「虚々実々の物語を虚々実々の映像で描く」ARGYLLE アーガイル 椎名モモコさんの映画レビュー(感想・評価)
虚々実々の物語を虚々実々の映像で描く
小説と現実、敵と味方、虚構と真実が激しく入り乱れて展開していきますが
実は映像も実写ではなくCGが多用されており実際にはグリーンバックで
演技されているものが多数存在しているようなので
メイキング映像の方が別の意味で面白いかもしれません
例えば序盤でワインディングを疾走するバイクのシーンがありますが
サーキットでモンスターマシンを見慣れているので
絶対にありえない速度が出ているのが分かります
あと背後の風景もCGが多くまさに虚々実々が入り混じっています
そのあたりも結構気が付くようにわざと作られているのも見どころでしょう
序盤に出てきた美女と同じ服装とメイクで多少みっともない体形の
主人公が大暴れするのもシャレが利いていて面白いですね
次回作も予定しているようですが「キングスマン」同様
楽しみなシリーズになりそうですね
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