スリ・アシィのレビュー・感想・評価
全23件中、21~23件目を表示
敵がいまいちハッキリしない。古代の邪神軍団は何がしたいのか?彼女はいったい何と戦っているのか?けど、けっこう面白かった。
格闘家アラナが古代インドネシアの女神スリ・アシィの力を得て邪神と戦う。
孤児院の子どもアラナはケンカが強くて昔の安達祐実ちゃんに似てて可愛いから、スリ・アシィはヤメて、このままこの子の成長物語でも僕は全然良かったがが、里親に引き取られたところで子ども時代は終わり。残念。サイドストーリーでも有れば見たいと思った。
突然大人バージョンのアラナ。腕っぷしが強えーから格闘家として活躍中。八百長の申し出を断り難かったようだし、金ももらえるから3Rで八百長負けする予定がつい勝ってしまう。勝ってしまうのは予想通り。八百長の胴元が怒ってコーチの里親を意識不明の重体にしたから今度はアラナが怒って胴元に仕返し。この胴元が、貧乏人はこの世から抹殺すべきだとか言う立派なヤローで最悪。邪神のペンダント持ってたから、コイツがやっつけるべきラスボスだと思ってたらペンダントが偽物でコイツは小物だった。
アラナが小悪党の胴元を成敗してスッキリっていうドラマでも面白いと思ったが、格闘家バージョンはここで終了。
で、何か古代の儀式があってアラナに女神降臨、スリ・アシィになって悪の神たちと戦う。僕は、スリ・アシィにはインドネシア版キャプテン・マーベルか?っていうぐらいの強さを期待したがそれほど強くない。ピストルの弾はよけちゃうんだけど、ザコキャラ倒すのも結構苦労してて期待してたほど強くなくてちょっとガッカリ。
ザコキャラなんか何十人いようがマシンガン持っていようが一瞬で意識を奪って倒してしまうぐらいの超絶パワーを発揮してほしかった。
あと、1000人閉じ込めた場所がショボい鉄格子で笑えた。
現れた敵の古代の邪神みたいのもサノス級のトンデモパワーを期待してたが、まあソコソコの力でこちらもガッカリ。
話は変わるが、サノスが指パッチンの完全勝利でエンドロールが始まってしまった時の衝撃と興奮は今も忘れられない。空間と時間を自在に操れる能力に一体どうやって対抗するんだと次回作への期待は最高潮だった。僕はこの時点でキャラの半分ぐらいは忘れていたので、もう最近は ほとんど付いて行けてなくて、見ても割りとチンプンカンプン。
まあ、それはともかく次回作有るみたいなので楽しみ。作られるかどうかは何となく微妙っぽい。インドネシアでヒットすれば期待できる。これがインドネシアヒーロー第2弾というのも驚きだが、例によって第1弾を酒の神様が当然のように見てる。
皆さん打たれ強過ぎです
インドネシアの女性ヒーローの誕生から覚醒しスリ・アシィとなるまでの話。
ムラピ山に観光に出掛けた妊娠5ヶ月の母親と父親が噴火に遭遇し、迫る怪しげな噴煙から逃げるも父親は絶命、母親は破水して産気づいてと始まって行く。
いきなり小学生ぐらいになっていて、母親はどうしたの?な施設暮らしをしているアラナのもとに里親が現れる中、力の片鱗が見えたと思ったらもう大人!?しかも格闘家?なんだか話しが速いこと。
女神vs女神とか5人の使者の話しからすると、邪神かの様に聞こえたけれど、正義のヒーローなんですか?翻訳の問題ですか?良くわからん。
バックストーリーのすっ飛ばし方は結構強引だけど、その割に観せるところは丁寧というか回りくどいというかとテンポがチグハグ。
話し自体はかなり単純でわかりやすいし面白くはあったけれど、内容の割にかなり長くて少しダレた。
そして続編やる気満々ですね…と思ったけれど、観賞後にあらすじ紹介を良く見たら、「ブンミラゲット・シネマティック・ユニバース」(BCU)なるヒーロー映画のシリーズなんですね。
しかも調べたら今作が第2弾?そして更に調べたら1作目はグンダラ?あれっ助けに行くとか言ってたヤツ…あっ、内容全然覚えてないけれど観てたw
かなりの知識を要する作品。今週はウィッシュ一強だから…。
今年418本目(合計1,068本目/今月(2023年12月度)19本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
まずジャンル分類がわりかし謎です。あえていえばアクションものでしょうか?
ここの紹介や公式サイト、先行して公開されたインドネシアの公式サイト等見ると、インドネシアで有名なコミックを現代の基準に置き換えた、とあります。よって、映画の冒頭からインドネシア神話??か何かが続出してカタカナ語が続出します。この「続出のすごさ」がとにかくびっくりで、全部覚えられるのかな…というところです。人名もなかなか覚えにくいという部分もあります。
ただ、後半まで見るとアクション映画であることはわかるし、インドネシア神話?を完全に理解していなくても結局「悪をやっつけましょう」というストーリーには収束するので、その部分で「ジャンル分類が割と謎だが多分アクションでよい」のだろうと思います。コミック原作を現代風に置き換えたとのことですが、コミック的な描写は一切ありません。
今週は運が悪いというかウィッシュ一強ムードになるので(ただ、本作も一概に良いとはいえない。詳しくはそちらで)、本作品は1~2週間でそうそうに消えそうな気がします。
採点に関しては以下を考慮しています。
---------------------------------------------------------
(減点0.3/明らかにインドネシア以外で放映されることを想定した作りではない)
・ インドネシア本島以外、隣国(フィリピン等)では類推もきくのかもしれませんが、特殊な固有名詞が続出するし、リアル世界史を応用するにもインドネシアの歴史はほとんど学習しないので(思いつく単語がないほど出ない。ただ、教科書のどこかには書いてあるはず)、そういった部分からの類推もきかないし困ったところです。
ただ、日本では一般的になってきたインド映画や、ちょっと稀なイタリア映画やスペイン映画よりは「超レアな」インドネシア映画という「枠そのもの」で考えれば「こういう文化も海を隔てた少し向こう側の国にはあるんだ」という観点では「文化の吸収」という観点ではある程度推すこともでき、採点幅もこの程度です。
※ 要は結局「最低限の字幕の追加等もないため、インドネシアから留学してきた留学生(あるいは技能実習生等)等しか理解しきれないのでは?」という点に大半つきます。
---------------------------------------------------------
全23件中、21~23件目を表示