劇場公開日 2024年5月25日

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「楽しかったんだろうなあ。」ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ 羅生門さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0楽しかったんだろうなあ。

2024年6月2日
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鑑賞方法:映画館

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私が大学へ入る約10年前の話なので、違和感しかない。当時の学生には楽しい体験だったのかな。脳内アドレナリンがドドッと分泌され自己陶酔に浸っていたのだろう。小学生の頃にニュースで見た安田講堂の攻防に漠然と憧れていただけに、入学してからのキャンパスの様変わりに腰砕けになった。映画の中身はドラマ・パートを見るにつけ、彼らの幼児性が過剰に醸し出される気がして、可哀想になる。単なる近親憎悪を成れの果てにしか見えない。門田隆将の「狼の牙を折れ」を誰か映画化してくれないかな。小説「オリンピックの身代金」のテレビドラマが貧相だったので、リアル映像化として期待したい。

羅生門