ロボット・ドリームズのレビュー・感想・評価
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良い作品
目で訴える感じが何とも切ない
手を繋いだり
踊ったり、ゲームしたり
一緒にたくさん笑って楽しい時間を過ごし、離れてしまう寂しさも知り、
新しい出会いもあり
いつしかイキモノ以上に相手の気持ちを理解できるイキモノになった
せつない
思い出カセットと現在のカセットとWラジカセかあ
ダビング出来るけど上書きはしないでね
全裸犬が海で海水パンツ穿いて、帰りにバスタオル巻いて隠しながら海水パンツを脱ぎ、バスタオルをバーン!と脱ぎ捨てたところで笑ってしまった
想像しながら観ると楽しい傑作
アニメーションとして傑作の類。
動き、表情、音楽で全て伝わってきた。
前半は犬[ドック]のダメさ加減へのいらだちが強く。
後半は、泣けるというよりは、ほろ苦い青春の一頁だよね、みたいなしんみりした気持ちになりました。
動物やロボットは「誰か」の代替表現かなと。
犬の自己肯定感のない孤独な青年という風体。
あまりのコミュニケーション能力のなさ、交渉力のなさ、いじめられやすい性格など…
勝手な想像だが、犬は若い頃の監督(か叉は原作者)自身かもしれない。
そしてその主人公の犬とロボットの関係性が、友達というよりは依存先であり、友人以上恋人未満の異性とに似ていて。
自分のせいで別れた恋人同然に付き合ってた友人との思い出を、キャラに託していたような。
海で錆びて動けなくなったロボットと離ればなれになるというのは、犬(男)の行動が原因で、ロボ(彼女)となんらかのディスコミュニケーションとなり、疎遠になってしまったことの比喩なんじゃないかと。
「きっとこの日まで待てば、ぎくしゃくが解消するはず」という希望的観測をしている間に、彼女は他の人と生きる道を選んでしまい、捨てられたようになってしまった…
そんな切なさに似てたんですよね。
また、たびたび画面に現れる、のちに失われたツインタワービルの姿。
何かが失われるたびにかかる曲が「September」で、911を想起させ、「失われた在りし日のニューヨーク」への鎮魂という意味合いも重ねていたかもしれません。
セリフが一切ないので、的外れかもしれないけれども、そんな風に想像しながら観るのが楽しかったです。
逆に言えば、こんな風に観ながらフルに想像力の翼を広げ、脳を活性化する必要があり、表層を撫でるように見ただけではよくわからない作品なんじゃないかと思いました。
パブロ・ベルヘル監督登壇トークイベントのある先行上映にて鑑賞🌀
#ロボット・ドリームズ 再鑑賞。
【2024/11/04✩⃛初回観賞】 評価:4.3
【2024/11/24✩⃛2度目観賞】 評価:4.3 ➡︎ 4.7
グラシネBESTIAが時間合わなかったから #odessa vol+ @ヒュートラ渋谷で🌀
初めて音に包まれる感覚を経験したけど、後から調べたら #odessa の中でもodessa vol+が『音でくるむ』を意識しての音作りしてるそぉな。
ちゃんと感じましたよ!中の人!!ありがとう。
素晴らしい音響でみるロボドリはまた格別。
とゎいぇ、泣けるわけではない。
いや、泣けるポイントがまったくわからない。
でも凄くよく出来た話だと感心する。
これ、実写でやったら結構な闇深物語よね😂
以下、感じたことの備忘の箇条書き👇️(順不同)
【ANTEATER】意味もなく人を傷つける人って世の中には一定数いるのよね
【RABBITS】自分の利益にしか興味のないやつと、長いものに巻かれてばかりの自分の頭を使わない取り巻き
【NYCPD】DOGにとっての一大事でも彼らにとってはただの日常、かつルール違反の好事例
【DUCK】この人(アヒル)との出逢いが自分の生きる世界に彩りや広がりを持たせてくれた、かけがえのない人(アヒル)。そう自分が思っていても相手にとって同じとは限らない。熱量差。
【HALLOWEEN】オトナだって大人げないことしちゃうときあるよ、余裕がなきゃさ。
ラスカルがチュッパチャプス舐めてるのはさすがスペイン人監督!と感動したー🍭
そしてキニナルシーンが最初の方にあったけど一瞬過ぎて見逃したから3度目行っちゃうなー、これは。
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パブロ・ベルヘル監督登壇トークイベントのある先行上映にて鑑賞🌀
子供向けかな?と思うようなドッグとロボットの可愛らしいビジュアルと、セリフがないことでどの地域の子どもにも観せてあげられるという点で意外と戦略的に考えて作った作品で監督はダークな人なのかしら??と思っていたんだけど、実は原作絵本が存在していて、それ自体がセリフ無しだと知り、監督が見た目通りの心根の優しいいい人だと考え改めました(←すみません💦)
