陰陽師0のレビュー・感想・評価
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どうしても吐き出したい。
かなり昔に野村萬斎演じる「陰陽師」を見て面白かったため、今回は陰陽師になる前の学生時代と知り期待しながら視聴。
感想は、少し残念でした。
貴族の頭に花が付いていたり、床に花びらが散っていたりと、現実味が薄い演出が多くファンタジーよりなのかなぁ、それはそれで面白そう。と多少の違和感はスルーすることに。
予告編を見た時もがっつりアクションやCGが使われているシーンだったため、式神とか化け物とか、そういうのが出でくるのかなぁ。とワクワクしながら見ていました。
しかし実際は暗示や催眠をかけることで本人にそう思わせているだけ…
あれ?映像でそれっぽく見せてるけど、言ってること普通では。よくわからない演出で世界観作っている割には、本人達はそうでもないというギャップ。
呪いの木札?みたいなのが登場し、うわぁそれっぽい!と思ったら、実際は呪いに見せかせた毒盛りからの、突き落とし。
安倍晴明普通に探偵やってるし、筆跡真似て罪をなすりつけるもぶ…えぇ妙にリアル。それに安倍晴明冷め切っててちょっと違和感。
占いとかで犯人を探そうを必死になっている他の学生の方がよっぽど世界観にあっていた気がします。
物語が終盤になるにつれ、意識下の世界で話が進んでいきますが、意識下だからなんでもあり感がすごい。あとVFX多用しすぎなのでは。ここぞとばかりに花と水のシーン、あそこそんなに大事だったのでしょうか…。
あとラスボスの印象が弱かったです。嫉妬で両親殺して、安倍晴明も邪魔だからみたいな。
あんなに顔見えない演出するので、もっと安倍晴明と繋がりが強い人だと思っていたのですが、ただのお偉いさん。
最後、催眠をかけて色々やっていた中ボスに、安倍晴明が意識下から現実世界に直接攻撃してひと段落。
意識下から水龍がやってきて現実世界に作用し、今までの催眠とか、思い込みとは違う、ついに安倍晴明が他とは一線をかく存在に。
あぁそうか、今まで冷め切っていた晴明が遂に力に目覚めて、神とか仏とか、怨念が存在する世界??に気づくのかな
と思ったら、菅原道真を使った落雷のシーンでは、落雷の跡は一つもなく、お偉いさんが倒れているだけ…
落雷の跡は??梅の木は??現実世界に直接作用できるんじゃなかったの???
あれ?攻撃だけ??それともまだ催眠の範囲内?
とどっちつかずな結果に。
そのままメイン2人が、酒を交わしながら物語の演出足らずな部分を説明で回収。一応は納得したのですが、そういうことだったのか!!て感じではなく、よくわからないところを補足説明って感覚ですっきりしませんでした。
そのまま龍ごとに説明が始まり、
炎の龍が嫉妬の念で、水の龍がなんとかで…
金の龍がよしこ女王のお前を思う気持ちだよみたいな…
それに納得して、「そうだったのか…フフ」
そうだったのかじゃないでしょ。
え、恋心で金の龍ができちゃうの?
神に使えてたから神力がみたいな?だから、笛から出てくる仏様見えてたのか、いやそもそも唯一そういうのを信じてたのよしこ女王だけでは?
