「さえない公務員と、あの日の怪獣」怪獣ヤロウ! shinさんの映画レビュー(感想・評価)
さえない公務員と、あの日の怪獣
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あらすじ
岐阜県関市の平凡な観光課職員・山田一郎(ぐんぴぃ)は、中学生の頃、文化祭で作った怪獣映画が笑い者になった過去を心に抱えていた。
ある日、市長から「ご当地映画をつくれ」と命じられ、仲間たちと観光PR映画の制作に挑むも、途中でうまくいかなくなり、路線を変えざるを得なくなる。
そこで山田は、自分が昔からやりたかった“怪獣映画”を撮ることを提案し、市役所や地域の人たちを巻き込みながら、特撮あり火薬ありの大騒ぎの制作へと進んでいく。
感想
さえない公務員が、町おこしの映画をちゃんと作ろうとしてたのに、途中でうまくいかなくなって、結局自分が昔やりたかった怪獣映画をやることになった流れが、ちょっといいなと思った。
予算も足りないのに、地域の人と一緒にあれこれ無理やり形にして、気づけば結構派手なことをしてたのも可笑しかった。
ちゃんとみんなで面白がって、最後までやりきった感じがあって、見終わったあとに少し元気になるような映画だった。
大げさじゃないけど、こういう無理やりさと楽しさは、どこにでもあってほしいなと思った。
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