あんのことのレビュー・感想・評価
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こどもは親を選べない
香川杏(かがわあん)
…母から薬物、売買を強要され
学校も行けず教育も受けられず
母の虐待を受け続けて
身体や心の状態まで
病んでいる時に…
刑事と出会う
そして
薬物を止めるきっかけをもらった
介護施設で働き学校で学べることが
彼女の心の安定となり
順調にいくのかと思いきや・・
コロナ禍で
施設で働けなくなり
学校も休校になって全てが止まり
人との繋がりも失くなってしまった
そして母に見つかってしまった事が
あんにとって最悪な状況に戻ってしまった
…母がいる限り
あんの生きる場所はないかもしれない
コロナ禍かぁ~
いい人達と繋がったのに
もし、コロナ禍じゃなかったら
と思ったりもするけど。
あんのこと
どこまでも自己中心的な母親が娘に暴力を振るい、自分の為に売春をさせ、娘をママと呼ぶ未成熟さが痛々しい。そんなどうしようもない毒親からの自立を図りなんとか生活を立て直そうとするも、電線に脚を絡め取られたカラスのように自由に空を羽ばたくことが出来ない。
薬物依存から立ち直る為のサルベージは間違いなく機能していたし、刑事の功績も大きかった。
記者が「私があの記事を書かなかったら、彼女はまだ生きていたんでしょうか?」と問うていたけれど、たったひとりの刑事の個人的努力によってしか救えない事自体が社会の問題で、やはり刑事の逮捕は間違っていなかったとおもう。それとは別の問題として捉えないといけない。
全く救いのないように見える物語だけれども、主人公はおばあちゃんのことをずっと想っていたし、あんな母親でも直接的に傷つけることはできなかった。
唐突に預けられた他人の子供もちゃんと面倒をみて、自分の体を犠牲にしてでも救おうとした。
だからこそ、彼女には幸せになってほしかったけれど、母親のように誰かを傷つける前に自分を傷つけて、それでも耐え切れずに命を絶ってしまった。
こんな子供たちの為に、映画を観ている私たちは何ができるんだろう。
きっともう忘れられない。あんのことを。
考えさせられる映画でした
今、若手の最先鋒(正しくは急先鋒?)河合優実さんの迫真の演技が話題で絶対観ようと思っていたものの、なかなか映画館に足を運ぶことができずVODでも「しっかり腰を据えて臨もう」と思っているうちに年末を迎えてしまいました。
紅白で珍しくちょっと感動して、カウントダウンは遠慮して精神的にしっかりした状態で鑑賞しました。
が、これは凄いというかなんだか後味が悪い状態で新年を迎えることになってしまうとは!?それにしても河合優実さんの、本物じゃないかと思えるほどの演技に圧倒されました。事実をもとに作られたお話というのもより苦い後味の一因かと。日本の貧困社会にコロナ禍が相まって、とても哀しい展開になっていましたね。
福田監督作品の佐藤二朗さんは正直好きじゃないのですが、今回の色々な苦悩を抱えた演技には見直さざるを得ませんでした。同郷で大学の後輩でもある佐藤二朗さんを陰ながら応援してきた甲斐がありました。余談ですがジブリパークの宮﨑吾朗さんも同時期安曇野あたりで青春してたと思います。またふつうのジャーナリストの吾郎ちゃんとの対比もよかったです。吾郎ちゃん、『半世界』での寡黙な雰囲気よかったですね!もうSMAP再開しなくても大丈夫でしょう!
もうひとりのかわい(川合)さんも本当に憎らしく、、いけないこととは思いながら「刺しちゃえ!」って思っている自分がいました。TVドラマ『Mother』で幼い芦田愛菜ちゃんを虐待する尾野真千子さん&駆け出しの綾野剛さんを思い出しました。悪役の演技は心から憎々しく思わせたら『勝ち』ですね。
今日は一日明け、年も明けて心穏やかな朝を迎えていますが一年前の突然の震災や社会が抱える根の深い課題を考えると、普通の生活が送れることの幸せに感謝しなければと心から思います。事実に基づく話であることを再度認識して後味の悪さは置いておいて考えさせられる大事な作品だと思いました。
それにしても河合優実さんからしばらく目がはなせませんね。缶コーヒーのCMの中でファン第一号を名乗る神木隆之介の気持ちがよくわかります!!
