慌てず騒がず

『女の身体って無駄なものばかり。胸がでっぱって大きくなって、下から血が、その内、なめ回すようにジロジロ見られる。視線で服が破れて天国が味わえるみたいに』

『男性を見なさいよ。鼻毛や耳毛をさらして汚いったらない。
鼻毛でコーヒーでも入れたら。毛っていらない所に生えるわよね。たまにヒゲも生える。』

『私達は生かされている。時間はもどらない。』

『私も体で金稼いでいる。貴方も店くらい持って仕事したら。見下すのはそれからよ。ポン引きめ！』

インディアンの浪花節は嘘をつかない。
それに、75歳になっても再生した人生が歩める。ムンバイはティコティコが走ってない。空気もきれい。女性も世界一きれい(あくまでも僕の差別的主観−−ゆるして♥)

原題 Mast Mein Rehne Ka
製作年 2023年
製作国 インド
配信開始日 2023年12月7日
上映時間 127分

ストーリーとは関係ないところでしか踊りが出てこないタイプのインド映画です。

全体的に絵が綺麗です。
そして、食べ物が美味しそうに撮られてる。

ストーリーはあるようでないような感じだけど、魅力的な登場人物が何人か出てきて飽きずに最後まで見られました。

インド好きとしてかなり贔屓目に見てるかもしれませんが、この映画からインドの文化的な豊かさを感じました。

インドのムンバイでのお話、田舎から出てきた青年は騙されてお金がなくなり、妻を亡くし失意から立ち直れない高齢者の家に空き巣に入る。
見つかるがなんとか逃げ出すが、貧乏は続く。
たまたま物乞いの女と知り合い・・・。
一方、強盗に入られた老人は、カナダから戻ってきた老婦人と知り合う。
なんとかなるさ、かな。