怪獣ヤロウ!のレビュー・感想・評価
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怪獣が壊すのは街と固定観念と市役所
ストーリーはB級映画風味でテンポよく展開されていて、クスッと笑えるシーンが散りばめられており面白かった。
関市の街並みやキョウサンキギョーが多く出ていたので、地元の方はより楽しめるのではないでしょうか。
ぐんぴぃがプルプルするシーンは思わずニヤニヤしてしまったので、どこかで配信されたらまた見てみたいですね笑
妙に脚本が美しくておもろい
主人公が本当にやりたいことをするために「殻をやぶる」というテーマと「怪獣の着ぐるみ」のコンセプトの絡ませがうまい。これでぐんぴぃ本人が「着ぐるみなしで暴れる」理由ができる。
くわえて怪獣映画は不甲斐ない自分への怒りだというメッセージを設定し、屋上で絶望したぐんぴぃがまさに怪獣のようにセットを破壊するシーンがあることで、クライマックスでぐんぴぃ自身が魂込めて怪獣を演じる姿に説得力が生まれ胸打たれる。さらに暴れるぐんぴぃの映像の面白さもばっちりハマっている。全ての要素が必然的にあのクライマックスに収束しており、思ったよりも脚本がバキバキの完成度です。
前半で自主制作映画を笑われる屈辱から始まり、ラストに作ったご当地映画を笑ってもらう栄光で終わるというのもいいなと思う
インタビューネタも芸人ネタもぶち込んでてとにかく笑った 結構まわりも声出して笑ってましたね。もはやぐんぴぃのアイドル映画。
なんで走ったり蹴ったりしてるだけであんな面白いんだろう。無駄なシーンもないし素晴らしい映画であった
強いて言えば20年も経過してるわりに怪獣映画のことを思い出すのが早いので、空白の20年に何があったかダイジェストで欲しかった気もするけど
ご当地映画を作る映画そのものがご当地映画として大成功していて色々と手のひらの上って感じですね
期待度○鑑賞後の満足度△ 本作を契機に日本各地で“ご当地怪獣映画”を作ったらどうかしら。だって「怪獣(KAIJU)」は日本のブランドだもの。
①我がご当地「奈良県」で怪獣映画を作るとしたら、唯一奈良県生まれのメジャーな怪獣である『イリス』に再登場願って、奈良を蹂躙しようとする『イリス』に立ち向かうのが、『アシュラーン』(興福寺の阿修羅像が巨大化した三面六本腕の怪獣)『ビッグブッダ』(云わずもがな東大寺の大仏が立って歩きます)『ディアラ』(これまた云わずもがな奈良公園の鹿が巨大化した怪獣)『キンギョラス』(大和郡山の金魚池から出現した金魚の怪獣)の四大怪獣で、若草山の山焼きを背景に平城京跡で闘うというのはどうかしら。
ついでに”せんとくん”にも巨大化して貰いましょか。
②自主映画と商業映画とを足して二で割ったような映画だし、関市の自虐映画っぽいところもあるけれども、“まちおこし”のために頑張る地方自治体の姿とか、寒々としたシャッター街の風景とか、日本の地方が抱える問題を描いた社会派映画の側面も持っている…ってなわけないか。
③平山浩行、久しぶりです。最近は職人とか技術者とかの役が多いね。
ゆっかー(菅井友香)の…
ぐんぴぃが主演と言う事で気になって見に行きました。ストーリーは王道...
怪獣というか爆破がメインのご当地映画
サメ映画好き、B級好きなら好きだと思うと言われてまさに楽しめました。
俳優さんは脇を固めるベテラン陣がしっかり安定感あって、主演のぐんぴぃさんはお腹ちょっとたっぷんたっぷんしすぎてクライマックス変に気を取られたけど、そこも愛嬌あって憎めない感じ。
ただ、爆発は冒頭の自主映画場面も後半もすごく良くて「いやいや普通にいいじゃん!」と感心してしまったのに、一方肝心の「怪獣」のモンスターとしての造形、特に顔面が…。いくら低予算や誇張表現とはいえもうちょっとなんとかならなかったんでしょうか?あまりにもアンバランスで、もしかしてわざのなのかなとも思ったりしてます。なんて言っても最後の「怪獣ヤロウ」がアレですし。なんなら主人公が「自分が撮りたかったのは怪獣じゃなくて破壊衝動なんだ」まで向き合うのかと一瞬思いましたが、そのへんはふわっとしてたので、きっとそういうのも含めて怪獣映画という懐の深いジャンルなんだろうなあ、と思うことにしました。
ストーリーはありがちではあるものの、変に尖ってなくて、ご当地映画らしく無難に落ち着いてますが、あるシーンで「これは僕の恨みだ」とボソッとでてくるセリフが、ほんの少しだけ牙を剥いた感じで良かったです。
意外にも王道ストーリー!
