劇場版 おいしい給食 Road to イカメシのレビュー・感想・評価
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たかが給食、されど給食
大ヒット御礼舞台挨拶付き上映にて鑑賞。大好きなシリーズでTVシリーズと劇場版はすべて鑑賞済。劇場版第3弾となる今回は函館・忍川中学校を舞台にした物語。
もはや市原隼人の代表作にまで成長したシリーズであり、体を張ったコメディは抜群の面白さがある。今後の続編も楽しみにしています。
2024-116
市原隼人の振り切りっぷりが楽しい
ドラマも過去作も観ずに本作を鑑賞しました。
前情報はチラシくらいしか入れていなかったため、
市原隼人が振り切った演技をしているのだろうという期待で観たら、
想像以上の振り切りっぷりで、爆笑しました。
町長が出てくるくだりは、社会問題的なことを織り交ぜてはおりますが、
基本、市原隼人の大げさな振り切り演技を観るのが楽しい作品ですね。
市原隼人の演技パターンがわかってからは、
私としてはちょっと退屈になりました。ちょっと飽きてしまいましたね。
市原隼人の演技以外の私としてのみどころとしては、
給食を戦略的にどう美味しく食すか・・・、これを頭の中で考えながら実践している市原隼人が
最高に面白かったです。
それにしても、市原隼人の演技を見て、子役さんたちは本番中に吹き出したりしないのかな?と
くだらないことを考えてしまったのですが、さすがにもう慣れているのでしょうね笑
給食が食べたくなる作品ですね。
寅さん
今作もおもしろかった。敵あり、恋あり、アクション(酔拳もどき)あり、感動あり、そしておいしい給食! いろいろな要素が、バランス良く配され、しかもまとまっていた。町長の学校への関与はこじつけっぽいけど、教師と生徒の給食における敵役となると、範囲が狭いから仕方ないかな。次作があるとしたら、甘利田先生の敵はどうするか、その土地でしか食べられない給食はなにか、気になる〜。場所は南の方かな。北海道からどういう理由で異動になるかな。マドンナも変わるし、放浪するし、なんかだんだん寅さんに似てきたかも。
市原隼人の胸板、腕の筋肉、バサバサのまつ毛を見ては、ぽーっとした。ステキすぎるわー。おかずにチューするところなんか、羨ましくてイカになりたかったわ。あと1作でいいから、甘利田先生を観たいので、再びがんばっていただきたい。よろしくお願いします!
甘利田の矜持
馴染みの店で「いつもの」と言える幸せかな
劇場で安心して声を上げて笑える寅さん的定番コメディとなりもう小賢しい食育とか社会派的ストーリーのくだりはどーでもよくてただただ校歌に乗って三角巾を付けた当番が廊下を運んでくる給食の時間が待ち遠しくてしょうがない。甘利田幸男という体罰も辞さない硬派で堅物の中学教師を演じる市原隼人の世界一落差が激しいパフォーマンスはもはや映画の配役に対する「芝居」を超越していて、彼のアクションを愛でるために映画という枠組みが用意されているといっても過言ではない。今回「学芸会」というとてもうまい劇中劇の設定を盛り込んだおかげで、甘利田先生がボロボロになった台本を机に叩きつけて熱血指導するくだり、さらには生徒からの要望に応じて「お手本」を演じて見せるに至っては「Oh my Gosh!」なのだ。ストーリー展開を追わずに100%弛緩して楽しめるNo1娯楽映画である。
役者さんって‥大変だなと
いや、市原隼人氏が凄いなと🧐(元々わりと好き)
GACKT氏みたいなトーンで喋るし、どっちかというとそっち系シリアスキャラだろうに、
反して真逆のああまでコミカルに振り切れるのは、ただただ天晴れ👏🏼としか・・ 感心することしきり(いや、シリアス[超真面目]にコミカル[お仕事]をやってのけてるだけなのでしょうが)🤔
😠≺子供がまだ食べてる途中でしょうが‼️ )
は、ほかーいどーオマージュでしたね😌
しかし、彼らの給食に対する熱意に共感まで至らず、ホワイトマンの演劇とやらもなんやよう分かりませんでした🤨(白米の擬人化??)
