「R15ではすまないほど厳しいので注意。何も持って入らないほうが良い」ソウX yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
R15ではすまないほど厳しいので注意。何も持って入らないほうが良い
今年375本目(合計1,467本目/今月(2024年10月度)26本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
手術を受けた主人公が、その手術が偽手術であることを知って、当時の医師などに復讐をしていく、というストーリー。かなりわかりやすいのではないかな…と思います。むしろそれしか展開がないので(登場人物も少ない。6人か7人か)、見やすいという観点ではかなり推せる映画ではあります。
シリーズものではあるようですが、過去の作品のことはちらっとは出てもそれを前提にしていない点も良かったです(ほぼなくても95%以上理解できる)。この手の「続き物」の類はそれを常に気にする必要があるからですね。まぁあえて知っていれば有利程度に過ぎないのですが、なくても問題なしです。
ただ、タイトルにも書いたように、この映画、R15ではあるんですが、切断行為などとてもR15で見るのが厳しいシーンが極端に多く(なお、こうした部分だけで、アダルト表現は一切出てこない)、ちょっとこれは厳しいかなといったところです。実際、ポップコーン等持ち込んでいた方が途中から地面(床か)に置き始めていたのが全てを物語っているような気がします。その「グロいシーン」も全般に及ぶので(ないのは最初の15分くらいか)、ちょっと気にする方は2時間をちょっと切る程度なので何も持ち込まないのが良いかなといったところです。
日本では色々な法規制の関係でこうした映画はifであっても作ることがまずもって考えられないところですが、映画というのはいろいろな国の法規制の範囲でいろいろなifの元で作られそれを見ることができる点が魅力だと思っていて、この映画は(ちょっとグロいシーンは気になりましたが)良かったなといったところです。「本命から準本命」といったところでしょうか。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.2/R15でよいのか疑問が残る) ※ レーティング一つ違いは0.2固定
この映画だと、ギリギリR18ついてもちょっと言えないのではないかな…(あのR18ついた「ビデオドローム」よりグロいシーンが多数ある)といったところです。ただ、アダルトシーンは一切ないのでここはまぁ指摘だけ、かつ固定幅の0.2です。
あまりにもグロいシーンが多すぎて、多くの方がスマホ等で気を散らしていたようですが、それもそれで「仕方がない」レベルになっている気がします(まともに2時間見ていたら多分精神崩壊しそう…)。
(減点0.2/ダンスをはじめて8年以上~が more than 8 years)
more than は「その値を含まず、その値よりも大きい」ときにしか使いません。つまり、上記の表現では「8年1日以上」を指します(人数などであれば小数を取ることがないので、more than 5 などであれば、人数に「5.1人」などないので、実質「6人以上」ということになります)。
ただこの点は誤訳がかなり多い上に、この映画でその誤訳があっても解釈上論点にならず(ドキュメンタリー映画等、正確な翻訳が求められる映画とは性質が異なる)、指摘はしますが採点幅としてはこの程度です。
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