怪獣ヤロウ!のレビュー・感想・評価
全87件中、1~20件目を表示
気軽に見れる日曜劇場?
B級作品だけあって長くはないが、むしろこれくらいがちょうど良い。
小さな生命体、落雷からの大爆発など、ハチャメチャなツッコミ必須の展開が散見されたが、それを気にさせないくらいの疾走感。
途中からはどんどん賛同者が集まり、チーム一丸になって進んでいく感じが日曜劇場っぽくて好き。
また、ぐんぴぃはイケメンのトーンでしゃべったり、情けない顔を見せたりなど、主人公のキャラに奥行きを与えていて良かった。
期待しなかったせいかとても良かった
怪獣はやはり鬼門か
大怪獣東京に現 わる、怪獣のあとしまつで大概懲りたつもりも、怪獣とつくと気になって……つい見てしまうのだが、今作品も期待を裏切らず、見事なB級いやB級と言うとまともなB級映画に怒られそうなほどの低レベルな映画
趣味で撮る分には良いと思うし、それを身内で公開するならそれはそれでいいと思うけど、お金撮って見せれるレベルじゃないよね、これ。
脚本は分かりやすい、とても。
高校生のオリジナル演劇作品位、表面ですべて描かれている、裏は一切ない、深い所を見ようとしたら突き破って穴が開くほどのペラペラな脚本。
演技に至ってはまともな俳優が足を引っ張ってんじゃないかと思う位きちんと芝居してる人が浮いて見える、不思議な一体感
怪獣3部作の最後を飾るにふさわしい(もう今後タイトルに怪獣とついた作品は見ないという自分基準です)駄作。
いやひょっとして、ご当地映画と言うものに対しての批判を込めてのこの作りなら……
いや、それでも、やっぱ、あかんわ
しかし、アマプラ、どこで買い付けてくるのか知らないが時たま恐ろしい駄作をシレっと配信するので油断ならんな
ただのご当地映画と思うな。 関市のアピールとしては十分では?
どこぞの問題起こしたご当地映画もあるが、これはしっかり作られている
カットなどは、良くありがちなカット割りだったり、??と思うところもあるが、それも狙いのように思う
映画内映画の体を入れたり、チャレンジもしている映画で、普通にインディーレベルは超えているかな
まず、手塚とおるや清水ミチコなど、脇を固める俳優陣が良い演技をしている
三戸なつめ、田中要次、平山浩行も良い
気だるくなる導入をキャラが濃い俳優でサポートして、次に繋げる展開(無理に怪獣に繋げているかもと言われればそうかもだけど)はもう少し評判になってもいい
本多猪四郎を意識したと思われる本田英二役を麿赤兒が演じるとか贅沢すぎるでしょ
実際、低予算と思われる中でよく作ったなと思う
ただ脚本は、ん?と思ってしまうし、雑な部分も多い(というより特に後半は雑すぎる)
実際いくらで作ったか知りたい
途中は市民と思われる方も出てると思うし、ボランティアだとすれば予算はそれなり抑えられているはずだけど、関市の魅力は出せてると思う
あと、怪獣映画に愛情あるのであればもっと怪獣に特化もして欲しかった
オチをつける点で、色々考えたのかもしれないけど、怪獣ヤロウなんだから、怪獣で行って欲しかったな
もちろんダブルミーニングにしているのだろうけどね
映画として考えると、途中の怪獣がレベル低いのは残念(冒頭の怪獣とあわせてるけど)
ここら辺が低予算で満足とは言えどマイナス評価かな
でも関市としてはめちゃくちゃアピール出来ただろうし、十分ペイできたと思う
もう少し苦情を言うと、ぐんぴぃが出ているからとネットネタを入れるのも、なんだかなぁと思ってしまう(若者に受けるようにしてると思うが)
あと、主演は清水ミチコでしょ
ぐんぴぃの気持ち悪さがダメな方には向かないです
ぐんぴぃに泣かされるとは
普通の人たちは泣かないようなシーンで泣いてしまった。
中高と卒業後少しの間、北海道の小さな町・室蘭で仲間たちと自主映画を作っていた。
その時の楽しさや様々な苦労などがフラッシュバックして、なんだか泣いてしまった。
ぐんぴぃの、あの頃の燻りを抱えた市役所職員の演技が抜群に良くて、今の燻っている自分に重ねてしまい色んなところで泣いてしまった。
若い頃自主映画作ってて今は違う道を選んだ人なら、この映画の独特なフックに見事ハマってしまうのではないだろうか。
いや自分だけかな。
ちなみに自分が自主映画作りに参加していた時の監督(同級生)は今や特撮界に名を轟かせる有名監督になっている。
そういう「夢を諦めずに大成する」というモデルケースとの対比があってか、めちゃくちゃ泣けた。
ぐんぴぃがこんなに演技が出来るとは思わなくて、なぜだかとても得した気分になった。
病院が占拠される某ドラマでも脇役として出ていたが、今作ではキッチリと主役として輝いていた。
この作品自体が既に関市のご当地映画になっているような作りでとても面白かった。
手塚とおるさんも好きな俳優で典型的な上に逆らえない役人の感じがとてもハマっていて、後半のそういう典型の型を破るシーンにはグッときた。
自分としては価値ある視聴だった。
また自主映画作りに参加したくなった。
自主映画っぽくて好き
ミッちゃんに促されて。
毎週楽しみにしている大好きな清水ミチコさんのラジオでご本人が取り上げていたのを覚えていて、GWの最終日アマプラで見つけ時間も短くサクッと観れそうだったので観賞。
主演のぐんぴぃさん、YouTubeで大人気らしいですが地上波でも出てるのを時々見かけます。ナチュラルな演技で好感が持てましたし、終盤の編集済みのフィルムでの怪獣役はインパクトのあるルックス、体型も手伝って怪獣に見えてきます。
個人的にはやっぱり清水のミッちゃん!!
