「食わず嫌いは勿体ない大人の為のアニメーション」ロボット・ドリームズ 映画感さんの映画レビュー(感想・評価)
食わず嫌いは勿体ない大人の為のアニメーション
素敵な音楽にのせて、ほのぼの導入からの、どこか切なく、でもポジティブな印象。
擬人化されたキャラクター達とセリフがないので、ある程度は視聴者の感覚に委ねられると思うが、別れた元恋人と今の恋人との事を連想してしまう人も多いのではないだろうか。
セプテンバーの曲にのせて、「かけがえのない楽しい時間。覚えてる?別の人生を送って、もう会えないとしても、あの頃の幸せは忘れないよ」そう感じ取れる作品だった。というかもはやプロモーションビデオだね。
砂浜で助けたくても助けられない状況は、海ってそんなシーズンオフ厳重に閉める?とかもっと頑張れってレビューも見たけど、擬人化してる時点で常識をそのまま当てはめても意味がない気がする。
個人的な解釈は、若さ故に振り返れば二人の間の障害なんていくらでも回避する事が出来たハズなのに、当時は壁が高く、とても困難に感じられるものだったりするもの。物語の1年はもっと長く、お互い人生経験をして、それでも忘れてない楽しい思い出なんだと思う。
”ロボット”の最後の判断が切なくも、それで良かったと応援したい。
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