違う惑星の変な恋人のレビュー・感想・評価
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脱力系会話コント映画!
恋愛をテーマにした群像会話劇です。 実にゆるいし、会話がめちゃめちゃ面白い。 世界観が独自固有だし、出てくるワードも常識でははかれなかったりします。 そして、キャストが秀逸です。 莉子、筧美和子、中島歩、綱啓永、いずれも良い味を出していて、 特に中島歩のクズっぷりは群を抜いてキャラが立っていました。 とにかく、いい加減な言い訳でのらりくらりしているところが実によかったです。 私としては莉子の演じる「むっちゃん」のキャラクターが好みですが、 最後の綱演じるモーとのやりとりは最高でした。 今後、この4人の関係性がどうなっていくのか、 想像して過ごすのも楽しいですね。 それにしても、基本会話だけで進行していく作品がここまで面白いとは! 木村聡志監督の次回作も楽しみです!
確かに違う惑星の話しですねw
傷つかない恋愛ゲーム。 世の中の恋愛が全てこんなに建設的に できたらいいのになぁ~。 まぁ、無理だから、この恋愛物語は 地球に似たほかの惑星のものなのでしょう。 心を抑えられる理性と考える力があれば 恋愛はこんなにもスマート。 「議論と交渉」 わぁ・・・ビジネスマンみたい・・・(笑) 終始、会社で会議やプレゼンをやっている 気分になる秀逸な会話劇でした。 そして、鑑賞後「かわいい作品だなぁ」 って思えるとは意外でした。 良作。
キャプテンマンテル
ノーリターンから小ネタ爆発。ベンジーはまだしも柱谷と井原って・・チョーさん知らないより二世代位アンダー? “負けられない戦い”ってこの事かー。 あの4人、カワイイね。ベンジーさんは発言まで微妙な間があるが熟慮して発言してるんだよね。グリコは未練が有ったんだね、でないといきなり女の子を連れて行かないよね。みんなちょっとずれは有るけどハキハキ反応するし、適度な貞操観も有るようだし。 意味ない位の超短パートとか、テンポも良くて大収穫でした。
共感できそうでできないクセ強彼らの等身大会話劇
序盤に「あれ、これもしかしたら退屈かも?」と思った自分をぶん殴りたい。驚きの展開連発であっという間に過ぎ去った116分間。 「恋愛あるある」と「あり得ない展開」の行ったり来たりで笑い疲れてしまった。久しぶりに映画館でたくさん笑わせてもらいました。綱さん、イケメン若造枠かと思いきや。完全に役に入りきっていて演技の幅広すぎるやろおお。そして中島歩さんの女性心をくすぐる声のトーンがハマり役でした。
ダラダラの会話劇に、はまるかどうか
ごく、ごく大雑把に言ってしまえば、男女4人の会話主体の恋愛劇。 ダラダラペースにはまってしまって、個人的には面白かったのだが、ビミョーな間(ま)、長回し、起承転結のない展開など、気に入らない人にとっては苦痛、あるいは睡眠薬の映画かもしれない。
五角関係の男女会話劇コメディー。話題と展開が絶妙で可笑しい。
五角関係の男女会話劇コメディー。 今話していたこの人が実は…という感じでリレー式で広がっていって、人間関係が徐々に明らかになっていく。 皆が違う方向を向いてて誰一人として双方向に成立しない。 決して修羅場にならずに、四人集まって解決しようとする?ゆるい感じがいいです。 間を埋めるための話題探しなど、独特の話題と展開が絶妙で面白い。 朝食バイキングの話とか。 出演作が続々公開されている、今注目の俳優、中島歩が何ともいい味出してます。 珍しいタイプの映画で、このあと、同じ木村聡志監督による1年後の話「このハンバーガー、ピクルス忘れてる。」も観ましたが、ベンジーさん続投とか一部世界観が引き継がれていて、そちらもおすすめです。
ミニシアターらしい作品
久し振りにミニシアターへ 男女4人の複雑な恋愛模様に 笑いの要素を取り入れた映画でした。 登場人物は4人の他は 歌手 モーのボーリング仲間2人 喫茶店の店員 で4人 中心になる4人 グリコは江崎さんだから モーは牛田くんだから むっちゃんは名前から ベンジーの由来は? ちょっと映画の世界観に馴染むまで 時間が掛かったけど 30〜60分位で大体掴めてからは 掛け合い台詞は面白いですね 好き嫌いは別れる作品です 喫茶店の店員さん役は 坂ノ上茜さんが急遽出演するからと 1シーン作り直したらしいです 舞台挨拶の際に監督が言われてました。
パンツとパンティ
個性的な男女5人の恋愛群像劇 美容院の同僚と元カレと好きな歌手とレコード会社の人 という狭い世界の中でストーリーが進んでいく ダメな男を演じさせたらハマり役の中島歩が最高でしたね あと筧美和子が大人の色気が出てました 最終的には四角関係というか五角関係というか・・・ この交わらない恋愛関係を見ながらニヤニヤクスクスできる映画です こういうドラマ大好きですね みらんの歌声も
中島歩...ぷっ...