思ったより怪獣成分は少なめ?で、新しいことに挑戦することの難しさや喜びを描く王道ストーリーでした。
テンポ感も良く最後までサクサク見れました。
最後のオチは「そう来たか〜」と個人的には感心しましたが、怪獣映画を期待してる方はややガッカリするかもしれません。
舞台になった関市に行ってみたくなったので町おこし映画的には成功な気はします笑
まさか2回見ることになろうとは
空き時間で見られる映画がそれだったという理由で2回見た訳だけど、1回目と2回目では違った心持ちで見られたが、2回目の方が何が起こるか分かってる分安心して見られた。演技に関しては素人同然のぐんぴぃだけど、持ち前のキャラで好演していたと思うし、脇を固める役者陣がしっかり実力派だったりもするので、普通に楽しめる。話の内容自体は大したものでもないが、無駄に120分とかの長尺にしなかったのも奏功。
とりあえずそこに配置した意味が分からないオブ・ザ・イヤーでは武井壮。あとは一言も発さない土岡も、あれはあれでおいしいキャラだったと思う。
クライマックスはやはりシチョーvsゴトーチ様でしょう。あれほど躍動感のある白ブリ一丁の男を見たことがあるだろうか。いや無い。
あと菅井さんは普通に綺麗だし、三戸なつめが演じたのも個人的に好きなキャラでした。
ぐんぴぃファン向け(もうちょっとキモくてもよかった)
バキ童チャンネルファンとして初日に鑑賞。
親の顔より見た予告編。予告編の視聴時間を合計すると本編の上映時間を上回っているかもしれない。予告編で使われたシーンが流れるたびに、なぜか伏線回収された気分になり、自然と笑みがこぼれる。
見所は?と問われるならば、劇中劇で暴れ回るぐんぴぃのシーン一択。高画質で撮影され、CGで増強されたぐんぴぃを巨大スクリーンで見れるのは素晴らしい。
しかしながら、難点を言うと、そこに至るまではややコミカルな劇といった具合で、お馬鹿に振り切っているわけでもなく、かといってクライマックスとの対比になるような真面目映画のフリをしているわけでもないので、やるならどちらかに振り切ってほしかった。もうちょっとキモくてもよかった。まあ、ご当地映画という側面があるので、ちょっとお行儀の良くなければいけなかったのだろう。
クライマックス以外で楽しめるシーンとしては…
・ちょくちょく登場するタイタン芸人
・清水ミチコの演じる市長にふんわり漂う小池百合子フレーバー。もっと露骨にやってほしかったが、製作総指揮・太田光代なので、そこはバランス取ったのだろう。
・市長の秘書役である菅井友香のほっこり感。劇中劇でのコスプレシーンは、もしこの映画がYouTube動画であれば「リプレイ回数が多い部分」に間違いなく含まれる。彼女のファンなら見て損はない。なお、元アイドルの起用に難色を示す人でも、この配役は本人のキャラクター(上品だが抜けているところがあり、イジラレOKなところ)とも合っていて悪くない。
といった感じなのだが、いずれも居酒屋で言うと、ちゃんとしたメニューというよりお通しくらいのあっさりとした分量なので、少し物足りない。
ご当地映画・バキ童・怪獣映画という、これまでに誰も掛け合わせたことのない食材を低予算で煮込んだ作品なのだが、結果としては成功・失敗のいずれでもない出来だと思う。料理全体としては仕上がりは微妙だが、バキ童という具材目的で食べるならOK
ご当地映画でも怪獣映画でもなく、まあ、お笑い映画。残念だけど正直、それほど面白くはない。
関市は刃物の町、ということは知っていたが、新潟県と勘違いしていた。すいません。同じ一文字の燕市と混同していたみたい。
さて、監督はインタビューで、ご当地映画の枠を怪獣映画でぶっ壊す、てなことを言ってるけど、ご当地怪獣映画ってフツーにありそうだから。円谷プロ監修で怪獣映画つくりに青春をついやす地方公務員の姿を描く。主役は田中圭。いかにもありそうでしょ。今思いついたんだが。
