「「ミツバチのささやき」への遺言。」瞳をとじて　マサシさんの映画レビュー（感想・評価）

アイデンティティの回復。

ある男を探し、それが主人公自身探す旅になるが、丁度、1時間20分に「ライフルと愛馬」が突然現る。演出家の映像の魔術にはまったのか？僕自身の記憶を再発見する事になった。

見ごとな演出だとおもう。

語り過ぎすると無粋になる。
職人の様な演出家の魂が輝く。

僕の再発見は小津安二郎監督との出合い。
鳥肌が立つ。傑作だ。

ネタバレです。以下、映画を見てから。

「素顔に戻りしチャオシューがアナの如く涙を流す。見つめるはフランケンシュタインか？」
映像の魔術師だね。