みんな呪いなんてないよ、思い込みだよ催眠、催眠
みたいな雰囲気だったし、
感想としては、ファンタジーに寄せるならもっとガッツリしてほしかったです。物語も演出もどっちつかずな要素が多く、ところどころ引き戻される感覚があり、すんなり世界観に入ることができませんでした。
あと中国映画を彷彿とさせる感じ…昔の陰陽師と比べるのも違うのですが、あのザ昔の日本、和、闇、明らかに人間離れしているオーラを放つ安倍晴明が好きだったので、今回は全体的に明るく、現代に寄せすぎたのではという印象でした。
あとVFXも、演出自体が良いものであればもっとレベルが高かったはずなのに…という感じでした。
俳優が豪華なだけに勿体無い。
帝の女慣れしてる青年の色気は百点満点。
「陰陽師」に惹かれてしまう
「陰陽師」といえば、野村萬斎を知るキッカケになった映画。
「陰陽師II」が笑えるレベルでもう続編は作られず残念に思ってましたが、ここにきてエピソード0ができるとは。
昔の「陰陽師」とは比べられないくらい視覚効果がすごくて、魅入ってしまう。
奈緒の演技も不思議な感じで良かった。
山崎賢人氏、またこの人やるんだという映画が多くてちょっと避けてたけど、それでも観てしまったのは「陰陽師」という存在に何故か惹かれてしまうから。
朝ドラぶりに久しぶりにちゃんとみたけど、定評あるだけあって良かった。でもちょっと激しく戦うとキングダムを思い出してしまう…のは彼の問題ではないね。
それでも、ごめんなさいやっぱり私は妖艶な萬斎晴明が忘れられない。
原作者の夢枕獏氏に直々オファーされて監督さんなだけあって、細部までこだわってるし、これはもう映画館で観るべき映画。
呪の話になると何だかわからなくなってしまうよ
原作はかなりの数あるので、どのエピソードが映像化するのかと思っていたら、前日譚なんだね。
だから陰陽師0なのか。
面白いような、期待外れのような。
井戸の周りに足跡があるから殺人だ!とか
蛙を潰したように見せ掛けていけすかない貴族に水掛けてやったぞ。蛙の血だと思っただろう。
みたいな事を言い出して陰陽師ってそういう話だっけ?となった。
さらに途中からこれは現実ではない的な展開で、もう何が何だか…
「呪の話になると、俺はどうにもわからなくなってしまうよ」という原作の博雅の心持ち。
個人的には、人間が犯人って話よりも怪異を相手にする話の方が好きだな。
シリーズ化するなら、今後に期待。
シャーロック!
最初から失礼で変人の安倍晴明がまるで「シャーロック」
基本謎解きミステリー(とファンタジー)で、怪現象を科学的に説明するところも、シャーロックっぽい
博雅の愛すべきワトソンぶりもとても良いです。
山崎賢人と染谷将太のキャスティングがハマっていました。ふたりとも美しく可愛らしく、ずっと見ていたい感じで、野村萬斎x伊藤英明版よりも、断然こちらのほうが好き。
顔が小さくて細マッチョの山崎賢人は立っているだけでも姿が良いし、身体能力高そう、動作に躍動感があっていちいち絵になるんですよね、染谷将太は大きなおめめで全身から人の良い可愛らしさがにじみ出てます。ふくれっ面が特に可愛いの。
話も呪術合戦でファンタジーに比重が大きい野村版より、科学的検証重視でシャーロック風のこちらのほうが好きです。
アクションがキレがあり、撮影、美術が素晴らしい。しんしんと降り続ける雪が舞い散る花になるなど平安京の雅さが際立つ幻想的で美しい演出は、特に色彩が鮮やかで、シーンのひとつひとつが凝った絵画のようでした。火や水、うねうねと進む龍、湧き上がる雲や、襲いかかる怪異の様は壮大で迫力があり、VFXに見惚れる。
十二単を独自にアレンジしたデザインの女性の衣装は、きれいだけどちょっと雰囲気がないかな。
当然続編ありと思います。
山崎賢人はキングダムとこれで当分続けていけそう、あ、ゴールデン・カムイもあり?
山崎貴の奥様佐藤嗣麻子さんは力がある監督と思う。
脚本も謎解きミステリーがよくできておりテンポよく面白かった。
國村隼、小林薫、の重鎮に、北村一輝、安藤政信の中堅どころ、村上虹郎、板垣李光人の若手個性派に、華があり品がある奈緒と、俳優陣が豪華でどれも適役
続編あるなら見に行きます。
そして、呪術監修、っていうのがあるんですね。。
映像美と世界観の完成度が素晴らしい
予告とかを観て想像してたよりずっと良かった
平安貴族の世界観とか都の大路や清涼殿の再現具合が素晴らしい
ちょうど大河でも平安ですが、建物の規模感とか、殿上人と陰陽頭の位置関係や扱いなど時代考証よりリアルな感じがしてよかった
邸宅の釣り殿で楽を奏でる雅な感じとかよかった。ほとんどがCGなのかなと思いますが、篝火がゆらめく水面に映って綺麗だったり。金色に輝く龍の姿とか美しかったです
ストーリーも弛みなく陰陽寮の学生の殺人事件のミステリー解くところから呪に絡め取られた異世界のような世界に迷い込んでいく展開に引き込まれた
個人的に別の陰陽師ものの小説を読んでいた所だったので、晴明を見るのは面白かったし、呪の話とかすごい興味深かったです。
日本ならではという感じがすごくするので、海外にも伸びてって欲しいな
ハリウッドに負けない 雅×最新映画体験
CGがとってもすごい映像が綺麗
音響もすごい映画館でしか体験できない映画
設定が意外と魔法や呪術を否定するもので、安倍晴明は科学的根拠に基づいて陰陽"風"の知恵を使う
ちょっとガリレオちっくなイメージ
けど科学の根拠を羅列するのではなく、陰陽を信じる人にはネタバレしない達観して割り切った部分もある
ストーリーと展開はちょっとついていけない箇所もあり
残念。予備知識あればもっと楽しめたかな。
逃亡シーンのアクションはなくても良かったのかな、、
すいません。
BUMP OF CHICKENの主題歌は最高でした。
帰りの電車でダウンロードしました。
ヨシコ女王の気持ちなのかな〜、
続きを見てみたい!
