「なんだこの既視感」ARGYLLE アーガイル がばちょうさんの映画レビュー(感想・評価)
なんだこの既視感
終始色々ちゃちいのだけど、独特のテンポや演技が妙にマッチしてて、不思議と違和感はなく。
落下する時に大袈裟に叫んだり、漏れたアレでアレがああなったり、オルゴールをめぐるあのシーンとか、なんだかいちいち懐かしい風が心に吹くのはなんでだろう。
はっ!となった。
そうか、この感覚は、子供の頃に見た某『ごきげんテレビ』にそっくりなのだ。
ベタなギャグやテンポは、まさにあの頃の土曜夜8時の再来ではないか。
そうと分かれば、前述のちゃちさも愛おしくすら感じるし、もはやマオカラーのヘンリー・カビルは志村けん、ジョン・シナは加藤茶にしか見えないではないか!
…共感を得られるかどうかは分かりません。日曜夜、遊び疲れて眠い目をこすりながら見たレイトショーだったのがいけなかったのかも。でも、その時は本気でそう思ったのです。
星は3.5を付けましたが、謎の思い出補正も有り、個人的な鑑賞後の満足感は星5つ、大満足。
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