怪獣ヤロウ!のレビュー・感想・評価
全66件中、1~20件目を表示
童貞と怪人による、大怪獣(への想い)の後始末。
ゴトーチ様は関市の守護神として創造されたと考えたらどうです?減り過ぎる人口を調節し、荒廃した関市のシャッター街をリセットする為に。
まさかまさかのバカ真面目系怪獣哲学映画。
癖強俳優陣、地方PR、破壊へのこだわりが混ざり過ぎてどこへ気持ちを持っていけば良いかわからなくなるのだが、何故か最後にうるっときてしまう不思議体験。
音がとにかく良い。伊福部サウンドへのリスペクトをバキバキに感じる。
ぐんぴぃ氏の声は聴き取りやすく迫力満点。
あのイカれっぷりはガイラだ!
チープを楽しもう\(´ω`)/
中学生がガチ自主制作したのなら、 ようやった。 映像研…の触りを真...
本物の怪獣は
主役にまるで違和感のない旬の勢いというか華を感じますねー、と言いつつぐんぴぃは旬なのか?
個人的にYouTubeで度々見かけはしますが、地上波では見たことない気が。
今の時代、人気のバロメーターは何処に指針を置くべきかまるで解りませんが、役者としてかなりのポテンシャルを有してらっしゃるのではないでしょうか?
かつての西田敏行的ポジションはぽっかり席が空いてるわけで、いつか座る候補者の一人だとしても、何もおかしくはないですね。
清水ミチコは毎年1人で武道館を埋められる恐らく唯一の芸人ですよ。
冷静に考えると凄い。
歌手なら紅白大トリ経験済みのキャリアと実績でしょう。
それを国民に気づかせずサブカル女王の座をキープ。
本物の怪獣は普段死んだフリをしています。
怪獣が壊すのは街と固定観念と市役所
妙に脚本が美しくておもろい
主人公が本当にやりたいことをするために「殻をやぶる」というテーマと「怪獣の着ぐるみ」のコンセプトの絡ませがうまい。これでぐんぴぃ本人が「着ぐるみなしで暴れる」理由ができる。
くわえて怪獣映画は不甲斐ない自分への怒りだというメッセージを設定し、屋上で絶望したぐんぴぃがまさに怪獣のようにセットを破壊するシーンがあることで、クライマックスでぐんぴぃ自身が魂込めて怪獣を演じる姿に説得力が生まれ胸打たれる。さらに暴れるぐんぴぃの映像の面白さもばっちりハマっている。全ての要素が必然的にあのクライマックスに収束しており、思ったよりも脚本がバキバキの完成度です。
前半で自主制作映画を笑われる屈辱から始まり、ラストに作ったご当地映画を笑ってもらう栄光で終わるというのもいいなと思う
インタビューネタも芸人ネタもぶち込んでてとにかく笑った 結構まわりも声出して笑ってましたね。もはやぐんぴぃのアイドル映画。
なんで走ったり蹴ったりしてるだけであんな面白いんだろう。無駄なシーンもないし素晴らしい映画であった
強いて言えば20年も経過してるわりに怪獣映画のことを思い出すのが早いので、空白の20年に何があったかダイジェストで欲しかった気もするけど
ご当地映画を作る映画そのものがご当地映画として大成功していて色々と手のひらの上って感じですね
期待度○鑑賞後の満足度△ 本作を契機に日本各地で“ご当地怪獣映画”を作ったらどうかしら。だって「怪獣(KAIJU)」は日本のブランドだもの。
①我がご当地「奈良県」で怪獣映画を作るとしたら、唯一奈良県生まれのメジャーな怪獣である『イリス』に再登場願って、奈良を蹂躙しようとする『イリス』に立ち向かうのが、『アシュラーン』(興福寺の阿修羅像が巨大化した三面六本腕の怪獣)『ビッグブッダ』(云わずもがな東大寺の大仏が立って歩きます)『ディアラ』(これまた云わずもがな奈良公園の鹿が巨大化した怪獣)『キンギョラス』(大和郡山の金魚池から出現した金魚の怪獣)の四大怪獣で、若草山の山焼きを背景に平城京跡で闘うというのはどうかしら。
ついでに”せんとくん”にも巨大化して貰いましょか。
②自主映画と商業映画とを足して二で割ったような映画だし、関市の自虐映画っぽいところもあるけれども、“まちおこし”のために頑張る地方自治体の姿とか、寒々としたシャッター街の風景とか、日本の地方が抱える問題を描いた社会派映画の側面も持っている…ってなわけないか。
③平山浩行、久しぶりです。最近は職人とか技術者とかの役が多いね。
ゆっかー(菅井友香)の…
キャストさんが好きな人におすすめ
今回ぐんぴぃさんが主演ということで行ってみました
物語の内容としては薄い部分もあったように感じますが一人一人のキャラがはっきりしているので見やすかったです。映画全体を通して会話の中にネタ要素も組み込まれていてかなり楽しめました!
