「子どもは何も悪くない」年少日記 iccoさんの映画レビュー(感想・評価)
子どもは何も悪くない
彼に伝えたい。
今あなたがいる場所が世界の全てではない。憧れの大人の基準も変わる。
もう一人の彼にも伝えたい。
あなたは何も悪くない(むしろあなたも犠牲者だ)。
こんなはずじゃなかった。
愛がなかった訳じゃないだろうに、この家族に足りなったものはなんだったのか。
無垢な彼が、必死で家族の求める水準に自分を持っていこうと、もがく様が辛かった。ただ純粋に家族に認められたかった、ただそれだけなのに。
途中まで彼が誰なのか勘違いしていて、事実を知った時にものすごいショックで、その後の展開は辛くて泣いたわ。
どの人にも必ず何かの才能を持ってこの世に生まれてきていると思うし、それが子ども時代に輝く人もいれば、老年期に輝く人もいると思う。
得意なことを伸ばすのが一番だと心から思っているけど、小さいうちはどれが得意かなんてまだわかんないよなぁ。
あの子の天真爛漫な魅力は、人に好かれると思うから、社交性を磨くとか色んな方法が沢山あったはず。
勉強が出来ても人と上手くやれないと社会では認めてもらえない気がする。だから人と上手くやっていく才能の方が使えると言ったらなんだが、評価をされやすいと思うのだが。。
とか色々考えた。
辛い。
泣いた。
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