「これじゃない感」シャクラ カミムラさんの映画レビュー(感想・評価)
これじゃない感
ドニー・イェン×谷垣健治ってことでめっちゃ期待してたんだけど
何かいまいち。
谷垣健治と言えばるろうに剣心が記憶に新しいし、この作品もそれに劣らないワイヤーアクションを織り混ぜたアクション映画なんだけど、なんて言うかファンタジーが過ぎるんだよね。るろ剣というよりはジェット・リーのHERO 英雄って感じ。
しかもCGも大分雑で違和感が凄い。
ドニー・イェンにこういうの求めてないのよ。
また、ストーリーや展開もけっこう冷めるのが多いし、宋の人達の薄情さ、流され易さは目も当てられない。滅んで残当。
また、ラスボス戦後の展開も気になった。ドニー達が放牧してる様を写して終わりで良かったのに、その後に分厚い毛皮を纏ったドニーと阿紫が敵?に向かって草原を駆けるシーンとか、ラストのドニーとラスボスの実父の登場とか。
いやドニーの義両親と師匠を殺した犯人とか、死にかけたドニーを助けた人の正体とか気になってたけど、そこでネタバレされてもって感じ。
ドニーの超絶アクションを差し引いてもストーリーで大分マイナス。
元ネタ知ってればもっと楽しめたのか?
個人的には残念な作品。
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