春とヒコーキ土岡さんのカットもありファンとして愛を感じれました。もう少し長いカットが良かった、
支離滅裂
支離滅裂とはいえ、90分楽しく見られたので
3.5かな?ただはだかネタはもう少し抑えて
もうひとひねりあっても良かったかな?
ご当地映画としてはぶっ飛んでいてこれはこれで
話題になるかな?
避雷針からの鬼撚線伝わっての爆発シーンは良かった(笑)
実際を知らないとできない演出でしたね。
頑張ってる人には、応援する人が集まる
ストーリーは捻りなく王道。夢いっぱいのオタク少年が、くたびれた30代?になってたけど、ご当地映画作成で情熱を再燃させ、頑張る物語。
ラストの上映シーンは、絵面がむさっくるしいけど、つい笑ってしまう。個人的にはキョーサンキギョーがツボ。黒豆菓子全然口に入ってないじゃん・・
ご当地映画の枠を壊したというより、怪獣映画の枠が壊れたような。地元の人はすっごく楽しめるんだろうな、と思った。
ぐんぴぃが主演と言う事で気になって見に行きました。ストーリーは王道...
怪獣というか爆破がメインのご当地映画
サメ映画好き、B級好きなら好きだと思うと言われてまさに楽しめました。
俳優さんは脇を固めるベテラン陣がしっかり安定感あって、主演のぐんぴぃさんはお腹ちょっとたっぷんたっぷんしすぎてクライマックス変に気を取られたけど、そこも愛嬌あって憎めない感じ。
ただ、爆発は冒頭の自主映画場面も後半もすごく良くて「いやいや普通にいいじゃん!」と感心してしまったのに、一方肝心の「怪獣」のモンスターとしての造形、特に顔面が…。いくら低予算や誇張表現とはいえもうちょっとなんとかならなかったんでしょうか?あまりにもアンバランスで、もしかしてわざのなのかなとも思ったりしてます。なんて言っても最後の「怪獣ヤロウ」がアレですし。なんなら主人公が「自分が撮りたかったのは怪獣じゃなくて破壊衝動なんだ」まで向き合うのかと一瞬思いましたが、そのへんはふわっとしてたので、きっとそういうのも含めて怪獣映画という懐の深いジャンルなんだろうなあ、と思うことにしました。
ストーリーはありがちではあるものの、変に尖ってなくて、ご当地映画らしく無難に落ち着いてますが、あるシーンで「これは僕の恨みだ」とボソッとでてくるセリフが、ほんの少しだけ牙を剥いた感じで良かったです。
意外にも王道ストーリー!
