「お国柄だと一言では片付けられないギャップ」リンダはチキンがたべたい! ku-pa-さんの映画レビュー(感想・評価)
お国柄だと一言では片付けられないギャップ
日本だと「人さまに迷惑をかけない」というのが社会道徳の基本なのだけど、フランスは個人の自由がなにより大切なんだと、この作品を観てつくづく思わされた。
だから本来はスラップスティックなコメディとして受容すべきなんだろうが、母娘ともに日本人的には正直どうよと思う行動ばかりで、ちょっとした嫌悪感すらああった。
あと本場のゼネストはやっぱりエグい。
登場キャラクターを不定形な線画に原色でザックリとした着色で描く手法はなかなか刺激的。さすがはアヌシーでグランプリを獲っただけある。
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