「陳腐な夢の様な殺人」ゴールド・ボーイ ムービー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
陳腐な夢の様な殺人
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ちょっと陳腐に感じた。
同級生の自殺?(殺人)は別としても、夫婦の死亡に於ける警察の初動捜査はやはり気になる。
亡くなった父親が飲んでた薬に関して義理の夫が管理してるなんて何処か違和感だらけ。薬を飲んでるのなら通院する病院に確認すればハッキリすることだろうし。
そして初めての殺人とは思えないほどの狡猾さ。それならば彼の過去に何か秘めてる点には全く触れられない。
また主人公に起伏が少なく、その上殺人に於ける動揺が皆無。そんなことってあるのだろうか?それは人として何か欠如してるのならば、それが自分の都合の良い様に回ることって起こり得るのだろうか?たとえ微分積分の公式を解けることと、行為を隠せることがイコールになることはないのだから。
そして最後に昇が3人を殺害しようとするのだが、わざわざ自宅で行為におよぶことへのリスクがどうしても理解できない。またそこで生き残る主人公に嫌疑が掛けられないことって有り得るのだろうか?あんな陳腐な殺人のすり替えで。
唯一少女の行動のみは物語として理解できる。
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