陰陽師0のレビュー・感想・評価
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山崎賢人版の陰陽師としては正解だが
楽しみにしていた陰陽師だが。
冒頭、夢判断の解説?から始まり不穏な気配が😓
観客に分かりやすいように、平安時代や陰陽師を現代化して演出。
世の陰陽師代表である晴明自身が、呪(シュ)は暗示だと言い切り、捜査官よろしく殺人の捜査を行う。
足跡や毒のにおいから解析、深層心理とか言っちゃうので、
(これは晴明ジャナイ‼️)感すごい😂
呪は暗示だ!催眠だと!
言い張るのは、後半への布石であり、効果的に使われてはいるが、
この原作改変や世界観自体が私には受け入れ難い。
むしろ陰陽師や歴史の知識がないほうが、すんなり入れるのかもしれない。
蜷川実花を彷彿させる華やかな衣装や背景、呪いの舞台演出などはとても良かった。
あまり好きではない
素人なので好きなこと書かせていただきます
狐の子のゆえんが全くみえず、ただの無礼な幼稚な若者
個人と組織の関係性が全くみえず、過去からのつながりも、言葉で解説してくれているけれど、人物像とは乖離してるように思えて、
主人公の存在感はなく、周囲との関係性も、違和感ばかり
役者さんの心理的描写が好きな自分としては、あまり好きではない映画でした
たまにあります、こういう日本の映画とかドラマ、、、
頭の中のフィルターが働いてしまったために
まったく印象に残らない映画になってしまったのが残念です
ただ、女優さんもきれいだったし、話し方もよかった
表情も、アクションもよかった
ただ、話のつながりがな、、、
すごくいい役者、すごくいい映像だったのに、本当に詰まらなかった
深層心理とかかいって、人探しのさなかに
笛さえ吹いていればどうでもよくなるんだ、、へ~あっそう
って感じだった
一緒に行った友達は途中で寝ていました
これは…。
美しい映像でした
自分の求める陰陽師とは違った
がんばって作っています
何もかもが中途半端だった感じの作品。 本年度ベスト級。
本作のタイトルに「0」が付いているから次作がメインなの?
何だか登場人物達のキャラがどんなのかを説明しているシーンが多め。
次作のイントロって感じの印象。
陰陽師になる為の学校で学ぶ山﨑賢人さん演じる安倍晴明。
晴明の能力が学生ながら凄い!
呪術では無くマジシャンの様相(笑)
終わってみればラストで晴明が陰陽師となり、やっぱり本作は次作があるイントロと確信(笑)
予告編でアクション映画と期待するもののそれ程でも無く。
美しい星空や花びらの映像が印象に残るけど多用し過ぎた感が残念(笑)
晴明のストーリーと平行して源博雅(染谷将太さん)&徽子女王(奈緒さん)のラブストーリーが良かった。
満足度はそれ程でも無かったけど次作がある事に期待します( ´∀`)
陰陽師0̸
前シリーズとは別物です
続編ありそう…⭐︎
夢枕獏の原作は未読だけど岡野玲子の漫画版は読んでの鑑賞。
予告編を見た時はたいして期待もせずに…。
でも、大河のユースケ・サンタマリアの晴明は違う!と思っていたら、ここに来て
意外にも山崎賢人は良かった。
CGもとても美しくて、エンドロールで「白組」の名前があり納得。
物語は原作と異なり、陰陽師のカースト制度ような階級の中の陰謀と晴明の両親が
殺されたことの真相が軸になって展開していく。
なんと言っても、呪術とか占いの世界なので何でもありなのだが、深層心理の世界での
設定なので何となく、そうかもと思えてくる。
でも、個人的には染谷将太の源博雅が岡野玲子の漫画のキャラにピッタリ。
普段の染谷将太とは違う雰囲気だけどすごく合っている感じで、晴明とのバディも
良く、続編があるならまたこの二人で演じて欲しい。
ただ、平安時代ってもっと「闇」が濃くって暗いイメージ(だからこそ、鬼とか霊が
出現する訳で)、それをもう少し出して欲しかった。
いつもレビューするけど、エンディングの歌はいらないなぁ…、バンプ・オブ・チキンは
嫌いじゃないけれど せっかく佐藤直紀が音楽を担当しているなら、最後も彼の
インストで締めて欲しかった。
嗣麻子を崇めよ!
