ロボット・ドリームズのレビュー・感想・評価
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いかにも子供に受けるビジュアルをベールにかけたほろ苦青春群像劇
ズートピアみたいに「なぜこのキャラクターがこの生物なのか」とか考えた方がいいかなと思いながら観進めてみたものの、特に意図が分からず、目を瞑る。
Dogとrobotの手の絡め方が恋愛描写ぽくてちょっと嫌かも、、、と思いながらも、これがヨーロッパの普通なのかなと目を瞑る。
営業時間終了間際のビーチ、警備員どこいった??の有り得ないシチュエーションも、、、目を瞑る。
目を瞑るのも中盤になれば慣れるもので、アニメーションのタッチ・配色のセンスの良さが次第に上回り、馴染んでいく。
なんてったって曲が・・・良。正直これだけで☆4以上確定。
そばにいて欲しいと思う対象が居るから孤独を感じるわけであるが、
孤独感が強調されていたDogと
寂しさは前面に出ていたが「孤独感」がそこまで描かれていなかったrobotの対比が良かった。
(同じだったら飽きてた)
それぞれどんな想いで海開きまでの期間を過ごしていたのかがお互いに知らずに終わってしまうのが切ない、、
Dog・robotどちらにも「あんた、めちゃめちゃ大事に思われていたんだからね!!!」ってとんでもお節介おばさん発揮したい。
Dogが諦めんの早いって意見もあるかもしれないけど、Dog目線に立てば、海開き解禁してもまた一緒になれる可能性が100なわけではないことも頭にあって、ましてやあの不器用さ、精一杯の決断と考えれば愛おしさすら感じる。
いつしか連絡の途切れた友達
ロボットは友の夢を見るか?
ほぼ無セリフのアニメーション・トゥーン系作品。
犬とロボットというガワだけども、基本的には意思疎通がある程度できているので、人と人の物語の戯画として見れると思います。
ロボットだから・・・といってもそれほどSF的な込み入った要素は無く、演出の仕方を替える事で人の物語に置き換えることができる内容ですね。
つまんないツッコミですけど、どういう管理体制なんでしょうね。あのプレイランドは。
遺失物くらい回収させてよ。入っちゃだめなら持ってきてよ。ってね。
それ以前に作中におけるロボットの社会的位置づけもなんだかよくわかんなかったですしね。そのあたりがほとんど描写されていないので、SF的には見れませんでした。
かつて親しく楽しい時間を供にした人との、なりゆきでの別れ。
そういうシチュエーションを描写した作品として、よかったとおもいます。
飼い主とペット
途中で眠りかけましたが最後は泣きそうになった
独特の関係性というか距離感というか、友人のような家族のような存在。主人とペットが一番しっくりくるかも
近未来でありそうだな〜
タイトル通りロボットの夢シーンがあったけどなんか眠くて、、現実に影響しない夢オチ的出来事はとても眠い
ロボットと動物の飼い主(?)の関係性ていうオリジナリティがすごくて、二人の関係性もこの映画ならではの独特な感じなのでそこが良かった
修羅場シーンがなんかシュールで笑いかけた
恋人と別れた後に悶々としてやがて思い出を美化していくタイプの人の脳内のような感じ…(disりではない)
最後のシーンは共感できるような、できないような…
子供も楽しめる、大人な映画
無くしてわかる有り難み
ロボットも夢を見るとは!
