劇場公開日 2024年10月11日

若き見知らぬ者たちのレビュー・感想・評価

全78件中、41~60件目を表示

4.5「舞台挨拶」

2024年10月13日
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鑑賞方法:映画館

知的

今年240本目。

土曜日この映画館の舞台挨拶。他の所と合わせて本日5回目だったそうです。凄い。監督がゆるくても鋭く表現しようと。現実にはどうしようもない厳しい環境もある。そこをここに来たお客さんも表現者、一緒に発信して行こうと。身に染みる言葉がたくさんありました。

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ヨッシー

3.0ヤングケアラーの思いを代弁した作品

2024年10月13日
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鑑賞方法:映画館

どんな内容の映画なのか、あまり詳しい情報を持たずに鑑賞しました。ただ主演の磯村勇斗をはじめ、岸井ゆきの、福山翔大、染谷将太、滝藤賢一、豊島功補、霧島れいかなどなど、若手からベテランまで中々の巧者を集めていたことに期待していました。内容的には、チラシの写真で磯村勇斗が頭にピストルをあてていたので、てっきりノワール系なのかと思っていたものの、全く違う内容でした💦チラシで注目すべきは、ピストルよりも磯村勇斗の虚ろな視線の方だったようです。

で、肝心の内容ですが、いわゆる”ヤングケアラー”のお話でした。若くして前頭側頭葉変性症という一種の認知症を患った母親(霧島れいか)の介護をしながら、父親(豊島功補)の残した借金の返済も続ける兄弟(兄・磯村勇斗、弟・福山翔大)という、何ともやり切れないシチュエーションに置かれた主人公の生き様を描いており、未来への光明が全く見えないその救いのなさに、気持ちは自ずと沈まざるを得ませんでした。

ただ注目すべきは、こうしたヤングケアラーに対して公的支援(公助)がないとか、地域社会や周りの人たちの手助け(共助)がないと言った現代社会の重大問題を告発している訳ではなく、また自らの努力(自助)が足りないと言った話を描いている訳でもなかったこと。一般に介護保険の適用は、65歳以上の高齢者に限られますが、認知症については特定疾病に該当し、40歳以上であれば介護保険の給付対象になるようです。従って、本作でもセリフの中で少し触れられていましたが、母親の年齢から考えれば恐らくは介護保険の助けを得られると考えられた訳ですが、磯村勇斗演ずる彩人は適用申請をしようともしていないことが窺われました。

また、母親を定期的に病院に連れて行きながらも、処方された薬を自分で服用している彩人の行動は、中々理解できないものでした。母親が、スーパーの商品を勝手に食べてしまおうが、近所の畑を荒らそうが、水を出しっぱなしにして台所を水浸しにしようが、キレもせずに母親を見守り続ける彩人の心の深奥に、一体何があるのか?これは観た人それぞれが百人百様に感じるものであり、監督の意図も観客毎の解釈に委ねているように感じました。

私的には、ところどころ挿入されるピストルで頭を撃たれる(若しくは自ら撃つ)妄想シーンを観る限り、彩人の心には無力感が満ちており、生きることへの執着が一切感じられませんでした。こうした心理状態こそ、”ヤングケアラー”の特徴的な心情なのかと想像するしかありませんでした。監督が伝えたかったのもそうした立場に置かれた人たちの他人に伝えられぬ思いだったのだろうと解釈が、果たしてどうなのでしょう。ただ質の悪い警官(滝藤賢一)や質の悪い酔っ払いの存在に引っ張られて、ストーリーが一定の方向性を見出しにくくなっていて、”ヤングケアラー”の理解を妨げているような気もしたところに若干首を傾げてしまいました。

あと、総合格闘家を演じた彩人の弟・壮平を演じた福山翔大が、試合のシーンで3ラウンド2分31秒の間、ガチで闘っていたのは評価すべきかなと思います。シナリオの範囲で動いているのは勿論ですが、身体を仕上げて”試合”=”撮影”に臨み、インターバルを挟みながらも9分近く動き続けた福山の役者魂は素晴らしかったです。