長回しの多い群像劇。もちろんほかの役者もみんなが良かったけど、やっぱキャラといい間といい、ベンジー中島歩が最高。グリコも自然でうまかったしむっちゃんもモーも可愛かった。ナカヤマショーコのミランはちょっと損な役柄だったけど、お歌は素敵でした。ただライブシーンの音響はノイズが大きすぎて演出なのか雑音なのか判断できなかったが、演出じゃないことはわかった。ちょっと入れなおした方がいいかと。 ちなみに今日はアップリンク吉祥寺でミランのミニライブ付き上映でした。
恋愛は屁理屈だらけ
個性的な登場人物(特に男性陣)なかなか噛み合わない会話と恋愛のベクトル…ほぼ屁理屈だったりズレたとこで引っかかったり面白い会話劇、だけどなるほどぉとなる言葉もあるから2時間あっという間。 発言に中身のないダメ男を演じさせたら右に出るものはいない中島歩、今作も健在。相手を傷つけない思いやりと称して、本音を言わずに曖昧な対応を続けて行く感じ…自分もその節があるから自分を見てるようで恥ずかしくなった笑
柱谷と井原
の名前が出た時点で、この映画が楽しみになったけど、居酒屋の名前が出たときにはその語感がツボでした。(後で調べたら、「自由者」とは中国語でリベロの意味だそうでした) 4人とも好きだったけど、ベンジーさんが一番好きかなあ。 というか、この監督の間というかセンス、大好きです。 欲を言えば80分くらいで終わってもらえればベストでしたが、期待せずに見に行って、思わず声に出して笑いそうになった場面多々で、とても得した気分です。よかった。 中身がまったくないのも、この映画に相応しい気がしました。
ボフレ٩( ᐛ )و
こちらもチェックしていた作品。
筧ちゃんとリュウソウジャー(見てないけど)の綱啓永君が好き。安定の中島歩さんが出ているので、まぁ、面白いでしょう。
しかしよぉ、
何なのこのダサいフライヤーは?!
タイトルも変なのに。
タイトルで損してないか?!
観る人限られ祭りでしょ〜と思っていたら、
こちらも今日で上映終了ですと!!
やばいぞ!急いでGO!
(今日は眉毛上手く描けた♪)
何故かおじいさん2人と私の3人で仲良く鑑賞。
こちらは恋のトライアングル。
もうね、超笑っちゃった。
おじいちゃんと笑うツボが一緒で、こちらも恋に落ちそうでした。
むっちゃんの妄想ホテルでのモーニング。
ベンジーの山盛りご飯にちょこんと梅干し!
プププ〜 o(≧▽≦)o
私もパンもご飯もいきますし、オレジュー、牛乳、何なら最後にコーヒーも飲みますぜ!
普段は食べないのにね。
長嶋茂雄「う〜ん、どうでしょう」
ギャグなの?!
ベンジーって。。浅井健一って名前なんか!!そのまんまやないか!
ロベルト・バッジョ、上の名前?下の名前?
プププ〜o(≧▽≦)o
サッカー好きなので、サッカーネタ全てわかりましたし笑いました。
モラターーーー!!!
4人がみんな可愛い。
最年長のベンジー(中島さん)
しっかりしている様で、中々マイペースな人。口調が柔らかで好き。真の女たらしになれない所が可愛い男。
1番まともに見えるけど、結構ズレてるグリコ(筧ちゃん)
愛らしい。モー君の気持ちがむっちゃんに移った気がして心配になり軽いストーカーに変身。コーヒーにキャンディ浸してみる。おぱいに釘付け。
とぼけたピュア女子、会話のキャッチボールが独特なむっちゃん(莉子ちゃん)だけど、やることはやるんだな。
変だけど一生懸命。ガチボ〜ラ〜の憎めない子、モー君♡(綱君)
1番変かと思ったが、後半になるにつれどんどん魅力的に見えてくる!
好きです o(≧▽≦)o
この4人の新世代の恋愛群像劇。
テンポが何とも変な間で、ずらされる可笑しさがあった。
ジェネレーションギャップを巧く利用した会話の楽しさが抜群に良かった。
もう今の私からしたら、恋愛なんて面倒くさいし、ドキドキも忘れてしまった(悲し〜ww)けど、もう一回位、現役に戻っても良いなって思えました(^。^)
あの感じ、思い出しましたw
モー君の名セリフには痺れた。
むっちゃんに届いてほし〜!