映画は子どもでも楽しめる作りではあるものの、内容的には手放しハッピー👋ではなくララランドのよぉなちょっぴりビターな感じ。幼少期にこの映画を観て感じることと、少年期、青年期、家族を持ったとき、愛する人との別れを経験してから、など場面場面で感じ方がイチイチ変わりそうな名作。
大好きだったSEPTEMBERはこれから聴いたら少し切ない気分になりそうだな……
監督を2010年にインスパイアしたというサラ・バロンさんの原作もGETしました💜
👇️でも👇️
【涙活報告】泣けませんでした😅
★2024年劇場鑑賞92★
涙腺決壊必至
台詞なしのアニメーションながら、大都市で孤独を抱える人たちの出会いと別れ・再会を描いたどちらかというと大人向けの作品。恋愛(といって良いのだと思う)の多幸感と切なさが詰め込まれており、アースのSeptemberを聴いたらその度に涙腺決壊となること必至。
監督自身が過ごしたという80年代半ばのニューヨークを舞台にしており、あの時代のあの場所(いろんな人種の人たちが放つエネルギー、夏の公園、セントラルパーク、イーストビレッジ、ツインタワー、レディオシャック、タイムズスクエア、そしてコニーアイランド…)に思い入れのある人は必見。
欲を言えば時間経過をしっかり描いた中盤の夢やらなにやらのシーンをもうちょっとコンパクトにやってもらえればな…
他者を思いやることの美しさで満たされる。
海水浴では寧ろ履くスタイルw
擬人化された動物たちが暮らす1980年代ニューヨークで、ひとりぼっちで暮らすDOGさんが友達ロボットを購入する話。
届いたキットを組み立てて生まれたロボットに色々教えながら最高の友人になった2人だけど…というストーリー…ネジがあまっていたのは気になったけれどそれは関係ないようでw
どこに行くのも一緒で息の合った2人の楽しそうな様子からの展開だけど、ちょっとDOGさんダメダメ過ぎじゃないですか?
いくらでも方法あるでしょうに…いくらなんでも先送りし過ぎ。
中盤まではかなり良かったけれど、冬の夢ラッシュはどうせ夢と弛み気味だし、最早DOGさんはASD!?みたいなノリだし…。
終盤盛り返してロボット目線ではとても良かったけれど、DOGさんの方はイマイチ受け入れられずちょっと残念。
楽しい。切ない。 ひと夏の友情と想い出を胸に、これからもそれぞれが生きていく。
大都会ニューヨーク、一人暮らしのドッグは通販でロボットを購入。
共に暮らす毎日に、二人の友情が深まっていく。
ある日、二人で海水浴を楽しんだが、海に入ったことでロボットは動けなくなってしまう。
ロボットの重量は重く、とてもドッグが素手で動かせる程ではないため、その日は泣く泣く置いていくが、次の日工具をもってビーチに来ると閉鎖され来年の夏まで立ち入り禁止に。
果たして二人の友情は?ロボットの運命は?
普通だと、数々の心温まる出会いと偶然から、ロボットはドッグと再会。
めでたし、めでたし、となりそうなところ、今それを改めて作っても意味ないか。
砂に寝ている間にロボットが見る夢が切ない。
ドッグは新たな出会いがあるも、それもひとときのこと。
二人はそれぞれ別の人生(犬生とロボット生)を歩んでいく。
生きていればいろいろあるよね。
永遠に一緒に居られない。
出会いと別れを繰り返し。
それでも生きていく。
でも、あの夏のひと時は忘れない。
「セプテンバー」が最高。
終盤に、別々の場所で踊るシーンが最高。
他にもタップやコーラスなど音楽が素晴らしい。
セリフが一切なくても何の問題も無い。十分伝わってくる。
絵柄も微妙に素朴で。
想像以上に切ないお話でした。
いい作品だけどやはりセリフはほしい。
試写の評判がいい作品。
急遽観てきたが、なるほど見事な作品。
ロボットと犬の共存関係について色々と考えさせられた。
修理屋のアライグマおじさんが印象に残った。
2024年のベストアニメ作品はこれか。
ただ、惜しむらくは無声だがやはりセリフがほしかった。
すべてのヒトに
舞台は1980年代のニューヨーク。
何も知らずに見たので、あとから、なるほどなぁと想うところ多々あり。
なぜなら、今ならSNSだって、YouTubeだってあるのだから、不便だからせつないシーンが胸をよぎる。
3匹の鳥が巣立つ当たりから、だだ涙。
見終わってから、これはビジュアルが人間じゃないから、こんなにも暖かい気持ちで見れたのかなと思う。
1人が寂しいことも、スキー場での意地悪なシーンも、ダックさんとのコトも、生きていればふつーによくあること。
これは人生そのもののお話。