陰陽師の独特の世界観が好きです。
消去法とか言ってごめん!
無性に映画が見たくなり、でもお目当てのホラーはGW映画に押されて予定が合わず、ということで、実は渋々選んだ作品
夢枕獏と野村萬斎の陰陽師で育った身としては、あまり原作無視してくれるなよーという感じでした。……いえ、ここで博雅との出会い編が出てくる時点で違うのですが
始まってみると、VFXの精密さにびっくりしました。
特にラストの梅の木は素晴らしかったですね、流石日本
原作に出てくるのと似たエピソードもいくつかあり、少し嬉しかったです
話題にはなっていましたが、呪術廻戦滅茶苦茶意識してますね
陰陽師なんだからそりゃあ多少被るだろうと思っていたら、まさかの道真と無量空処
あれは仏教がモデルなんだから陰陽道とは関係ないよ……
仕方なしと選んだ作品でしたが、物語もしっかりできており、とても楽しめました
大変失礼いたしました!
正直、山﨑賢人以外の晴明が観たかった。ライト層向け陰陽師
何で今、安倍晴明なのか?というと
タイトルにつく「0」といい
監督・脚本が佐藤嗣麻子といい、
呪術廻戦の人気、監督の旦那さんであるゴジラ -1.0の山崎貴、VFXが同じ白組という
人気と話題に乗っかってるにすぎないという…。
で、中身は?というと
一言でいえば「中途半端」
呪術や陰陽師の扱う「まやかし」みたいなもんだった。
まず演出だが、冒頭で平安時代における陰陽師の役割や呪(しゅ)・呪術といった説明が
ツダケンボイスで語られ、字幕表記がされる
で、「1000年前の言葉では…なので、ここからは現代語で…」と進むのだが
やはり要所要所では詠唱など昔言葉が入るわけで、予告CMでは『封』の詠唱や水面に陣を描く詠唱の際、文字表記されていたのに
本編では詠唱のみで聞き取りにくいし、「術」を使ってる感、迫力にかける
なぜ予告ティザーみたいに文字表記しなかったのか。
セリフは現代語で進むのは良いが、場面・場所なり人物などにもテロップつけるべきなのでは?
原作では博雅の龍笛の音には、もっとシャーマニズムというか本来の神楽・雅楽として優れた能力があることが伝わる描写があったと思うが、
博雅の龍笛に晴明が助けられたと礼をのべるシーンや幼き頃の微子女王が聞き惚れる描写ぐらいしかなく博雅の「私はいつも好きな時に好きな笛を吹く」というセリフのせいで
ただ笛好きの笛の上手い人…ぐらいになってるのが残念だ
ストーリーだが
コナンは「真実は一つ」だが晴明は「真実は人の数だけある」で
晴明の父親殺しの犯人、特業生の泰家(村上虹郎)殺しの犯人、都に渦巻く妖の正体を暴くミステリー的な要素と博雅(染谷将太)と微子女王(奈緒)の恋愛が絡み合う。
まぁ最初に陰陽頭や晴明が、呪とは「暗示、催眠術」だったり「人の心・感情が生み出すもの」という説明が入るが、呪術廻戦で負の感情からくる呪いやミステリーを良く読む方には
……である。笑
どの呪が誰の感情か?