シャンプー台のシーンが好きでした。
(これフライヤーにすれば良かったのに)
超面白いし、良く出来た作品なので皆んなに観て欲しいです!
ちなみに、
2月16日から公開の木村監督の姉妹作品「このハンバーガー、ピクルス忘れてる」←なんちゅ〜タイトルw
でもフライヤーはカッコ良い!
では、本作で喫茶店の変な店員さんが出ていましたが、その妹という設定の女の子が登場するらしーです!
そして、我らがベンジーもベンジーとして出てるんです!再び会えますよ。
チェックですね♪
好きな作品なのに、さっき書いた
「罪と悪」のレビューに力を使い果たしてしまったので、終了でーす。
(4分w)
恋の矢印の行方
ちぐはぐで噛み合っていないのに、ほんの少しの善意で成立していく会話の内容が面白かった。
いつの間にか複雑な男女の四角関係が出来上がっていくシナリオの意外性に感心させられた。
世の中には色んなタイプの変人がいると思う。
周りにどう思われようが一向に気にせず我が道を貫き通す変人。
一方、自分に自信が持てず周りに気を遣い過ぎた結果、挙動がおかしくなってしまった変人。
この映画に登場する変人は後者のタイプだ。
美容師として駆け出しのむっちゃんは、何とか会話を成立させようと気を遣ってしまい逆に変な空気を作ってしまう。
ただものすごくピュアな女の子だ。
彼女は同僚のグリコから大人な雰囲気を醸し出すベンジーを紹介され一目惚れする。
グリコにはモーという元カレがいるのだが、彼はどうやら未だにグリコを忘れられず彼女につきまとっている。
このモーの挙動不審ぶりが笑ってはいけないんだけれど、何とも言えないおかしみを誘う。
そして何故か成り行きでモーはむっちゃんの恋のキューピッド役を買って出ることになる。
意外と恋のアドバイスが的確なモーのおかげなのかどうなのかは分からないが、結果的にむっちゃんはベンジーと関係を持つことになる。
が、このベンジーはかなりの罪作りな男であることが分かってくる。
一見、常識人を装っているベンジー、そしてグリコは、自分の欲求を満たすために人の心を弄んでしまうタイプの人間だ。
価値観は人それぞれなので、一概に彼らを責めることも出来ないのだが、彼らが誠意のある人間ではないことは確かだ。
ベンジーはむっちゃんとの関係を精算するつもりもなく、グリコとも関係を持っている。
しかしベンジーはグリコが本命なのだが、グリコに彼と真剣に付き合う気はないらしい。
この二人の会話のシーンが面白く、ベンジーも完全なやり手ではないことが分かる。
そして何故かグリコは別れたはずのモーへの恋心に再び火がついてしまい、モーは距離が近くなったむっちゃんに恋をしてしまう。
こうして四人の恋の矢印はどこにも交差することなく展開していく。
不毛なやり取りが続いているようで、時に恋愛の核心を突くような言葉が飛び出す。
男女の関係は本当に複雑だ。
四人がサッカーワールドカップの試合を観戦した後に、それぞれの気持ちをぶつけ合うクライマックスはとても印象的だった。
終始ニヤニヤ笑いの止まらない作品で、おそらく誰でもひとつは共感出来る部分があるのではないだろうか。
自分もホテルの朝食バイキングでパンとご飯を一緒に食べる時の幸福感と背徳感には共感出来た。
パンフレットも買いです
活弁シネマ倶楽部で木村監督と中島歩さん、森直人さんのトークを聴き、“これは絶対面白いやつだ”と直感し、新宿武蔵野館で鑑賞。期待通りセリフの面白さと絶妙な間が見事な恋愛会話劇でした。久々に映画館で大笑いしました(館内もかなり沸いていた)。 パンフレットにはシナリオが載っており、面白かったシーンをあらためて味わえるので、こちらも買いです!
1周回って2周目突入みたいな話。
四角関係ならぬ右回り関係な男女の恋愛群像劇。本来ドロドロした底無しに醜いバトルが繰り広げられそうな状況も、なんとも空回りですれ違ってのんびりとした展開が続く。でもそうか、みんな違う惑星から来たのか。なるほどな。 オムニバスっぽい構成でそれぞれの関係性が分かりやすい。そして聞いてもすぐに忘れてしまいそうな変な会話が多い。 中島歩と筧美和子に関しては2人のイメージそのままの役でめちゃくちゃしっくりきた。もうこれは間違いない。莉子は素朴な感じがかわいかった。で、綱くんよ。こういう役って正統派なイケメンがやるから面白いのよね。カフェ店員さんもなかなかパンチ力あった。
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