「幸せとは」ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ Raspberryさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せとは
オープニングの美男が愛に背を向けて生きていくことの切なさを歌い、イーサン・ホークの棺桶の会話が愛をあきらめた虚しさを十二分に語っていた。
娼婦たちが「私たちは用無しね」と微笑みながら立ち去るほど、魂レベルで愛し合う2人の描写に度肝を抜かれた。生きるってこういうこと。
愛に背を向けてはダメ、あきらめて死んだように生きてはダメ。残りの人生は愛する人と静かに暮らしたい。
アルモドバルは真面目なのと下品なのとを交互に撮るけど、今回はガチ真面目だった。
衣装がとんでもなくカッコよかった。
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