「キングスマンとジェイソン・ボーンのあいの子」ARGYLLE アーガイル 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
キングスマンとジェイソン・ボーンのあいの子
総括すればジェイソン・ボーン的要素を取り入れたキングスマンの変形です。
「凄い」「迫力ある」「スピーディ」といった通常アクションを形容する言葉よりも「楽しい」アクションです。グロがないところも好感持てます。ストーリーも逆転に次ぐ逆転でオチも洗練されています。
KM同様に一歩間違えれば冗談みたようなド派手アクションを、陳腐ではなくむしろ格調高くリズミカルに表現した演出は水際立っています。
敢えて小柄でお邪魔虫みたいな男とオデブちゃんな女のコンビを主役に据えた逆説的な効果も十分発揮されています。
音響効果が高いので映画館で観ると迫力満点のタイプです。
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