劇場公開日 2024年11月8日

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ロボット・ドリームズのレビュー・感想・評価

全287件中、161~180件目を表示

4.5ひと時の夢の余韻

2024年12月7日
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鑑賞方法:映画館

「ロボットの夢」とは、ロボットが夢見ることなのか、ロボットが眠りについてみる夢なのか、はたまた、ロボットのことを夢にまでみることなのか。
「そんな問いは、無意味だよ」とばかりに、そのすべてが出てきた上に、「ロボットとドッグにまつわるひと時の夢」のような余韻を残す映画だった。

ちょっと自分語りをすると、突然動けなくなってしまうロボットって、突然の体調不良で入院を余儀なくされた自分自身に重なった。
思うように身体が動かない。ほとんどすべての時間、天井を眺めているしかない。視野が限られているから、周りの状況もつかめない。夢に見るのは、自由に動けた頃の自分自身。
そうした状況を自分だけの力ではどうすることもできなくて、誰かに(自分の場合はドクターやナースに)頼るしかないのだけれど、でも心底までの絶望とかはなくて、心の中は意外とポジティブ。というのも、いつかはよくなるという「夢見る力」が、何となく自分にはあったから。
砂浜で横になっているロボットも、イエローブリックロードをたどりながら、エメラルドシティを目指す夢をみながら、きっとそういう気持ちだったんじゃないだろうか。

それから、この映画って、省かれているものが実はポイントなのでは…とも思った。
セリフはない。ドッグの生業や家庭環境もわからない。時代背景も説明されない。ビデオゲームはレトロだし、カセットテープが全盛なのにロボットだけはすさまじくハイテクな理由もわからない…。
こうやって上げていけば、まだまだキリが無さそうだが、実は、自分を取り巻く世界って、案外そんなもんじゃないだろうかとも思うのだ。
自分にとって関心がある範囲なんて限られていて、自分に関わる世界はそんなに広くない。
だから、そこで深く関わった人や出来事とは離れ難くなるし、思い入れも生まれる。
けれど、いつまでもそこに留まり続けることは出来なくて、人生は否が応でも続いていく。

ラストなど、そこがとてもスマートに描かれていると思うし、この映画で省かれていて、最高最大にグッジョブなのは、自分は登場人物たちの「涙」だと思った。

EWFのセプテンバーの使い方の心憎さと、絵柄の温かみも◎。

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sow_miya

5.0遠く離れても、あなたの幸せを心から願う

2024年12月7日
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泣ける

知的

幸せ

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エビフライヤー

3.0今愛してくれる人がいるじゃない

2024年12月7日
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かばこ

5.0家族で観れるいい映画です。

Mさん
2024年12月7日
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泣ける

楽しい

幸せ

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M

4.0ロボットは友だちになれるのか

2024年12月7日
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泣ける

悲しい

知的

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MP0

4.0純度100%の「会いたい」

2024年12月5日
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Teet

5.0ロボの夢

2024年12月4日
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なつ あらすじとツッコミ

2.0チャップリンには叶わないさ!

2024年12月4日
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カツラギ

5.0なめてました

2024年12月4日
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多くの皆さんと同じくラストで落涙

正直途中の夢オチが続いてる段階ではもういいかなという感じでしたが、、、

二人が一緒に踊ってるように見せるラストの演出が刺さりました。

過去の人との出会いがあるからこそ現在の自分があるという、出会いと別れそのものを肯定する思想は自分の好みなんだなとはっきりわかった。

ロボットとドッグの関係性は単なる友情にとどまらない、恋愛関係を含むあらゆる人間同士の関係を内包してる。

当然自分の頭の中には過去に出会ってもう会わない恋人、友人のことが浮かぶわけで、人生を肯定してくれたような気分になりました。

過去に出会ったあの人やこの人のおかげで今の自分があり、かといって失ったその関係ばかりに拘泥するのではなく、今の関係を大切にしようよというメッセージは、普遍的であり今の自分に刺さりました。

これからもいろんな出会いと別れを経験していくと思いますが、折に触れて思い出す映画に出会えたと思います。

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英雄

4.5目も表情も仕草も、口以上に物を言う

2024年12月3日
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鶏

3.0ストーリーが惜しいと感じた

2024年12月2日
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pippo9

4.0スティーブン・キング

2024年12月2日
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hanataro2

4.0ロボがどんなに君を想っていたか

2024年12月2日
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楽しい

幸せ

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はな

2.0安易すぎるのでは

2024年12月1日
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あまかける船以下略

4.0タイトルの意味

2024年12月1日
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ひよこまめぞう

4.0ロボットは電気羊の夢を見るか

2024年12月1日
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「ロボット・ドリームズ」80年代NYを舞台にしてロボットとドッグの友情が描かれる。背景にツインタワーが何度も映し出されることから分かる様にすでに失われたこととその記憶についての物語ですね。EW&Fのセプテンバーが重要な曲として使われているんだけど、僕は観ていて小沢健二の「美しさ」を思い出したな。

ロボットの造形がラピュタのロボットと似ているのでシータの様にロボットさんかわいそうと何度も呟いてしまった。

追記「ロボット・ドリームズ」を観終わった後の切ない感触に既視感あるなと思ったら、分かった、「シェルブールの雨傘」だ。

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ピンボール

5.0あの曲を涙なしでは聴けなくなる!