ヤバい、セプテンバーこれから聴いたら泣いちゃう
2024年劇場鑑賞327本目。
いい、いいと映画好きのLINEグループで好評なので観たいなと思ってようやく鑑賞。
普通の人間がいる世界でロボットと犬の友情を描くのかと思ったのですが、ズートピアみたいな人間はおらず、動物が人間みたいに暮らしている世界観でした。この映画、セリフは一切なく、表情と看板などの文字情報だけで進んでいきます。看板がある以上全く英語分からなくても字幕無しで観るというのは無理なのですが。逆に日本語吹き替えはしようがないですね。この表情が秀逸なんです。悲しい顔は当然として目線で「行って」とか分かるんですよね。
この犬とロボットが引き離される事になる出来事が割と序盤であるのでネタバレにはならないかな、と思うのですが、この引き離される理由が雑で、もうちょっと融通利くだろ、とここだけが引っかかる(話の展開に絶対必要な部分だけに)ので満点にはできませんでした。
でも、この映画泣けると評判で、うーんそこまででもないかな、と思っていたら多分全員同じシーンで泣いてしまうと思います。
予想通り〜だけど泣かされた〜〜〜
30年くらい前のニューヨークを再現したような架空の街に
擬人化された動物達が普通に暮らしている設定。
友達も恋人もいなくて、人付き合いの苦手なDOGが
テレビCMで見た人型ロボットを買ってしまう。
届いたロボットは近未来っぽく箱から出てくるのか?と思いきや
大きな箱にはIKEYAの家具みたいに複雑なパーツが入っていて
設計図片手に組み立ててみると(意味不明のネジが二、三個残っている(笑)
無事にロボットが動き出して、DOGとの楽しい生活が始まる。
それが楽しくて、楽しくて〜〜
セントラルパークらしき公園で「セッテンバー」を流しなら
陽気にダンスを踊るシーンが、最後まで観ると、切ない〜〜。
やがて夏になり、DOGとロボットは海水浴場に遊びに出かけるが
海に入ってDOGと一緒にはしゃいだロボットは、
帰る頃には関節が錆びついて動けなくなってしまう。
なんとか引っ張って帰ろうとするDOGだが
そもそも一人で持てる程軽くは無いロボットは、
引っ張れば引っ張る程、砂に埋まってビクとも動か無い.
どうなるんだよ!!
後半の展開にハラハラしながら最後は静かに泣けてくる.
楽しくも切ない物語でした。
で、月に8回程映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
ロボットの中の人工知能が思った以上に人間っぽくって
二人の別れのシーンがあまりにも辛くて
その後、映画のタイトル通り夢みるロボットの世界が
ああ〜〜〜(涙)
最後の流れが想像できる展開ではありますが実際に観せられると、
単純な線のアニメだから思った以上に迫ってくるものがあり
泣かされた泣かされた〜〜
いい話が観たい方にぜひ、お勧めです。
ロボットの夢とは
完全にやられて最後に泣きました。しばらくSeptember聴くだけで泣いてしまうと思います。
この映画は私のような孤独な人にめっちゃ刺さるんじゃないかな。Dogの気持ち痛いほどわかるもん。
リアルな友達はその人しかいないから替えがきかないはずなんだけどRobotはそうじゃない。ワガママも文句も言わない。ケンカをすることもない。自分から離れていくこともない。お手軽な友達。
DogはRobotのことを大切に思ってることは間違いないんだけど、どうしても「替えがきくんじゃないか」ということが観ている私の頭をよぎる。
RobotはやっぱりRobotだからDogと過ごすことに疑問はなくて、大切な人で、白昼夢のような夢を見るんだけど、途中からの展開は切なすぎる。
「どうなの?どうなの?」と思いながら「やっぱりか!でも、そんなのって…」と感情が忙しかったですが、最後の終わり方は嫌いじゃなかったし、その先を想像できるから個人的には好きでした。
演出と音楽は最高に素晴らしい。セリフがないのでほとんどの感情を目の演出と音楽で表現してるけど、本当に素晴らしかった。最後の最後にSeptemberの意味が分かりました。
80年代のニューヨークの再現度もクオリティが高くて細かいところまで観たくなります。スクリーンはずっと美しいです。
サントラ買います💿
せつないけどしっかり前を向いて歩いていく
セリフ&ナレーション無しでここまで見せきる&伝えきる技量に感嘆しました。
予告が割りかし前半のことしか伝えていないことがわかると、
後半はどうなるのか、すごくドキドキしながら鑑賞しました。
ロボットの夢、そして現実、Dogの夢、そして現実。
それが交差しながら、やがてロボットとDogは別々の相棒と人生を歩むことになるのですが、
ロボットとの別れ以降も、出会いと別れを繰り返すことがせつないですし、
リアルでもあるということで、私は突き刺さりましたね。
特に前半と最後半を彩るEarth,Wind&Fireの「September」を浴びるように聴くと
シーンとともに脳裏に焼き付いて、非常に印象深い作品となりました。
「September」の歌詞の和訳を読むと、さらに作品とのマッチ度合いが増します。
素晴らしい楽曲のチョイスですね。
この作品をイメージづける楽曲にもなったと思います。
エンドロールを観ながら考えていたことは、
人生ってそううまくいくもんじゃないよな〜ということと
その時々の選択や出会いは、おそらく自分の人生にとって最善に違いないということです。
後悔するよりも、それが最善だったと思うことにする。
それだけでも明るい未来になる気がしました。
せつないけどしっかり前を向いて歩いていく、そんな映画だと思います。
評判につられたけど
私には全く刺さらず。退屈で眠くなってしまった。自分が孤独を感じたことがないからかもしれない。あとはついアラ探しをしてしまうからかもしれない。海側から行けるじゃん。こっそり入って行けるんじゃん。こっそり入って行った人は運べるんかい。街で見かけた時結局声かけないんかい。いや、結局人間関係(映画は犬とロボットだけど)ってそんなもんだろ。と思ってしまった。音楽は好き。
西洋的?
