「なめてました」ロボット・ドリームズ 英雄さんの映画レビュー(感想・評価)
なめてました
多くの皆さんと同じくラストで落涙
正直途中の夢オチが続いてる段階ではもういいかなという感じでしたが、、、
二人が一緒に踊ってるように見せるラストの演出が刺さりました。
過去の人との出会いがあるからこそ現在の自分があるという、出会いと別れそのものを肯定する思想は自分の好みなんだなとはっきりわかった。
ロボットとドッグの関係性は単なる友情にとどまらない、恋愛関係を含むあらゆる人間同士の関係を内包してる。
当然自分の頭の中には過去に出会ってもう会わない恋人、友人のことが浮かぶわけで、人生を肯定してくれたような気分になりました。
過去に出会ったあの人やこの人のおかげで今の自分があり、かといって失ったその関係ばかりに拘泥するのではなく、今の関係を大切にしようよというメッセージは、普遍的であり今の自分に刺さりました。
これからもいろんな出会いと別れを経験していくと思いますが、折に触れて思い出す映画に出会えたと思います。
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