劇場公開日 2024年2月9日

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「 一見無関係のようで背景や人名につながりのある3章仕立て、まるごと...」一月の声に歓びを刻め sugsyuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 一見無関係のようで背景や人名につながりのある3章仕立て、まるごと...

2024年2月21日
PCから投稿

 一見無関係のようで背景や人名につながりのある3章仕立て、まるごとモノクロの第3章、俯瞰や手ブレなど凝ったカメラワークなど、もろもろ意欲的だが、面白さにつながっているかは疑問。リアリティラインを敢えてズラしたような1・2章に比べると3章が悪い意味で邦画的で退屈だった。それでも「花の色」の表すものなど、まったくダメではないが…2章の太鼓の音の心地よい律動が支える八丈島篇が一番良かった。鉄パイプを手放す瞬間がこの映画で一番美しいカットだったと思う。

sugsyu