大人にこそ見て欲しい
離れ離れでも忘れない
アニメーションにここまで感動し、心を動かされることがあるだろうか。
とあるアニメーターの人と話をしたことがあるのだが、風を受けた物体の動き、影の落ち方や光の当たり方、関節の自然な動きなど、世の中の物理的な常識をいかにリアルに描くかが非常に難しくアニメーションの面白さでもあると語っていた。
この映画は基本的にデフォルメされたキャラクターでありながら、上記のような物理的法則に基づいた動きが細部まで表現されており、セリフやナレーションがなくとも感情が読み取りやすく、観客が感情移入する一因となっているだろうと考えられる。
また、投稿する動物が人間の擬人化であるということも、表情のその細かな描写によって明らかに表現されていると思った。
キャラクター自体のデフォルメ具合に対し、風景や街並みは意外と細かく描かれており、ポストカードやポスターがあったら買い占めたいくらいデザインやタイポグラフィがいちいちおしゃれでかわいらしい。
全部の場面が一枚絵として素敵だなと思った。
序盤ロボットを購入し、組み立てていろんなところに遊びに行くシーンでは、この幸せな場面は長くは続かないのだろうなと落差に怯えながら、でも幸せそうすぎる2人になぜか涙が出そうになる。
そしてロボットがビーチに置き去りになってからの2人の決断。(というよりロボットの決断)
鳥の親子との交流は素直に心温まる。
Dogとロボットに起きた一連の出来事は普通の人生にしてみればよくあることなのだが、どうしても最後また再開して手を繋いで歩いていってほしい!と思うも私の願いは叶わず、儚くも現実的なラストに涙が出てしまった。
そうなんだよね、人生ってそういうものだよね、、とノスタルジックな気持ちで映画館を出ることになってしまった。
“ハッピーで切ない…”な映画
“Happy" by William Bell, from the album 『Bound To Happen』(STAX 1969年).
…他にもいい曲いっぱい入ってるよ笑
*パンフレットによると、このロボットは“女性型”?…なんだろうか?
寂しさとの向き合い方
音楽と映像が素晴らしいので
映画館で鑑賞できてよかった〜
ポスターの情報だけで観たので、最終的には別れがくることは想像しつつ
大半はポップなストーリーをイメージしていたけど、
思ってたより序盤でお別れがきてかなり驚いた。
ビーチ閉鎖で来年まで強制物理的離ればなれ!!え!そっち?!
ロボットドリームズだからロボットが相棒と生活する中で自分の理想や夢を見つけてそれに向かって‥的なお話かなと思ったらなるほどそういうこと‥
ファンシーでファンタジーな雰囲気かと思いきや、かなりリアル寄りな対人関係描写。
ちょうど自分の近況で、
昔の友人と久々に会えて嬉しい反面、
自分の見えないところで別の人生を生きているからこそ、昔のままのその人ではないのがなんとなく寂しいな〜‥という極小な孤独をじんわり抱えていたところだったので、
もちろん完全に同じではないけど、ドッグの要所要所の孤独に心がかなり引っかかった。
ラストの終わり方も個人的にはかなりよかったです。過去を愛して前向いて今の自分を楽しく生きよう〜
踊りたくなりました。
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