「新たな恐怖と感動」シン・ゴジラ オルソ よんしんさんの映画レビュー(感想・評価)
新たな恐怖と感動
「シン・ゴジラ」は公開当時3回劇場へ足を運びました。
先日、愛すべきスーパーぶっ飛びおバカ怪獣映画「ゴジラxコング 新たなる帝国」を観たので、前々から興味のあったこちらをアマプラで鑑賞しました。
世間では「-1.0」がもてはやされていますが、ゴジラおよび日本の映画作品として、映像のクオリティを大きく飛躍させ日本の映画界の新しい扉を開いた「シン・ゴジラ」は偉大な作品であると思います。
まあ、白組を育てて日本の特撮界に風穴を開けたのも山崎監督ですが。
で、モノクロゴジラ、怖い怖い。
最初っから怖く、一瞬一瞬に緊張感があります。
一人ひとりの表情もよく分かるようになり、現場の緊張感が伝わってきます。
物語により集中できるようになり、何度も観たシン・ゴジラがさらに面白くなりました。
ヤシオリ作戦前の矢口の演説ではまた感動してしまいました。
ゴジラの発光シーンでは光の色がわからないので得体のしれない不気味さは半減したかな。
あと、4Kじゃなかったのはなぜなんだろ?
次は「-1.0」の方も見るつもりです。
今後、邦画のゴジラ映画はモノクロとカラーの両方を同時に上映してもらいたですね。吹き替え版を上映するような感じで。
そしたらモノクロ版を観てからカラー版を観に行くという、新しい楽しみ方ができちゃいますね。
邦画では、恐怖のゴジラが納得のクオリティで制作され、アメリカでは昭和のヒーローゴジラの魂を受け継いだゴジラが作られるという、いい時代になりましたねえ。
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