思ったより怪獣成分は少なめ?で、新しいことに挑戦することの難しさや喜びを描く王道ストーリーでした。
テンポ感も良く最後までサクサク見れました。
最後のオチは「そう来たか〜」と個人的には感心しましたが、怪獣映画を期待してる方はややガッカリするかもしれません。
舞台になった関市に行ってみたくなったので町おこし映画的には成功な気はします笑
まさか2回見ることになろうとは
空き時間で見られる映画がそれだったという理由で2回見た訳だけど、1回目と2回目では違った心持ちで見られたが、2回目の方が何が起こるか分かってる分安心して見られた。演技に関しては素人同然のぐんぴぃだけど、持ち前のキャラで好演していたと思うし、脇を固める役者陣がしっかり実力派だったりもするので、普通に楽しめる。話の内容自体は大したものでもないが、無駄に120分とかの長尺にしなかったのも奏功。
とりあえずそこに配置した意味が分からないオブ・ザ・イヤーでは武井壮。あとは一言も発さない土岡も、あれはあれでおいしいキャラだったと思う。
クライマックスはやはりシチョーvsゴトーチ様でしょう。あれほど躍動感のある白ブリ一丁の男を見たことがあるだろうか。いや無い。
あと菅井さんは普通に綺麗だし、三戸なつめが演じたのも個人的に好きなキャラでした。
最後まで笑って観られる映画
冒頭の歴代市長写真が映った時点でギャグ映画である事は確定するので、その後は肩の力を抜いて頭を軽くして楽しく観るのが吉。
狂気じみたノリで監督をやっている姿も、ゴトーチ様としての姿にも、ぐんぴぃが躍動するシーンには笑った。
本編内の御当地映画パートが絶妙にダサくていい味を出していた。
市長の脚本では徐々に故郷の良さに気付いていく演出だったはずだが……笑
そんな笑える映画だったが、本多監督のラボに飲める状態のお酒とグラスが置いてあったり、灰皿がパンパンになっている画が映ったのにはグッときた。
天気の繋がりは少し気になった点だった。
自主制作映画の延長、だが嫌いでは無い
予備知識はほとんど入れず、さほど期待もせずみに行った。
自主制作作品の延長くらいの出来栄えだが、嫌いでは無い。
劇場内も何か温かい空気が流れ、そこそこ笑いも起きていた。まあ、主役は別として俳優陣は自主制作レベルでは無いので、本気で作ったしょうもない作品よりは遥かに良い。
タイトルから「怪獣」や「特撮」が楽しめるかと言えば、その辺りはさすがに自主制作レベルなのであまり期待をすると肩透かしをくらうだろう。
ストーリーとしては岐阜県に実在する“関市”の観光課職員が、市のPRの為の映画作りをする中、すったもんだの末に「怪獣」映画を作る事になり、その制作過程で市のPRを実現するという話し。
しょうもない「怪獣映画」なのに、すったもんだのハプニングを見事に市のPRポイントに結びつけているのが実に面白い。
正直、岐阜県の事も関市の事もあまり興味をもっていなかったが、“関市”がどんな市なのか・・・ググった人、やられたのでは
ただ、パンフレットにコメントを寄せていた平成ガメラやGMKの金子修介監督も書いていたように、やはり自主制作レベルでも主役(仮)の怪獣がボロいダンボールというのはいかがなものかと思う。中学生の自主制作が元だとしても「怪獣映画が撮りたい!」という愛情から始まるはずなので、あのダンボール怪獣は無いな〜。
今時ご当地着ぐるみやコスプレ怪獣(特にロボット系)だって結構ちゃんとしている訳だし、もう少し愛情ある”怪獣(仮)”を作らないと、あれだけ”特撮シーン”の工夫を取り入れているのに興ざめだ。
せっかく、VFXではなくあえて[特撮]を主眼において作品づくりをしているのであれば、もっと[特撮]がもっている手仕事の凄さにリスペクトがあるべき。世界中の人々が試みた「トリック撮影」の歴史の中で、1954年に初代ゴジラが切り開いた日本発[特撮]の歴史がどれほど画期的で、その創意工夫がいかに凄かったのか、公開から70年経って尚世界中の人々を魅了する原点があるはず。そして忘れてはいけない一番のポイントだと思う。
ウルトラマン大投票では、数ある歴代ウルトラマンの中でも初代ウルトラマンやセブンが上位にいる、しかも未就学児童にとってはVFX作品より初期の特撮作品の方がテンションが上がるとも言われている。まだ多くの情報に晒されていないピュアな脳に刺さる何かがそこにあると言う訳だ。VFXのハイクオリティ映像が当然の今だからこそ、こういうB級作品でしかできない事はあるはず。
という事で発想は悪く無いけど、肝心なところが雑なので星2。
全66件中、1~20件目を表示