なのに、ビジュアルが人間でないというだけで、こんなにも、すうッと素直に観ていられた。実にうまい作品。セリフが無い分、音楽も素晴らしい。世界中のヒトに観てほしい。
ツインタワー、9月、分断された人々
公開館数が少ないこともあってか、日曜朝7時台の上映回も結構お客さんは入ってた。
(この先ストーリーに触れますのでご注意下さい)
セリフなし、ナレーションなし。
どの国の人でも、子供でも楽しめるのがまず良い。隣の席はまさに外国人のファミリーだった。
「ロボットと主人公が心を通わせる」というテーマは、昔から変わらずの定番。
そんな使い古されたネタがこんなに良いのは、やはり作り手の腕と熱意。
繰り返し登場するニューヨーク、ツインタワー、『September(9月)』、分断された人々…。おそらくモチーフの一つは「アレ」でもあるのかな。
でも政治的な雰囲気は皆無。
購入したロボットが、主人公が何かを失った代替品ではないこと。それぞれが誰かの代わりではなく「自分」であり、自分の道を踏み出すことこそ幸せだということ。
そして「元通りがいつも正解とは限らない」ってこと。
「戻れないからこそ美しい」ってのもあるよね。
家族・友人・恋人…
観客がそれぞれに大切に思う人と重ねられる様に、あえて人間を使わず、性別も世代も明らかにしない。
実際に主人公とロボットが交流する時間はほんのわずか。前述のとおり、会話も描かれない。
そんな二人が、お互いを必要な存在として認識し合うクダリが美しい。
この作品の大きなカギになる、Earth, Wind & Fireの『September』にのせて、幸せな瞬間が観客の胸にもガッツリ刻み込まれる。
そんな二人が別れ別れになって、とにかく動き回る主人公と、動けないロボットの対称的なエピソードが、また素晴らしい。同じ「雪」も、一方では遊び道具であり、一方では自由を奪う枷であったり。
動けないロボットが、夢の中で『オズの魔法使い』の世界や、スクリーンの外へ飛び出すってのもニクい。
足を掃除機のパイプに交換されて、歩きにくい描写も絶妙に可笑しみがありながら、現実的にはすごく残酷なシーンでもあったり。
決してありがちなパーツを組み合わせた焼き直し映画ではなく、オリジナルを作ろうとする意欲に溢れていた。
時々ふいに残酷で苦々しいけど、優しさいっぱいで最後はちゃんと観客の心に波紋を広げて終わる。
オススメです。
帰り道、気付くと口笛吹いてました(笑)
シンプルゆえ‼️
主人公は擬人化されたドッグ(犬)とロボット‼️1980年代のニューヨークを舞台に、二人(?)の友情が描かれる‼️しかもセリフなし、映像と音楽だけのサイレント映画のサウンド版、まるでチャップリンの映画みたいな趣き‼️ちょっとピクサーの「ウォーリー」を思い出しましたけど、あの作品はセリフあったしなー‼️しかもアニメーションとしての作画はヒジョーにシンプルなんですが、80年代のニューヨークの街並みやTVゲーム、海水浴場のディテールなどはかなり緻密です‼️浜辺でロボットが錆びつき、海水浴場が閉鎖されたために離ればなれになってしまう二人‼️都市で暮らす者の孤独やすれ違い、そして両者が見る印象的な「夢」のシーンの挿入がホントに素晴らしく、二人の "つながり" が爆発する「セプテンバー」なラストは切なく胸に響くし、同時に拍手喝采したくなるような高揚感にも満ちてる‼️映画ファンには「オズの魔法使」や「ジョーズ」など、数々の名作映画のパロディやオマージュを見つけるのも楽しいと思う‼️今のところ今年ナンバーワンのアニメーションでした‼️
誰にでも起こりうることをドラマティックに描いている
孤独に過ごすドッグは通販で買った友達ロボットを家に迎える。
二人は楽しい時を過ごすが、ある時故障したロボを置いていかなくてはならない状況になり、二人は約一年離れ離れになり、やがてそれぞれの道を歩んでいくことになる。
緩い絵柄なので基本的に楽しく観れるがつらいシーンはある意味、よりつらく印象付けられるかもしれない。ロボの足がもがれ、首がもげた時に観客が息をのみ鼻をすする音が聞こえた。優しい人との出会いもあればそんなにも公共機関の助けが得られないのかと理不尽におもうシーンもある。(何かの暗喩なのだろうか?)
戦争や病気で生き別れたわけでもなく、誰にでも起きている出会いと別れの話なのだがすごくドラマティックな人生を見た感じで映画館を後にした。
台詞のないアニメだが、ダックとの価値観の違いやアライグマのフレンドリーさが小物や演出で感じられるのが凄い。ドッグがしっぽ振るのとロボの口笛がかわいい。
ラストがうるうる、シンプルなキャラがステキすぎる
全287件中、241~260件目を表示













