「現代版「コンバット」ですね。」アンブッシュ ばとーさんの映画レビュー(感想・評価)
現代版「コンバット」ですね。
戦争映画、というか戦闘映画。敵ゲリラのなかで擱坐し孤立した装甲車両の乗員3名の救出劇。全編、小銃弾、機関銃弾、RPG、迫撃砲弾、ロケット弾が飛び交いますので半可通ミリオタとしては楽しい。 要するに、かつてWW2を部隊にヤマのように作られた戦争映画やTVドラマの末裔。現代の中東版「コンバット」でしょうね。
実話がベースだそうですが、現代の局地戦、というか小競り合いってこんな感じなんかなという雰囲気は十分に味わえます。ドローンのカメラで後方司令部が前線の情況を共有しながら作戦指揮したり、狙撃兵が現場で高い脅威となっていたりするのはいかにもいまっぽい。対地航空支援が後手後手に回ったり、高額の戦闘ヘリを出し惜しむのはこの手のストーリーの定石か。死亡フラグの立てかたも定石通り。
ただ対HEAT弾の鉄格子装甲巻いているとはいえ、たかが装甲車両がRPGを2、3発も食らって乗員の生存をとりあえず確保しているのはホンマかいなとは思った。
最後まで飽きずに観られたので甘めで★4つでもいいんですが、UAEの部隊なんで登場する皆さん濃いお顔に同じようなヒゲで人の区別が難易度大、おまけにヘルメットと戦闘服なので毛量や着衣での識別も困難なんで、★1/2マイナス。 よーく顔の特徴を序盤で憶える必要あり。吹き替えがあれば声で聞き分けたりできるんだが。
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