「新型コロナウィルス」の人々に及ぼした影響を描いた映画としても鑑賞する価値はありましたね。
今年最後の目黒シネマさんにて『~光と影のはざまで息をする~』(12/26(木)~12/28(土))と題した『ミッシング』『あんのこと』2本立て鑑賞。
『あんのこと』(2024)
2000年6月に実際に朝日新聞に掲載された実話をモチーフにした作品。
家庭崩壊、母親からの虐待の末に不登校、売春、ドラッグに溺れた杏(演:河合優実氏)がドラッグの更生施設も主催する刑事・多々羅(演:佐藤二朗氏)との心の交流のなかで復学、就職をして自立更生していくが、新型コロナウィルスの流行による学校・職場の閉鎖、多々羅の更生者への性加害による更生施設の閉鎖と逮捕により、徐々に元の荒れた生活に戻っていくというのが大まかなストーリー。
鑑賞中は令和の時代にかなり荒唐無稽な話だと思いましたが、鑑了後身近に起きた事実、主人公・杏の壮絶な人生に愕然としましたね。
山田洋次監督『学校』シリーズのようなハートウォーミングな作品、ラストを想定していましたが、完全に心をえぐられましたね。
河合優実氏の体当たりの演技は見事でしたが、佐藤二朗氏の普段とは違うシリアスな演技、
多々羅氏との友情と記者としての正義に揺れる稲垣吾郎氏の両氏もお見事でした。
世間が忘れはじめた「新型コロナウィルス」の人々に及ぼした影響を描いた映画としても鑑賞する価値はありましたね。
重い…
見る前からある程度想像はしていたが、見終わった後の素直な感想は『重い!』。
大人になりきれていない年齢だけ年を重ねた精神的にまだ子供な大人が、自分の子を作るとこんな惨劇が起こるんだなと、とても悪い方に向かったことを描いている。
主人公のあんはこの状況を求めてなったわけではないし、この状況から逃れたいけどどうしたらいいかわからないジレンマからこの状況に陥っている。これは手を差し伸べてやらないといけない案件のはず。何もわからない子供の頃からこんな状況に置かれて、行政や周りの大人が何かしらわかるだろうに全く干渉することなく育っていかざろうえなかった悲劇。明らかに人災。こうならないために世の中のいろんな仕組みがあっておかしくないのにとても苛立ちを覚えた。
そんな中心の中のほんの少しの光であった刑事に支えられ支援されようやく本来の笑顔で仕事やプライベートな時間を過ごせるようになったのに…やらかしてしまって、何やってんだってここでも苛立ち。
かなりアホな母親に無理やり押し付けられた子供と理不尽だと思いながら過ごした時間はきっとあんにとって本当に孤独を忘れさせてくれる、貴重な僅かな時間だったんだろうなと容易に想像できる。映画でしかないけど、あの映像を思い起こすと涙が出てくる。
そんな僅かな些細な時間も生まれた時から自身の1番身近で1番障害となる母親にぶち壊され、自暴自棄になってしまったシーンは本当に心が張り裂けそうな場面だった。あれはないよな…
評価を見て、最後だけ救いがあるって感想の人たちがいたがどうしてもそうは思えなかった。押し付けやすそうな子に身勝手に自分の子供を押し付け、時間が経って取り戻しにきている母親にも苛立ちを感じる。勝手すぎだろ…今はわかってはいるが、早見あかりの顔はあまり思い出したくない。
とにかく、久々にすごい映画見たなって言うのが感想です。この主演の河合優実さん、すごい女優さんになりそう。
しんどい。ただしんどい
見たらしんどいのだろうなぁとは思っていたが、本当にしんどかった。リアルベースで現実にある世界で。最近歳をとったのか、子供の未来を潰す、追い込むような大人、犯罪に巻き込むような大人はみんないなくなれば良いと思っているので、この映画の世界はほんと辛くてしんどい世界だった。
コロナ禍か。ほんと最近の話なんだなあ。。
世界はいつからこんなに歪になったのか。昔からそうだったのか。
俳優陣の演技はドキュメントを見ているかのような気持ちにされた。名演技だった。ただ名演技であればあるほどしんどさはマシマシだった。