でも、食 は「道」に近しいものであるとは思ってます。スマホはもちろんテレビなど見ながら食べるべきではない と🤔(音楽を聴きながらは良いカナ)
追記:そういや私も出された食事だけしか食べられない環境下にあった時、器に盛られたいつものご飯に飽きて、それ🍚を先ず茶碗の中で転がしデカい🍙というか団子形状に丸めてから、皿の上で平べったく伸ばして叩いて広げてクレープの生地みたいにして‥みたいな食べ方の工夫に興じてた時期がありましたん。
今回、正直、今シリーズでは、、
ほのぼの
田澤泰粋と市原隼人のからみがおもしろい
最高でしかない
モノローグじゃなかった
いや、この作品の醍醐味はモノローグなのだが、それに付随する数々の特長的な動作が「アレはリアルなのか脳内なのか」わからなかったんですよねぇ。わからない狂気さが、作品の「中学生日記」感に抜群の味付けを施していたわけですが、この3rdシーズンにて注目のキャラクター(生徒)が一人。あの子をドラマで確認した時の衝撃たるや🤣それによって明かされる"狂気"の幅が、「甘利田先生」を飛び出して「あの教室こそが狂気」という着地点へ。ホント最高ですねこのシリーズ。撮影の時にモノローグを流しながら撮影していたらしいので、まさにリアル狂気🤣🤣🤣みんなプロフェッショナルですね。私は絶対に無理です。笑うわあんなもん。
でもそれだけじゃないのがこのドラマの良いところ。"食"と"生き方"について皆の中に何かが必ず落とし込まれる作りが好きです。どなたかも仰ってましたが、令和の「寅さん系ムービー」として是非とも続いていって欲しいなと願います。そして甘利田先生のハッピーエンドも見たい。なんなら披露宴(もしくは結婚に纏わる食事会全般)の食事だけで一本作って貰っても構いませんよ笑 「ポークたまごおにぎりがおいしいらしいですよ」は「月が綺麗ですね」に並ぶ素敵な告白だと思いました。まさかあそこで泣かされるとはね。というかずっと泣いてたけども(大半は笑い泣きだが)。
ここからでも大丈夫なので是非とも劇場公開中に飛び込んで下さいましまし。
(元小学校給食室チーフなおじさんより)
前各作と同様の佳作
前各作と同様に、甘利田先生の所作が楽しく、変わらぬその「給食愛」にも胸打たれる一本だったと思います。
評論子は。
とくに今作は、イカメシというご当地グルメにもスポットが当たっている点で、「食育としての給食」という点からも、現実の給食から離れていない一作ともいえると思います。
前各作と同様に、佳作であったと思います。
(追記)
いくら市町村立とはいえ、入学式や卒業式などの式典の来賓としてならともかく、学校に、町長自らが足を踏み入れる(生徒に自分の政治的な信念について演説までする)ということは「ありえへんかなぁ」と思ってしまいました。評論子は。
つまり、政治家である市町村長が、その教育活動には厳に政治的な中立が求められる「義務教育諸学校」に関してできることは、学校を管理する教育委員会の構成メンバー(教育委員と教育長)を人選し、総合教育会議の一員として教育委員(教育長)と意思疎通すること、そして教育に関する基本方針(教育大綱)を定めることだけのはず。
まして、教育活動の一環として位置づけられている給食のあり方に、直接にクチをはさむなんて…。
(追記)
しかし、改めて「食」の大切さには気づくことができました。評論子は。
変な話ですけれども。
刑務所での炊事係は、出所間際の受刑者たちの役割と、相場が決まっているそうです。
それは「刑務所側への恨みなどから、食事に変なものを入れられても困る」という、防犯上の理由ももちろんあるのですけれども。
しかし、受刑者の中には服役中に家庭が壊れてしまっている者も多く、出所したその日から、自分の食事を自分で作らなければならない者も少なくないことによるとのことでした。
刑務所では、刑務作業を通じて、理髪や木工・金属加工など手に職をつけさせて、出所後の生活に困らないようにさせるほか、最後の最後に、基本的な煮炊きの技術も教えるということでもあるようです。
「食べること」の大切さを示すエピソードのひとつではないかと、評論子は思います。