この作品は、ご当地映画を怪獣映画にすり替える試みを面白おかしく描いている。いわばパロディのパロディ。多重構造なのです。でも全ては笑いに直結する方に向かい、結局はお笑い映画が出来ました!っていう感じ。さすが製作総指揮 太田光代。
もちろん別にそれは構わない。大いに笑えれば。だけど全般にスベリぎみ。監督の関市への愛は感じられたけどね。
面白くない理由はいろいろあるだろうけど役者について言えば以下の3点。
まず、三戸なつめさん。貴女はコメディエンヌの才能は全くありません。
ついで清水ミチコさん。いつもながらの怪演。高山市の出身で岐阜県では超有名人の貴女が映画に出演した意味合いはとても大きいのだろうけど、アクが強すぎてこの作品には合ってません。
そして主役のぐんぴぃ。最後に裸になるところ、監督は「体の震えと脂肪の動きは全く想定外。人類史上誰も見たことのない映像が撮れた」と大絶賛しているが、そうか〜?正直期待外れ。当該シーンも含めもっとケタ違いの暴れ方を予想していたのに。ご当地とか怪獣とか市役所とかの設定に小さくまとまって個性が死んでしまっているんじゃないですか?
地方自治体の観光PRと怪獣映画のコラボが上手く融合していて「なんだ面白いじゃん」な作品
怪獣映画に愛を感じる作品、タイタンの芸人出まくり
岐阜県の関市なんてほぼ知らないと思うので
地方自治体をフィーチャーするのは
今後もどんどん進んで欲しい
ふるさと2025の作りが新鮮で
提供の差し込みとかキャプションとか
映画というより動画っぽい作りで
違和感無く見れるから不思議
ただ、怪獣映画好きな人にはちょっと物足りない
やっぱ人が入るならキッチリ動いて欲しいし
精細なジオラマは派手に壊れて欲しいし
本物の火薬使って爆発して欲しい!!笑
岡田斗司夫に天下取るって言われたバキ童ぐんぴぃ
チェイサーゲームで日本よりアジアで大人気の菅井友香
手塚とおるに三戸なつめ、丁度いい感じにB級感を醸し出してるし
たぶん地元の企業に協賛して頂いているのもイイ感じ
超大作でもないし
有名俳優だらけでもないけれど
こういう映画なくならないで欲しい
いい歳したオッサンのアツい青春映画
丁寧な良い映画
映画作りに奮闘する市の観光課のメンバーを描いた映画愛溢れる作品。 本年度ベスト級。
FirstDayと言うこともあってなのか集客率はほぼ100%
こんな体験は久し振り(笑)
笑える映画と思いきや感動する作品だった。
岐阜県関市の市役所のお話。
市長(清水ミチコさん)から市のPR用のご当地映画の制作を指示された、観光課で働く山田を中心とした同じ課の武藤と古川。
秘書課の吉川をプロデューサーとして作品を作り上げて行くストーリー。
観光課の山田。
子供の頃に怪獣映画を作り学校で上映するも、皆の笑い者にされ映画作りを封印。
そんな山田が市長から映画作成を指示され、再び映画作りに目覚めて行く感じ。
山田が市長に怪獣映画で関市をアピールしようと提案するも却下され、無難な映画を作る事に。
そんな中、あるトラブルが発生。
急遽、山田が怪獣映画を作り市民を前に上映すると大反響。
斬新な事を嫌い、無難な事だけ行う家系に育った市長。
そんな市長にも隠された過去があった事が解った時が胸熱だった。
序盤はB級映画感が満載だったけど少しづつ作品にのめり込んで行った感じ。
怪獣映画なんだけど、しっかりと関市をアピールしているのが最高に笑えた!
ラストは感動で涙が流れたのは想定外。
山田を演じたグンピィさんのキャラが濃い!笑
秘書課の吉田を演じた方が美しい!
調べたら元櫻坂46の菅井友香さんって方でした( ´∀`)
ぐんぴぃじゃないとダメな映画
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