そこさえ理解してれば何も難しくはない
博雅が乙骨くんで微子女王が里香ちゃんで…はい。
あと違和感、晴明が逃げる時のアクション
急に晴明は体術も凄いんだ?ってなるのは何?
派手なアクションで誤魔化されたにしか感じなかった。
数年前の野村萬斎版「陰陽師」のほうがCGは今よりもショボいが断然良かった
若かりし安倍晴明ということで、実写化俳優の山﨑賢人なのかもしれないが
キングダムやゴールデンカムイの記憶が新しいだけに
山﨑賢人には、ちょっと冷めた(というか達観した)感じの晴明が似合わないというかしっくりこない。
個人的には、まだキングダムでの嬴政の吉沢亮をそのまま持ってきた方が雰囲気があるんじゃないかと思った。
山﨑賢人だったり呪術廻戦の人気にあやかって若い世代、ライトなターゲットを「陰陽師」の世界に導こうという意図はわかるがうーん
がっつり好きな人などからしたら
やっぱ、ちょっと弱いというか密度が…
残念というかもったいない気がする
※あくまで個人の感想ですので
※最後に腐った感想が含まれますので耐性のない方はスルーして下さい☆
ポスターが格好良くてイケメンを観に行ったけど
やっぱ平安時代の衣装が似合う人って限られてるよな。イメージと違った。コスプレ時代劇感は否めない。
俳優のファンなら楽しめるんじゃないかな?
ポスターの髪下ろした状態の山崎賢人は格好良いで間違いない!
内容的にも冒頭から何か…説明を読み上げるタイプの導入と文字を画面に使う演出が絶妙にダサく感じて私には合わなかった。だから早々に諦めた笑
途中のアクションシーンは良かったけど呪術使うシーンがやっぱ何かダサく見えるんだよな…迫力がないというか。イメージと違う。いっそ肉弾戦全振りの清明でいけばワンチャン面白かったかも。
所々美しい画面も見れるけど何であんなB級感漂うんですかね?中国の歴史ファンタジードラマでよく見るCG丸出し映像みたいな仕上がり。
てか時代劇ファンタジーってジャンル的にそうならざるを得ないのかな?
それはそれで味があると思うべきなんだろうか?笑
素人が言うのもおこがましいとは思うけど俳優陣の演技も何か…何だろう。何か芝居がかってて下手くそに見えた。
特にヒロインの方は台詞回しは良かったけど気絶の仕方とか攫われ方とか…あの泳いでるような動き?がちょっとわざとらしくて苦手かな…。
演技なんて素人が口出すとこじゃないって分かってるし本来上手い方たちなんだろうなとは思ってるけど。
そもそも冒頭で”合わないな”って思っちゃった時点でダメだったのかも。
あでも帝役は良かった気がする!やんごとなきビジュアルが様になってた。声も喋り方も程よく馴染んでた。
あとは例の冒頭のナレーションで平安時代の言葉じゃ分かりにくいからここからは現代語で話す〜みたいな寒い説明入ったけどそれにしたって台詞があまりにも現代語すぎじゃない?
そこはもうちょっと時代劇みを残しても良かったんじゃ??知らんけど。。
とにかく合わない人には合わない。
前情報なし、原作知らずで陰陽師ってモチーフだけで想像膨らませて観に行くと何か違う…ってなる。
俳優が好きな人用の映画なんじゃないかなあ。
私には合わなかったしちょっと楽しみにしてた分は期待外れになっちゃったし、映画館で観なくても良かったかな…。むしろ家でご飯食べながら配信でテキトーに見た方が楽しめたかもしれない。
あと安倍晴明は何であんなひろまさと仲良いんです?仲を深めるシーンがあったのかな…?途中寝てたから分かんない笑
結局最後は安倍晴明✕ひろまさって解釈で合ってますかね??