評論子が高校を卒業し、アパート生活をしながら東京の大学に進学することが決まった時、評論子の亡母は、その日から毎日、日々の食材の買物に連れ出し、肉や野菜など食材の選び方を徹底的に評論子に教え込みました。
ときには「今夜の夕食は、献立も自分で考えて、お前が作れ」とのご下命で、慣れない手つきで調理の挙句、いざ食事が始まると亡母の片言隻語も容赦のない品評が下されるという過酷な毎日も続きました。
(ええ、ええ。にわか主夫?の評論子と、主婦歴ん十年のあなた様とでは、どだい勝負になりませんよ。涙)
むしろ、なんの落ち度も関与も事前説明もなく、評論子の手料理を食させられることになった亡父こそ、最大の被害者であったことでしょう。
お陰さまといえばお陰さまで、評論子は、学生時代・独身時代にも自炊には不便を感じませんでしたし(半額食材の有効利用・笑)、子どもたちにも進学で独立するまで食事を作ってやることができ、その点では、別作品『こちらあみ子』のあみ子の父親ように、あみ子を実家に預けて別れて暮らすこともせずに乗り切ることができたのは、幸いだったと思いました。
(追記)
第二作について、ハンドルネームを失念してしまったあるレビュアーの方が、県を跨いでの教員の異動はないから、甘利田先生が黍名子市から函館(北海道)に転勤になるのはおかしいという趣旨の指摘をしていたかと思いますけれども。
義務教育諸学校の設置・運営は基本的に市町村の仕事なので、小学校・中学校は、基本的に市町村立ということになるのですけれども。
(これに比して、高校は都道府県立が多く、大学は国立系が多い。)
基本的に教員免許が一種類で、一人の教員が全教科を指導できる小学校と違い、中学校の教員は科目別の免許なので、学校は教科毎に教員を雇わなければならず(中学校の小さな分校では、生徒よりも教員の方が人数が多いといった珍事も起こる)、それらの教員の人件費を負担するとしたら市町村は大変です。
そこで、日本の義務教育諸学校では、学校の設置・管理は市町村の仕事でも、教員を雇って給料を払うのは都道府県とされています(県費負担教員といいます)。
それで、義務教育諸学校の教員の人事異動は都道府県単位ということで、教員が他県に転勤するということは(普通は)ないということになります。
ただ、都道府県間の身分移管ということも絶対にないとは言い切れないので、甘利田先生の異動も「ない」と断言することは、少なくとも制度上はできないのではないかと、評論子は思います。
実際、いま給料を払ってくれている都道府県をいちど退職した形にして、間断なく引き続き別の都道府県に採用されるということでその身分を移管する(関係者の間では「割愛(かつあい)」とか「割愛退職」とか称されるている)ことも、あり得ない訳ではありません。少なくとも、制度的には。
(教員の異動にその実例としてあるかどうかは、また別の話として。)
本作では「イカメシ」を全面に出すために(実在の)函館の名前が出ざるを得なかったのだとも思いますけれども。
住んでいる評論子が知らなかっただけで、黍名子市は地図をよく見れば北海道にあるかも知れませんし、滅多に「ありえへん」こととはいえ、黍名子市のある都府県を割愛退職してすぐさま(その給食愛を高く高く、どこの都府県よりも高く評価した?)北海道教育委員会に採用されることでその身分を移管された―いわゆる「引き抜かれた」のかも知れません。甘利田先生は。
そこいらへんの真相は、あまり突き詰めずに「映画ファンの議論のお楽しみ」にしておいた方が、いいのではないかとも思います。
(追記)
エンドロールに「食材協力」として「北海道ぎょれん」(北海道漁業協同組合連合会)の名前がありました。
甘利田先生と生徒たちとが美味しそうに頬張っていた、あのイカメシ…。
現物提供のスポンサーが分かったように思いました。
評論子には。
(追加)
甘利田先生とダブル・ティーチングの相方を組んでいた比留川先生が、甘利田先生と「いい仲」になりそうになりながらも(これまた割愛?)ずっと南の方の県に赴任することになりましたけれども。
しかし、「その県」といえば、知る人ぞ知る健康長寿料理(豚肉料理)!
