶない刑事。
終わる終わる詐欺かよ(笑)
でも日本にはこういう常識を覆した昭和・平成・令和を駆け抜ける幅広い世代を盛り上げるお祭りのような作品が必要。
笑いあり、アクションあり、人情味あり。
それにしてもこの二人のすごいところ、
歳を増すごとにダンディさを増す鷹山とセクシーさを増す大下。
演じる舘ひろしにしても柴田恭兵にしても70歳超えてるのにこの魅力。
この歳でこのかっこよさは憧れる。
そして、アクション。
ちょっと無茶させてない?って感じるけど、身のこなしが軽い。
ストーリー自体はわかりやすい。
観てて驚きのシーンもあるし、それはCGかな?
そして、一部過去の映像も流れるけど「あれ?さらばあぶない刑事でも使ってなかった?」ってのはあるけど、些細なこと。
前作のさらばあぶない刑事では鷹山のプライベートが少し垣間見えたものの、やはり私生活はほとんど明かされることはなかったのだけれど、今作の帰ってきたあぶない刑事では探偵という職業のせいか、警察署の環境ってのはほとんど登場しなかった。
探偵事務所兼自宅になるのかな?
洗濯をしたり、食事をしたり、娘?の存在があったり、今までは感じさせられなかったことがあって新鮮さはあった。
音楽は定番のRUNNING SHOTも劇場版バージョン、エンディングの翼を拡げても劇場版バージョン、劇中では懐かしいBGMも用意されててJAZZバージョンかな?往年のファンには堪らないと思う。
本編とは関係ないけど、
なんでこんなにかっこいいんだろ。
かっこいいから、長年愛されるのもあると思うけど、銃を構えるポーズとか子供の頃エアガンで真似してたりしたな。
小学5年くらいだったかな、兄の影響であぶない刑事と出会い、眠い目を擦りながら一生懸命起きてテレビを観てた。
その後、映画であぶない刑事、またまた、もっとも、リターンズ、フォーエバー(TVスペシャルからの劇場版)、まだまだ、さらば、帰ってきたと長年観ることができた。
そういうのも含めて懐かしさを感じたり、あぶない刑事と同じように歳を重ねてきたからの感情があるよね。
そうして、帰ってきたあぶない刑事を観終わって思うのは…
これ、また次作ありそうだな(笑)って思った。
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