「超気持ちいいアクションシーンが2回ある。もちろん「そんな馬鹿な」戦...」ARGYLLE アーガイル ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
超気持ちいいアクションシーンが2回ある。もちろん「そんな馬鹿な」戦...
超気持ちいいアクションシーンが2回ある。もちろん「そんな馬鹿な」戦闘シーンだ。
ロバート・ゼメキス監督の『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』(1984)や最近のサンドラ・ブロック主演の『ザ・ロストシティ』(2022)の様な よくある設定であるが 3ひねり、4ひねり位に観客を惑わして来る。
ダニエル・クレイグ版の『007』シリーズの様なシリアス路線でなくてマシュー・ボーン監督らしい《スパイアクション》。
過去のスパイ映画を参考にしていてチャールズ・ブロンソン主演の『テレフォン』(1977)も思い出す。
タイトルは『ダイ・ハード』に登場する黒人運転手アーガイルにちなんで名付けられたものらしい。
ネタバレ↓
多くの観客がこの映画を見ながら気づくはず。
途中で「この小説家は記憶を無くした元スパイで、小説のネタを考えながら過去の自分の体験が無意識に作品に反映されている」のだと。
でも「何で小説家?」と疑問が出た時に、父親役の登場で「成る程!」と盛り上がる。(母親役が内容に口出しする理由も)さらにここから二転三転して最後に戸惑う。
「結局は全部小説!?」それとも「戦う相手が全滅したので小説家に戻って連載再開した元スパイ?!」どちらなのかパニックになった。変な髪型のアーガイル?が「僕に質問は?」と発言するから尚更だ。
『ARGYLLE/アーガイル』は、全3部作のなることが発表されているらしく。2作目ではアーガイルがスパイになるまで、3作目では1作目の続きが描かれる予定だという。ポストクレジットシーンに登場した「KINGSMAN」を訪ねる若き日のアーガイル(ルイス・パートリッジ)が2作目で活躍するのだろう。
やはり『キングスマン』シリーズと交差する!?