その料理と、本作のイカメシに次ぐ「ご当地給食」の続編として、これは事実上の「第四作の製作決定宣言」と受け止めて良いものでしょうか。
そう受け止めてこそ「当該義務教育諸学校が所在する地域の産物を学校給食に活用することその他の創意工夫を地域の実情に応じて行い、当該地域の食文化、食に係る産業又は自然環境の恵沢に対する児童又は生徒の理解の増進を図るよう努めるものとする」と明文をもって規定している学校給食法(昭和29年法律第160号)10条2項の趣旨にも適合しようというものです。
期待に胸が、いっそう高まります。
(追記)
「ご当地給食」といえば。
日本国内でも有数のお茶どころの静岡県には、タンクが備え付けられていて、蛇口を捻(ひね)ると緑茶が出る学校があるーといった話を小耳に挟んだ記憶があります。
もう、十何年も前になろうかという、しかも朧(おぼろ)気な話ですけれども。
このことについて、静岡県に縁(ゆかり)のレビュアーの方から、何か情報がいただけると嬉しい評論子です。
今作でも甘利田は二日酔い酔拳を披露!でも、折角のジャッキー・チェン好き(設定)生徒「草野浩介」との絡みは一切無しだった!学芸会では「ソース」役でした!
緩くてくだらない貴重な映画、楽しめました
ホワイトマン
ホワイトマンの劇がみれてよかった。
相変わらずどんな話なのか謎だけど、なんとなくわかったような気がして、
あの台詞と言い回しに感動してしまった。
相変わらず先生は二の腕ムキムキでお酒に弱く
恋愛に縁遠くて、ギャグもテンポ良い。
パンを取り上げられたときのあの台詞には大笑いしてしまった。
映画になっても無意味に大事になることもなくテレビの面白さそのまま。
大志君、いやゴウ君。立派な大人になって、、。
いつまでも先生の理解者でいてくれておばちゃんは嬉しいよ。
先生と踊るメガネっ娘のスピンオフ見てみたい。
それにしても昔の給食は不味かった。
流石にパンとシャケの組み合わせはなかったけど、
生暖かい脱脂粉乳に脂身だらけのやきそば。
歯が立たないクジラの竜田揚げ。
くり抜いたパンに食べられないおかずを詰めて隠して持って帰ったっけ。
映画館で甘利田先生に会えた喜びで胸がいっぱい。
函館での新しい中学校になぜ赴任したのかはっきりと明かされていないが、酒に泥酔し何かしらやらかしたようだ。しかしそれもご愛嬌である。
相変わらず給食のために学校へ通う甘利田先生は、食のライバルでもある生徒・粒来ケンと毎日ひそかにバトルを繰り広げているが最後には友達と認め合うのが良い。案外泣けてくる。
いままでのドラマや劇場版では給食に比重が大きくかかっているが、本作は甘利田先生の教師としての、いや人としての考えや発言が心を打つ。それがまた良い。
劇場版最後には、甘利田先生とほぼ同じ背の高さに成長した神野ゴウ君、中学教師を目指しているゴウくんの姿を見ることができるのも嬉しい。
「まだ子供が食べてるでしょうが!」
可能な限り続いて欲しいシリーズ
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