多々羅が悪者という判断はあるが、彼は悪者なのか?私はそんな簡単な話ではないとおもった。
作品としては本当に良いのだが、楽しかった面白かった基準で評価してるのでこの点数。
メンタルが強いとき限定
そのうちもう一度観たいと思うけれど、決して人にはお勧めできない、自分もいつ観ようと思うか判らない、複雑な後味。
物語の大部分は、あんが様々な人達に支えられ、不意に訪れる厄介ごと?でさえも、前向きに成長していく姿がとても愛おしく感じた。
しかし終盤で不穏な空気からのエンディング。
社会は1人の少女を救う事はできなかったが、あの子供や母親、刑事の心を揺り動かしたと思う。それだけがこの映画の救い。
結末までの過程に疑問
子供の頃に一番よく接する大人は通常は親だ。まだ人格が形成されていない頃の親の影響はとても大きい。杏の母親は、杏を奴隷のように扱い、自分の立場が悪くなると節操もなく手の平返しをしてくる『闇金ウシジマくん』に出てきそうな女。部屋もゴミだらけでかなり汚い。そのような環境にいれば、杏の自己肯定感は限りなく低くなり、荒んだ生活から抜け出せなくなるのも当然だろう。そこから立ち直れたのは自分のことを真剣に考えてくれる刑事の存在だった。そういった描写がリアルにできている。
しかし、杏が自殺に至る過程は疑問だった。今作は実話をベースにしていて、自殺に至る過程は推測するしかない。そして、人の心というのは結局は分からない。監督もどのようにストーリーを構築するか悩んだだろう。とはいえ、学校や職場に通えなくなって居場所を失い、離れて暮らしていた母親の悪意に晒されたことでなぜ自殺という最悪の決断に至るのか、いまいち納得感がなかった。そのためただ後味の悪いラストになってしまった印象だ。
タイトルなし(ネタバレ)
現実にあった事だとしる。なんともなぁ‥‥
やはり人が死ぬのはなんとも言えない物が襲いかかってくる。最後の多々羅刑事の台詞が心に響いた。
母親役の河井青葉さんが素晴らしかったなぁ〜
もちろん他の役者さんも🙂
敢えて言えば
実在の人をモデルにしたとのこと。
役者はみなうまい。脇の人も。
全体的に灰色に感じる画もいいと思う。
伝えたいこともよくわかる。
が、
---------以下ネタバレしちゃうかもしれません
メインの人と、その他何人かモデルがいるらしい。
そのせいで、一つ一つのエピソードは大切で世に伝えるに値すべき出来事なのだが、
いくらなんでもそんなにいっぺんに来ないでしょう、という感が拭えない。
特に子どものエピソード。
実際にいきなり近隣の人に子どもを預けてどこかへ行ってしてしまう、
という出来事はきいたことがある。が、このエピソードについては中途半端感が否めない。
本来はこの出来事で一本映画を撮れるくらいの要素があるからだ。
そして本編の杏自身におこる虐待・薬物・刑事とのかかわりに接点がなさすぎる。
なので杏の心情・人格を表現するのにほしかったのだと思うが
とってつけたようになってしまっている。
個人的には刑事のハラスメントをしてしまういきさつと心情をもっと知りたかった。
それにしても河合優実、佐藤二朗が上手いのはわかっていたが、
作品ごとに稲垣吾郎がだんだん役者然としてきていることに感心する。
なんというか「自分の演技」を掴んできている感じがする。
喪失感…
信じていた刑事の逮捕、預けられた他人の子、コロナ禍により仕事、ダルクなど全てを失い、喪失感から再びクスリに手を付けてしまった自分をも許せず、自死を選んでしまった悲しい結末。どこまで実話ベースなのか分からないが、毒親から始まる環境の悪化はリアリティがある。どの出演者も好演だった。
あまりに救いがない
ナミビアの砂漠が全然ピンとこなかったのですが、
今、話題の河合優実さんの作品が見たくて、この作品をアマプラで鑑賞しました。
事実をもとにした物語との事でしたが、
事実だとするならば、あまりにも切ない、あまりにも救いがない、彼女を救う術は本当になかったのか??