2024年12月1日
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良い映画でした...。こんなに泣くとは思わなかった。最後のダンスシーンは、離れていても心は繋がってるとか、ありきたりだけどそんなことを思いました。こうやってひとつひとつ消化して、前に進んでいくのが人生ですね。それにしても高性能なロボットでした。

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やぎ

3.5なんとも切ない

2024年12月1日
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なんとも切ない

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あすきち

4.0【名曲”September”の調べに乗せて、大都会で孤独だったDogと”組み立てロボット”との友情を、優しくも切ないトーンで描いたセンス溢れるアニメーション映画。】

2024年11月30日
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悲しい

知的

幸せ

■ニューヨークの何処かの深夜のアパートメント。Dogは、独りで二人で遊ぶTVゲームをしている。夕食はレンジで温めるいつものTVディナー。そんな時、TVに流れた”友達ロボット”のCMを見て、翌日に購入。
 組み立てた後に、一緒に街に出た二人は、もう友達。
 そして、ある晴れた日に、二人は海水浴に行くが、海水に濡れた”友達ロボット”は、動かなくなってしまう。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・登場人物が登場、全て動物である点が斬新である。Dogの友人になるアヒル、動かなくなった”友達ロボット”に巣を作り、卵を孵化させる鳥、同じく”友達ロボット”を再生させるラスカル・・。皆、キャラが立っている。

・何よりも、Dogの友達になった”友達ロボット”のシンプルだが、愛嬌のある顔、特に目が良いのである。
 Dogの喜怒哀楽の表情も、良かったな。嬉しそうな時は、下を出して飛び跳ね、哀しい時は俯いて、耳も垂れ下がっている・・。

・二人が、離れ離れになってからも”友達ロボット”が夢みる、Dogとの再会シーンの数々と、目を覚ますと動かない身体の現実。

・それは、Dogも同じで”友達ロボット”を浜辺から救出しようとしても、海岸は季節が過ぎて封鎖され、雪が降り積もって行くシーンは切ないなあ。

<ラストの見せ方も良かったな。”友達ロボット”がラスカルに再生して貰った時に、出会ったDog。喜んで手を肩に伸ばそうとしたら、Dogの隣には新しい”友達ロボット”が居て・・。
 けれども・・。
 今作は、名曲”September””の調べに乗せて、大都会で孤独だったDogと組み立てロボットの友情を、優しくも切ないトーンで描いたセンス溢れるアニメーション映画であります。良かったですよ。>

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NOBU

4.0「自分の物語」として読み取る余白を大きく取った一作

2024年11月30日
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鑑賞方法:映画館

本作の、グラフィックノベルの手触りが伝わるような絵柄は、たとえば『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のようなビジュアルアートの洪水的な派手さと比較すると、やや地味な印象を受けることは確かです。一方で、作画は隅々まで丹念で、大スクリーンだと実に細かい部分までその描きこみ、ちょっとした小物の妙などを楽しむことができます。

主人公のドッグとロボットにはほとんど台詞がなく、なんだったら名前と呼べるものもありません。そのため、ドッグとロボット、そして彼らの関係について、観客側が想像を巡らせたり解釈する余地が大きい造りになってます。特にロボットにどのような姿を見出すかで、本作の見え方がかなり異なってくるため、複数人で鑑賞して、どういった物語と受け取ったのか話し合うのも面白いかも。

ものすごいほのぼのとした絵柄でとんでもなく過激な物語、という作品も世の中にはたくさん存在するので、本作にも何らかの、予断を裏切るような描写があるんじゃあ、とうがった見方をしそうにもなりますが、本作は基本的に絵柄を裏切るような展開はほぼないので、その点は安心できるところ。裏返して言えば、衝撃のどんでん返し展開!を期待すると物足りないかもしれない、ということでもあります。

鑑賞後はアース・ウィンド・アンド・ファイアーの『セプテンバー』を聞き返したくなること間違いなし!なんだけど、歌詞の内容自体が「ドリームズ」なところはちょっと切ない…。

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yui
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