「教師も子どもも平凡な日常を頑張り、成長していく姿」小学校 それは小さな社会 てつさんの映画レビュー(感想・評価)
教師も子どもも平凡な日常を頑張り、成長していく姿
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序盤は、6年生が整然と統制の取れた行動を取っていて不気味だったが、外れた子どもや教師の姿も描かれ、少し安心した。1年生になって、楽器演奏指導で泣き出す子がいて、他の教師から慰められ、頑張り、2年生になった本番では、立派に発表していた。子ども同士の支え合いの姿もみられた。6年生の代表教師が最後の挨拶で泣き出した。1年生の最後にクラス解散で子どもたちが泣き、慰めていた教師は新学期には他校に異動していて、惜しまれていた。6年生担任だった異色教師は、別の学年の担任となり、新しいスタートを迎えていた。教師も子どもも、平凡な日常を頑張り、成長していく姿をよく捉えていた。NHKドキュメンタリー作品の傑作の一つであろう。
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