日本の社会福祉って一体何なのか?
と少し絶望を感じました。
この作品が同じような境遇にいる人を救うためのきっかけになりますように。
モデルのなった方のご迷惑を心からお祈り致します。
1人でも
きっと、トーヨコにいる子や、お金のためにAV出ちゃう子や、親のDVで学校に行けない子、とにかくまともな家庭で育てない子は沢山いるのだと思う。
1人でも多くの不憫な子供に支援が行き届くと良いなと思う。
シェルターに入ってから、相談できる人が身近に居ないのはキツイ。
コロナのせいで。映画ではそう描かれていたけど、刑事が逮捕されたあと、誰もフォローしないのはおかしいよね。
急に手渡された隼人を必死で面倒見る姿に、涙が止まらなかった。
河合優実さん、凄いね!
あんちゃんの人生について
見た後にズシーンと重たくなる作品。
最後のシーンはトドメのようにあんちゃんの人生について、考えさせられる。
ほんの少しの希望と、あとは全部が絶望で溢れた人生だったように思う。
あんちゃんが違う世界線で幸せに暮らしてると良いなって、そっちに走ってしまいたくなるくらい
素直で優しい女の子。
こういった現実が存在するなら、どう解決したら良いのか?
こんな風に苦しんでる子がいたら、誰が救ってあげられるのか?
そういう描き方に視点を置いた作品が必要なんじゃないかな?
絶望のあとには希望がないと、
生きるの辛すぎるじゃん。
映画の作品としては良かったと思います。
心が痛い映画
アマプラにて。
石原さとみだと思って見始めたが、髪の毛を切ってから違うことに気がついた。
とても引き込まれる演技だった。
演技とは思えない姿勢とか指の曲がり方とかペンの握り方とか。
不釣り合いのリュック、大きなキーホルダーがついたペン、好むものは小4から不登校でその時期に経験すべきことをしていなかったから。
子役の演技(?)も子どもそのままだった。
おむつ替えのシーンはあえて必要だったのか?
例えうんちでもおむつの横を破るなんて初めて焦ってるなかで気づくか?
盗んだベビーカーはどうなる?
