「ホッコリする。」ショータイム! マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
ホッコリする。
農場の納屋でキャバレーなんて、実話ベースじゃなきゃ荒唐無稽すぎて信じられない。
終盤いよいよキャバレーの初日が迫るなか、ボニーにアメリカへ渡った友達から一緒にやろうと誘いがかかる。ボニーにしたら千載一遇の大チャンスだ。これを逃せばもう次はないかもしれない。キャバレーはまだオープンさえしてないし、上手くいくとは限らない。だけどキャバレーのショーの出演だけでなく、ショー全体の演出も手掛けるボニーがいなければ舞台は立ち行かなくなる。ボニーはダヴィッドの為に、アメリカ行きを蹴ってキャバレーに残る決断をする。
そしてオープン後にボニーのアメリカからの出演依頼を知ったダヴィッドもいい。ダヴィッドはボニーに、あとは俺たちに任せてアータはアメリカへ行けと言うのだ。ボニーがダヴィッドを思いやったように、ダヴィッドもボニーを思いやる。
ダヴィッドとボニーのお互いを思いやる心意気には、 僕も ”人生意気に感ず” の思いに駆られたヨ。
直前に見た亀梨クンの「木こり」で心が荒んで気分はすっかりサイコパス。だけどこの「ショータイム ! !!」を見たおかげで(ボク本来の?)清らかな美しい心を取り戻しまヒた、ハイ。
誰かを殺めてしまフ前にこの映画を見れて良かったでフ。
2023/12/2 (土)
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