眠りの地のレビュー・感想・評価
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強欲経営者をのさばらせるな
トミー・リー・ジョーンズの実年齢にマッチする役柄で、受け継いだ家業を自分の代で潰すわけにはいかないという執念がひしひしと伝わってくる。
対象的にバリバリの金満弁護士を演じるのはジェイミー・フォックス。見た目は胡散臭さ満点で、ド派手な高級スーツに身を包み、詐欺師と紙一重。単なる庭師からやり手弁護士までのし上がった努力の人には見えないところが面白い。
どこまで脚色したのかはわからないが、法廷劇はスリリングなシーソーゲームで、胸のすくラストまで目が離せない。
エンドロールで裁判後の二人の実話が語られるが、こんな人生であれば幸せにあったに違いない。感動がさらに増すこと間違いなしでございます。
とても面白い
裁判モノの中でも凄く面白い部類に入ると思う。
テンポも良いし、ウィリーのキャラも良い。
出会いのシーンでの相棒みたいな人との掛け合いが
とても良かった。
登場シーンって大事。
シンプルな正義感だけじゃなくて、
大金のためと言うのもキャラが出てて良かった。
対するトミーリージョーンズも
堅物なおじさんではなく、
心根の優しい地元のおじいちゃんと言う感じで
言葉に重みがあって良いキャラだった。
ストーリー展開も王道の
倒せそうもない敵、
倒せる確率が上がって来たところで痛い目に会い
仲間が離れ窮地に陥るけど、
最後は正義が勝つと言う流れで
観やすかったし、
裁判シーンでのジェイミーフォックスの演説は
独壇場と言う感じでワクワクしました。
欲を言うならピンチの時に仲間たちが戻って来て
欲しかった。
それくらいで、あとは今まで観た裁判モノの中でも
トップ3くらいに面白かった。
放題はセンスがない。
実話に基づく展開
キャストに惹かれて正解
2人のカリスマで描く実話、これは確かに"フィールズ・グッド"
"これは人種問題の裁判ではない"…75歳になって初めての訴訟は、歳を取りすぎている?ジェイミー・フォックスがノリノリ♪
奴隷制の時代、名もなき黒人たちが埋められた地。貧しいところにつけいって私腹を肥やす強欲な大企業を相手取って、地元の英雄で小さな葬儀社の社長と聴衆の心を掴むことに長けたイケイケでハデハデ好きな負け知らず弁護士が手を組む実話を基にしたマギー・ペッツ脚本監督作品。分かりやすく大きな山場みたいなものはあまりなかったけど、その分も無駄なくよく練られている。黒人の人たちが次々に映って語っていくシーンがまさしく本作のテーマそのものでグッときた。
トミー・リー・ジョーンズ✕ジェイミー・フォックス=両者の演じてきた役柄などから期待するような思ったより堅物とお調子者みたいな凸凹コンビ感は強くなかったけど、それでもこの2人のオスカー俳優共演による法廷ドラマは見応えがあって、大衆の心を掴むだけの魅力と確かに胸打つものがあった。いつの時代も人々の胸をアツくさせる。最後の演説シーンともどもこれは否定できない。良心が傷んだことは?
あんたに足りない、事業を潰してやる。ジェリー・ザ・巨人キラー!
♪Feels Good
この2人が演じてくれたら安心
裁判の面白さもあるし、弁護士の成長物語でもある
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