そういうことならありがたく釣られましょうと思いまして星半分評価追加しました♡
唯一の陰陽師
おそらくならば日本における陰陽師第一人者の夢枕獏原作「陰陽師」に興味があって鑑賞。
なかなかに興味深かった。
陰陽師寮なる学校があるのだが、それに携わる者達は総じて詐欺師で…暗示と催眠術によって他者の不安を食い扶持にするイカサマ集団と位置付けられている。
そら安倍晴明が「興味がない」と断言するわけだ。
どういうプロセスなら「陰陽術」っていう特異な能力を継承できるのか興味もあったのだけど、知識と技術に付随するもならば育成も可能なわけだ。
そんな中で唯一本物の陰陽師である安倍晴明。
ちゃんと描き分けが出来ていて、彼だけが呪文を唱え印を結ぶ。
もはや彼を陰陽師と呼ぶならば他の者には別称を与えるべきだと思う程に差がある。
彼には人の情念を可視化する能力があって…姫の感情が見えるのならば、他の感情を感知する事もできるのであろうと思われる。
今回の話の核に、人の業というか欲望や野望に端を発するモノがあって、ファンタジーだけにならない作風も好感触であった。
物語の筋はちょいと面倒で…ある瞬間から脳内世界へと飛ぶ。後述はされるが広範囲の集団催眠にかけられるのだ。ヒロマサが馬を連れて駆けつけた以降は脳内世界なのである。
そこから更に晴明の深層心理になるのかな、そんな世界観が提示される。夢の中で夢を見るような状態だ。何が起きても不思議ではない世界。だって想像の中なのだもの。
その世界をぶち破る安倍晴明。
どういう仕組みなのかは知らないが、陰陽師寮に住まう水龍を物質化させ、催眠術をかけた術者を打ちのめす。どうやら精神世界では時間も距離も座標でさえ無視できるものなのらしい。
精神干渉しか出来ない陰陽師寮に対して、精神世界のモノを現世に物質化させられるという真の陰陽師・安倍晴明。鵜呑みにするべきかちと迷う。
その台詞はラス殺陣で発せられ第三者がいないのだ。いや、第三者がいたとしても、同じ映像を見せればすむ。…フィクションではあるのだけれど、なかなか陰陽術の本質は見せてはくれないみたいだ。
CGとかも頑張ってた。
結局のところ陰陽師は安倍晴明以外は全員胡散臭い存在だったのがお気に入りポイントだった。
日本人って平安の時代から騙されやすい民族だったんだなぁ…。
呪術廻戦
なら良く知っているが、陰陽師も安倍晴明も日本の呪術の事も良く知らない。
野村萬斎さんの陰陽師も観ていない。
だけど、佐藤嗣麻子監督のファンなので、楽しみにしていた作品。
GW前半ワンオペが終わり、よ〜やっと観れました。
「Kー20 怪人二十面相・伝」
(VFX協力で山崎監督も参加!)や
学園ホラーの傑作「エコエコアザラク」が特に好き。
自ら脚本も手がけるし、男前の演出にアクションまで撮れる!
すごい監督だと思う。
先日の「ゴジラ−1・0」のアカデミー賞・視覚効果賞受賞前、不安がっていたいう山崎監督に、
「絶対取るから心配しなくていい」と伝え、私は寝てました。と仰っていた記事を読みました。
すごいw かっこいいのだ!
本作も。。
白組とタッグを組んだ幻想的で迫力があるVFXを駆使したシーンも多く、見応えがあった。
アクション監督には、間違いないでしょ!の園村健介監督を起用!
ロケーションも豪華!!
奈良公園・鷺池に浮かぶ浮見堂や、仁和寺、大覚寺、国宝の金堂での素晴らしいシーン!
本物が持つパワーは圧倒的だった!
あんな場所ならば見えない何かが本当に見えそうだ!という説得力があった。
呪いの舞いを舞う、あのお方のシーンもワクワクした。
キャストも、賢人君、染谷君も良かったし、奈緒ちゃんも可愛かった!!
あんつん♡も、にじろ〜も好きなのに。
(2人共フェードアウトでさみし( ; ; ))
帝の彼もナイスキャスティングだった。
なのに、何故なんだろ?何かが足りない。
心に響くモノが少なかった(°▽°)
もっと、おどろおどろしい凶悪な呪いを払うのかと思っていたので、若干の肩透かしをくらった印象。。
人間のいやらしさ、陰謀なども、もっと胸くそで良かったし、怖がらせて欲しかった。
そして結局の所、晴明は他の呪術師とはレベチな存在。圧倒的だった。
人嫌いな晴明と良い奴過ぎる博雅との友情は上手く見せていたし、博雅とよしこ女王との叶わない恋模様は切なかったが、個人的に観たかったのはソコじゃなかったかな。。
思っていた内容と違ったのでノリきれませんでしたが、映像は美しく、見応えがありましたヨ♪
ストーリー展開もスムーズで、現実と精神の世界との融合も上手くまとめられており、破綻していないのは、さすが佐藤監督だと思いましたネ♪
とりあえずみんな観て下さいね!
