「燃焼不足」生きない Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
燃焼不足
千崎組というヤクザの仕切るやさぐれた下町の梅洲で、兄貴分に頼まれた掃除の仕事を失敗したチンピラが、それを隠して追い詰められる話。
山中で死体を埋めようとしたら急に生き返り、パニックになって銃を乱射するも全ハズシ。そして埋める予定だった男を連れ帰り、なぜか匿って巻き起こっていく。
こういう話しにユーチューバーを登場させたり、地下相撲とか織り込んで来るのは今っぽくて良かったけれど…雑多で荒ぶった空気感の割には、ラクダもキンちゃんもタマオ、フリに対しての拾い方が何だかマイルドというか、バイオレンスさが足りないし情けなさも足りないし。
つまらなくはないけれど、ちょっと拡げた風呂敷がデカすぎたのかな。
コメントする