全ての子どもが、自分の人生は自分のものとして、生きることができますように。
なんて悲しいお話。やるせない…
コロナ禍でコミュニティや支えを失った人がいる。
あの時代の副作用。
しかしコロナの物語ではない。
難しい家庭環境に育った少女を取り巻くリアル。
「積み上げてきたものを自分で壊してしまったから」が突き刺さった。
可哀想で無念で…エンドロール中ずっと泣いてしまった。
河合優実すご。
現実に起こったと言う事実に目を背けてはいけない
何が彼女を救えるのか。それはおそらく人とのつながりだったと思う。人とのつながりが奪われてしまったコロナ禍で、どうすれば彼女は生きれただろう。私にはわからない。しかし、彼女が人に支えられながら懸命に生きたことは私を力付けた。この映画に力をもらった。
杏のことが頭から離れなくなる
金を無心し続ける母親からの日常的な暴力、そして万引き、売春、薬物…自分の全く想像のつかない絶望的な世界を杏は生きていた。
そしてそこへ差し込む一筋の光、刑事の多々羅という存在。杏を救おうと東奔西走する。その姿を見て徐々に心を開いていく杏。
最初は「薬物なんぞに手を染めている若者がそんな素直に他人の言うことを聞くのか?」と疑問だったが薬物漬けにならざるを得なかった理由がある。ずっとこのままでは良くないと本人も考えていたのかもしれない。「幼い頃母親の暴力から庇ってくれた祖母の介護をしたい」という理由で介護施設で働き出す様子を見ていると、根は素直でいい子なのだということが伝わってくる。今まで薬物使用者を色眼鏡で見ていたが、薬物に手を染めるまでのストーリーは人の数だけあるということ、また、薬物が人を狂わせるのであって本音では「助けてほしい」「このままでは良くない」と思っている人も多いのかな、とぼんやり考えた。
多々羅が逮捕された辺りから徐々に杏の人生は再び絶望へと傾き始める。信頼していた人間を失い、そして追い討ちをかけるようにコロナ禍で所属していたコミュニティを失い、孤独に苛まれていく。
コロナ禍のことは皆記憶に新しいだろう。人との接触を絶たれ外へ出ることは悪だと見なされた。世界中の皆が平等に“孤独”と向かい合わなければならなかったと認識していたが、杏のように居場所を失った人も多かったのだろう。特に杏はまだまだ立ちあがろうとしている途中で足下も固まっておらず、もがきながらも少しずつ崩れていく様が見ていて心苦しかった。
作品にするにあたっての創作部分である「隼人」という存在。隣人が無理やり杏に押し付けて失踪するという半ば強引な設定ではあったが、杏の心が解けていくのが分かった。守らなければならない存在がいると生きる原動力になる。
「人は人に優しくされた方法でしか人に優しくできない」という言葉があるが、杏は隼人にできる限りの愛情を注いでいた。誰に教わったのだろうか。幼い頃、母親はもしかしたらもう少しまともで杏に愛情を注いでいたのだろうか。それとも働くきっかけをくれた祖母は足が動いていた頃は杏を心身共に守っていたのだろうか。誰かに愛情を注いでもらったことがある者のみ人に愛情を注ぐことができると思っている私は幼い頃の杏に思いを馳せ、隼人の存在を重ねてそう考えた。
最終的に実家に連れ戻され、母親に金を作ってこいとどやされた挙句家を空けている間に隼人も取り上げられてしまう。
再び薬物に手を出してしまうには十分すぎる理由である。毎日嬉しそうに日記につけていた丸は途絶えてしまった。杏はそのまま自死という選択をする。
このストーリーを絶望で片付けるのは簡単だが、杏が必死にもがいて更生の道を辿ろうとしていたことは私の頭の中に残り続ける。そして今日もどこかで杏の様な人間が細々と、光の当たらない場所で必死に生きているということも。それだけでこの作品を鑑賞した価値があると思う。
コロナ禍の身近な悲劇なのだが…
2024年9月25日 アマゾンプライム
正直、主人公が最後に自死する映画はどんな名画だろうとも観たくはない。
この映画は日本で実際に起きた事件を基にしているので、深く考えさせられる内容であることは確かである。親子役の両女優の演技も凄かった。
ただ作品として、私の好みには生理的に合わなかった。
どんより
映画って、見たあとの感覚がいくつかある。メッセージのようなものがあったり、単純に面白かった、幸せな気持ちになった、感動した等。これはホント、なにがしたいんだろう。こういう子がいたのはわかる。コロナで全てを失った人もいるだろう。毒親に育てられた子ども。裏の顔を持つ警察官。交際相手と居たいシングルマザー。ゴミが捨てられない人。売春を強要する親。辛いこと祭りの映画だった。見終わって、ただただ不愉快な気持ち。最後のシングルマザーも、「あんちゃんのおかげ」と言ったが、日頃からあんとの接点なんてなかったはず。なんだかな〜と、見たことを後悔した。レビューがよいのが謎。
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