ヒットしないと次の予算が出ないよ。。
◯どーでもいい事◯
女性陣の髪の毛がすごーーー長くて、私も生まれてから1回も髪の毛切らなかったら、こんなに長く伸びるのかな〜なんて思って見てました
( ´ ▽ ` )
あと、山崎監督も佐藤監督もお忙しいだろうから、ちゃんとお二人の時間は持てているのかな?とか、余計なお世話な気持ちになったw
原作好きにはうれしい作品
『また山崎賢人か!』
最近歴史ものには、彼を出せば外れないやろみたいな風潮があるのか?!
まあ、涼しい顔だし、老若男女に好かれそうな感じ。
それはさておき・・・
映画の内容は、『陰陽師0』のタイトル通り、安倍晴明が一介の学生(がくしょう)から、陰陽師に成り上がるきっかけになった物語が中心。
時は平安時代。
闇が闇であった時代。
闇の中には、この世のものではないものが人ともに生活していた時代。
人もまた、この世でないものの存在を畏れ奉っていた時代。
『狐の子』と噂された晴明は、寛朝に会いに訪れた相国寺で、貴族の余興に付き合わされる。
晴明は『呪』を使い、貴族たちに一泡吹かせる。
天皇家の流れをくむ源博雅は、偶然それを見かける。
原作でも描かれたシーンの一つから始まる。
得業生である橘奏家が殺され、その犯人捜しの流れから晴明が疑われることになるが・・・
作中では、原作のシーンが忠実に描かれていた。
例えば、晴明が博雅に事あるごとに言う『博雅、お前は、いい漢だな。』を聞いた時には、思わずニヤリとしてしまった。
あるいは、女王の屋敷に呼ばれた際に『俺は飲まんぞ。』と言いつつ、酒を飲み干すシーンは、ファンの心をくすぐったことだろう。
他にも、原作で描かれたシーンがそこかしこにあり、原作マニアにはうれしい作りだった。
またCGシーンがよく作られていた。
デジタル技術が進化した現代の技で、晴明の放った呪の迫力が何倍にも描かれていた。
総じて、なかなか見ごたえのある作品だった。
ぜひ、原作(夢枕獏でも岡野玲子でもよい)を読んでから行くことをお勧めしたい。
映像が美しい
陰陽師の神秘の世界に浸かりたくて見に行きました。CGが安っぽいところも多々ありましたが、全体的に映像がとても綺麗です。
大画面で見る価値はあります。野村萬斎さんバージョンも原作も未読でしたのでストーリーも新鮮に見ることが出来ました。
実写は何でもかんでも山崎賢人と言われるけれど、やはりこの役は彼が適任だと思います。
アクションシーンや顔の美しいドアップでも嫌な感じは受けず長髪の時に余りの美しさに息を吞むほどでした。
染谷サンは安定の流石の演技力です。何気に可愛らしくもある役ですね。笑
小林薫が悪役やるのも珍しいけどやはり何を演じても上手いですね。
評価が余り高く無いので期待していなかったのですが、娯楽作品としてとても良くできていたと思います。
次回作にも期待を込めて5.0
名探偵セイメイ〜ド派手CGを添えて〜
2001年版は母が好きで、一緒に2〜3回鑑賞してふんわり覚えている程度。ポスターを見たときから思っていたけど第一印象に違わずエンタメ要素強めの作品だった。
野村萬斎陰陽師で感じた暗闇の怪しさは無かったけど、代わりに、わかりやすさやアクション、術のCGがバキバキで、安倍晴明自体に強く興味はないひとでも、楽しめるかなり明るめの映画だった!
登場人物のメンタルが結構短時間で激しく動いたり、流石にその発言はここではでないのでは、?という細部の違和感はあったけど、
前提自分はこの映画をエンタメとして観に来ていたのでさして気にならなかったです。
逆に史実的なところを大事にされる方には合わない映画かもしれない‥
友達とか恋人とフラっと観るのに良いと思います!
派手な演出が多いので好きな方は劇場で観るとより楽しい
絢爛豪華!雅な雰囲気に酔いしれる
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