「「グラインドハウス」からだいぶん待たされた。」サンクスギビング カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
「グラインドハウス」からだいぶん待たされた。
何人か知ってる役者さんがいたこともあり何となく色々見当を付けながら観ており、一方でもしかしたらマイケル・マイヤーやジェイソンのような人間外のヤツかな?など不安もなかった訳ではないが、結果としては自分の好きなタイプの結末だったので良かったと思う。
動機に若干の強引さはあれど、本作のメインディッシュは別のところにあるので細かいことはさほど気にはならなかった。
+R18だが殺戮手段や見せ方はイーライ・ロスにしてはそこまでではないような気がした。
「トランポリン」は自分的には秀逸でお気に入りだが「人間七面鳥」は焼くときには膝を曲げておいて欲しかったw。
冒頭のRIGHT MARTの惨劇シーンはあまりにもバカバカしくて(わざわざスローモーションにしたりw)笑うのを堪えるのに必死になるほどだったが、そもそもこの映画自体が「グラインドハウス」のフェイク予告で「ハロウィン」などのパロディからスタートしたものなので、たくさんの遊びが散らばっており制作側も楽しんでる感が伝わる。(FIGHT MART とか出血サービスとか半額とか)
結局何となくやな感じの人が罰を受けるという結末も意外性はないが気持ちよかったのでGOODだったが、できればピエロではなく最後までジョン・カーヴァーを全うして欲しかったと思う。
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