…あ、いや嶋田久作氏が出ていたのでつい。
このところ映画を観てはいたんだが微妙な作品が続いててどうもレビューを書く気になれなかった。
この作品も夢枕獏のファンなんでとりあえず観ておくか。くらいの気持ちで鑑賞に行った。
で、直前に佐藤嗣麻子監督作品で在る事を知って、ならば当然脚本も担当してるので鑑賞前に確信した。
これは、"当たり" だ。
自分はテレビドラマ「YASHA-夜叉-」の時からの佐藤嗣麻子監督のファンだ。
当時なんて格好いい演出だろうと感心したし監督が女性で在る事に驚いた。
ので長年のファンで有る事を盾に親愛を込めてここでは勝手に嗣麻子さんと呼ばせていただきます。
嗣麻子さんに付いて行こうと確信を持ったのは映画「エコエコアザラク」です。
間違い無く学園ホラーの最高傑作でこのジャンルが好きな映画馬鹿への満漢全席でした。DVDに阿呆みたいな値段が付いてます。なんとかしてください。
が、その後明らかに予算が削られた「エコエコアザラクⅡ」以降、ドラマの脚本やゲームのムービーシーンの演出ばかりで監督作品は「K-20怪人二十面相」まで十年以上も間が開く事になる。間違い無く、ハブられた。
日本映画界はほぼ完全に男社会だ。
そもそも撮影現場はブラック企業がホワイトに見える位の過酷さで先ず女性はついて行けない。メイクや衣裳を別にすれば女性スタッフなんて1割以下だろう。
そんな中で海外で経験を積んだ才能有る女性監督がどうなるか、後はお察しだ。
嗣麻子さんの名を聞いて、「えっ?キムタクのYAMATOの脚本書いた人でしょw」
なんて事を言う人が居るかもしれないが、テレビなら全77話。劇場版でも全4作の作品を1本の脚本にするという無理難題。
誰が書こうが失敗が目に見えいて、明らかに火中の栗を拾わされたのだ。
非常に下品で下世話な邪推だが、山崎貴監督は責任を取ったんじゃないかな。
本作の脚本兼監督に嗣麻子さんが抜擢された経緯は知らないが、そんな山崎貴監督の推挙が有ったんじゃないかと思う。CGは同じ白組だし。
そしてようやく本作についてだが、夢枕獏原作の映像化作品は微妙な出来の物が多い。中には「大帝の剣」なんて噴飯物の作品も有る。
そもそも夢枕獏の小説の面白さは作者特有の文体にも有る。そんな物映像で伝える事など出来る訳が無いので、結果原作小説は面白いのに映像化すると微妙な作品ばかりになる。
だが本作は原作から安倍晴明と源博雅というキャラクターだけを借りてきて、あとは嗣麻子さんの持ち味全開のオリジナル脚本なので、面白く無い筈がない。
ちなみに「エコエコアザラク」とは呪術という共通点が有る。
陰陽寮で起きた事件のミステリーから始まり美しい美術とロケーションの下で展開する主人公二人の出会いと友情、スペクタクルなCGと無くてもお話的には困らないだろうに挿し込まれる格好いいアクション。
思わず貰い泣きしそうになった博雅と姫様の悲恋にミステリーと共に明かされる晴明の誕生秘話。
イロイロ盛り込んで結果、話が偏ったりとっ散らかったりする作品も多いが、嗣麻子さんはこんな感じの闇鍋料理を仕上げる手腕が抜群に高い。そこいらの監督とはハッキリ言ってレベチだ。滝田洋二郎監督の2作品など、比較するのも失礼だ。
嗣麻子さんはアクション演出も得意な筈だが、ちゃんとアクション監督のポジションを用意して「ベビわる」の園村健介監督に任せているのもアクション好きの好感度が上がるところだ。
嗣麻子さんのファンとしては云いたい事がイロイロ有って、ちょっと長くなった。
夢枕獏の原作のファンとしては原作の雰囲気がもう少し欲しかったところだが、間違い無く今一番のオススメだ。
佐藤嗣麻子監督のファンでも夢枕獏の原作のファンでも、山崎賢人のファンでも染谷将太のファンでもいいから、とにかく観に来てくれ。
嗣麻子さんの認知度を上げるにはヒットや大ヒットじゃ足りない。いっそ旦那さんの作品超え位のヒットをしてほしいと本当に思う。
山崎監督ごめんね。
期待以上とは言わないが、おもしろかったのでシリーズ化を!
原作未読ですが、予告を目にした時からずっと期待していた本作。公開2日目の舞台挨拶中継付き上映で鑑賞してきました。劇場はほぼ満席で、観客の期待の高さがうかがえました。
ストーリーは、陰陽師が政治に大きな影響力をもっていた平安時代、呪術師としての才を認められながらも変わり者として扱われていた青年・安倍晴明が、徽子女王を襲う怪奇現象の解明を持ちかけてきた源博雅ともに、朝廷内の行政機関である陰陽寮をも揺るがす大きな陰謀に巻き込まれていくというもの。
冒頭で陰陽師について簡潔にして必要十分な説明があり、呪いや祟りやもののけの存在が信じられていた平安時代の世界に優しく誘う鮮やかな立ち上がりにワクワクします。そこに、晴明が毎夜見る悪夢、呪や呪術に対する晴明の見解を加え、これが終盤への伏線となる、なかなかうまい構成です。
そこから、博雅との友情、博雅と徽子女王のロマンス、陰陽寮内の陰謀を絡める展開で、最後まで楽しく鑑賞できます。特に終盤で魅せるVFX全開のダイナミックなアクションに目を奪われます。また、冒頭で語られる悪夢や蠱毒などの伏線を鮮やかに回収しながら明かされる真相に、一気にテンションが上がります。
逆に言うと、中盤は陰陽師らしい活躍よりも博雅の恋に尺が取られ、ややテンポが落ちてちょっと退屈していたので、最後に一気に巻き返した印象です。できれば、サブキャラのロマンスよりも、陰陽道の講義や科学的見解、陰陽師の修行や活躍をもっと描いてほしかったです。また、ダイナミックなアクションも悪くはないですが、序盤で観せたヒキガエルやネズミのように、当時の人々が抱くイメージの呪術や式神の使役などを、わかりやすく映像化したものをもっと見たかったです。とはいえ、全体的に見応えはあり、なかなかおもしろかったです。
主演は山崎賢人くんで、この手の役は彼に任せておけば間違いないです。脇を固めるのは、染谷将太さん、奈緒さん、安藤政信さん、村上虹郎さん、板垣李光人くん、國村隼さん、北村一輝さん、小林薫さんら、安定の布陣です。
今回は舞台挨拶中継があり、主要キャストや佐藤嗣麻子監督のお話が聞けました。どの方のお話からもやっと公開を迎えられた喜びが伝わってきました。撮影は2年前のコロナ禍の中で行われたらしく、本作がそんな災厄も祓ってくれたような気がします。ぜひシリーズ化して、引き続き安倍晴明の活躍を観せてほしいです。
現実と真実
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