普段のモノマネとは別物の演技と表情、特に市長室の壁に掛けてある歴代市長の顔写真、昔ミッちゃんがやってた顔マネを彷彿とさせる小ネタで笑かしてもらいました。
エンドロールで製作総指揮がタイタン社長太田光代さんなのにもちょっとビックリ!
気になって調べてみると映画製作会社(ファニーパンドラ)の代表取締役もされていたんですね。だから芸人さんが結構出演されているんでしょう。
怪獣は怒りだ!
怪獣映画を撮りたいという中学生の頃からの夢を叶える観光課の冴えないおじさん、山田さんとご当地の協賛してくれる仲間が奮闘するご当地映画メイキングドラマ。ご当地映画は数あれど実にユニークな発想、ただ、恐竜化石で有名な福井県の勝山市ならピッタリだけど刃物と鵜飼が有名な関市だから無理やり感は拭えません。予算が無いのは分かるけど劇中映画の怪獣が巨大化した山田さんというのはちょっと寂し過ぎましょう、まあ、怒りがあれば怪獣だと言った本多監督のアドバイスに甘んじたのでしょうが、せめて円空の木彫り人形くらいはディフォルメするとか工夫して欲しかった気もしますが、まあ、ユニークさはピカ一でしたね。
映画にハマるキッカケとなった映画
好きな題材だったのですが‥
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
(レビューが遅れてましたスミマセン‥)
予告から、そして出だしの内容からこれは面白くなるぞ、と思われました。
そして、映画に流れている根底も、主人公・山田一郎(ぐんぴぃさん)の心情も、共感する度合いは高かったと思われます。
しかしながら、(もちろん役者の皆さんは監督の要望に応じて演じられていただろうで全く罪はないかとですが)市役所の特に市長(清水ミチコさん)の振る舞いにリアリティがなさ過ぎて、映画館で観る映画としてはちょっと自分には僭越合わないなと、正直思われました。
(何度も言いますが、これは演者の問題というより監督の演出の問題だと思われます。)
なので、断腸の思いで今回の点数になりました。
八木順一朗 監督に関しては、次に映画を撮る時には、過去の名作と最近の優れた映画の流れと文脈を抑えた上で脚本と監督に挑んで欲しいと、僭越ながら思われました。
(これぐらいで行けるだろうと決して思わない、セリフ内容や描写ディテールの質は、何も予算の問題ではないとも思われます。)
ただ、ラストの特撮映像は心躍る印象もありましたし、主人公・山田一郎を演じたぐんぴぃさんも感じが出ていて僭越良かったと思われます。
そして何より描きたい根底に良さがあったと思われるので、本当に惜しい作品になっていたと、僭越思われました。
笑いながら涙ぐんでいた
この厚かましさには敬服
スパルタンX+スクールウォーズ?
エンディングの曲に仰天。
暴れ回るのは菅井さんが良かったなぁ。特撮シーンとかちゃんとしてたと思う。
ヤロウ!の意が、今ひとつズバッとハマらないのが残念。
怪獣ヤロウって、
東京だけじゃなく地元に怪獣出てほしいよね
あらすじから期待していたところにこたえてくれる内容だった。
町おこしのために映画を撮る話、なわけですが、実際、映画を見ていて、刀鍛冶の町なんだ…などの地域の学びになったので、割と本当に良いのかもしれない、町おこしのための映画…。
後、地元に怪獣出てほしいやん?の気持ちを割と抱いていたので、その気持ちが無視されなくて良かった。
大きく感情が揺らされるところはなかったけど、見て、楽しい映画だった。
大日本人
全87件中、1~20件目を表示