「1本観ることで2本観た感じにさせられた」瞳をとじて カツラギさんの映画レビュー(感想・評価)
1本観ることで2本観た感じにさせられた
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映画内映画(未完?)をめぐりミゲル元映画監督と元人気俳優フリオの特集TVが組まれ放送された事で、撮影当時に途中失踪したフリオの情報提供があり、探しに行く。
この前半のくだりはだるい、眠くなる。しかし、少女の写った写真が意味あり。少女は映画内映画の主演子役女優で、記憶喪失のフリオが記憶を失くす前の手がかりとしてずっと持っていたことが後に活きてくるのは中だるみしなく引き寄せられた。
最後に未完のフリオと少女の映画を関係者(捜索のくだりの関係者)で観ることで終わるけどね、私的にはその後の顛末はないんかい?だった。
観た後、①フリオは映画が引き金となり記憶を取り戻し、親友の監督ミゲルや娘と本当の再会を果たす。
②フリオは記憶は戻ることなく、娘とも一緒に暮らさないで今まで通りに生活する。
③フリオは記憶喪失したまま娘の元で一緒に生活して、ミゲルとも新しく親交を深めて新しく映画を撮る。
これ以外にも映画観た後どうしたというモノを作らないで終わるけど顛末欲しかったわ。
映画の尺が長すぎるから起承転結の結果なしで自分なりに考えてね?みたいな映画はなんだか私はしっくりこない方の人間です。
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