クリスマスを駆けぬけてのレビュー・感想・評価

振り回されたけど最後は・・・系の作品 茶番が長く感じました 全体的に物足りないので、見なくても良かったかなと思いました 家族で見る映画に分類されると思いますが、そのジャンルでも10点中5点以下だと思います

ディズニー製作の、悪人は出るが極悪人ではないし死人も出ない、家族が一堂に会して観るに適した、ザッツ・クリスマスホームムービー。サンタを信じないパパが、娘と共にサンタを偽った謎の男と出会ったことで…というベタなハートウォーミング展開も、主要キャストがアフリカ系で占められているのも、ディズニーブランドだからこそ成せる業。何よりもラッパーのリュダクリスが良きパパを演じるというのが、クリスマスムービー、もっといえばディズニーブランドの盤石ぶりを感じる。 作品ジャンルによっては製作国の向き不向きがあるが、間違いなくこの手のジャンルはディズニーを擁するアメリカでしか作れない。日本で製作するのは絵空事すぎるし、違和感アリアリだ。 サンタを扱った作品では個人的にマンガ『アウターゾーン』内のエピソード「わしはサンタじゃ！」が印象深いが、本作にはそのエッセンスを感じた。まぁさすがにパクった訳ではないだろうし、考える事はどこの国でも一緒なんだろうけど。

まーたポリコレかよと期待してなかったが楽しめた。ジーニーを彷彿とさせる掴みどころのないサンタさん！