「顔はダメだよボディだよ」犯罪都市 NO WAY OUT じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)
顔はダメだよボディだよ
重量級のパンチが、刀や銃をかいくぐりドスンと決まる。
マ・ドンソクのパワーと周りの刑事たちのやり取りの面白さったらないね。
今回はハイパーと呼ばれる合成麻薬、ヘロインより効き習慣性も高い薬を巡る話。
韓国で作り日本で販売するために日本のヤクザ一条会(國村準親分)が作らせている
めんどくさい手続きが発生しようものなら、肉弾と拳で強引に切り抜ける。当たり前のように不死身な上弾丸や日本刀には当たらない。
まあね、狭い廊下や屋内で日本刀を振り回す時点で無理筋だけどね。日本のヤクザはそれがわかっているからドスと呼ばれる30センチくらいの短刀で、突きが中心だ。切るものではないのだよ。
マドンソクのワンマン映画だけど、脇を固める上司や同僚、悪役までとてもいい。脚本もスピード感があって楽しい。浅香航大似の合成麻薬で稼ぐ悪徳警官や、青木崇高演じる狂犬じみた殺し屋とか、振り切った演出が楽しい。
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