そんな訳で、本作の評価は★3とします。

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鶏

3.5何から何を守るのか

2024年10月13日
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警察嫌いになる映画です。
磯村くん、岸井ゆきのさん、染谷くん、みんないい仕事してます。

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ひつじさん

2.5妄想と現実の区別が・・・

2024年10月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

風間彩人は、亡くなった父の借金を返済するため、認知症の母の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いていた。そして、恋人の日向と結婚を望んでいた。総合格闘技の選手となった弟の壮平も、借金返済と介護を担いながら、練習に明け暮れる日々を送っていた。しかし、彩人の親友の大和の結婚祝いのパーティの日、3人の酔っ払いがカラオケ店に来て、閉店だと告げると暴力をふるってきて・・・さてどうなる、という話。

現実と妄想の区別が付きにくく、やたら拳銃で撃ち殺されるシーンが出てくるが、あれは何なんだ?
それと、カラオケ店に彩人の血が残ってたのに誰も気にしないのはおかしくないか?
警官もあんなに無茶苦茶な事するか?
負の連鎖のようなストーリーで光が無いのが悲しかった。
磯村勇斗や岸井ゆきの、染谷将太、霧島れいか、滝藤賢一、など、役者は素晴らしかったのに、脚本?演出?がイマイチだった。

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りあの

2.5お前、顔汚いな

2024年10月13日
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鑑賞方法:映画館

あー胸くそ悪い…
冒頭のキスシーン、舐め回すようなカメラワーク、妙な長回し、蟻の大群、蓋をせず写し出されるものたち、警察官、長い格闘シーン、過去の挿入、床の汚れ、大量の卵焼き、過食、警官の辞職願…何もかもが胸くそ悪い…
でもきっとそういうことなんだろ、これは。

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shige12

3.0辛い

2024年10月13日
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145本目。
社会問題。
ちょっと辛いし、席を離れようと思いもした。
でも、パーティーとスナックでの対比、そこまでするかと思いもしたけど、駐車場で警察が来た所で、気持ちが切れてしまう。
ケガ人いたら、相手がどうであれ、まず救急車だし、ケガ人に気付くまでの間に、意図的なずらし感じが見えてしまう。
それに、弁護士呼んで裁判になりでもしたら、圧倒的に警察が不利な訳だし。
まあでも、ちょっと最後の方で持ち直しはいたけど、スッキリしないなあと。
心の中では皆、引き金は引くけど、実際には引かない。
結局、引かずに運命に身を委ねるけど、引く引かないは自分次第。

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ひで

2.0

2024年10月13日
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鑑賞方法:映画館

2024年劇場鑑賞256本目。
画面が暗い場面が多く、有名俳優でも途中まで誰か気づかないパターンが多かったです。つまり、登場人物が把握できないという事で、物語を把握するのにも骨だし、唐突な展開にそうはならんだろ、日本の警察なめんなというシーンもあり、全体的に雑な映画だなぁと。それでストーリーは鬱展開なのでただただ苦痛でした。
しかしはじまりの日と続けて観たのですがまさか2本連続で頭おかしいお母さんが出てくるとは・・・。

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ガゾーサ

4.5評価は分かれるとは思うが、行き過ぎた警察に問題提起する意味では。

2024年10月13日
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鑑賞方法:映画館

今年368本目(合計1,460本目/今月(2024年10月度)19本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。

 父親の残した借金の返済と母親の介護にふりまわされる主人公と(この映画の主人公をどこに取るかは多々あると思いますが)、境遇は似ても苦しい総合格闘技を目指す弟との対比、そして2023~2024年とはちょっと思えない無茶苦茶な日本の警察のいわゆつ職務質問を描く映画です。

 個人的には問題提起型の映画なのかな…とは思いましたが、日本において「行き過ぎた」職務質問は問題にはなっても実際に当事者が処分されることはレアで、ご存じの通り「行き過ぎた」程度だと結局従わざるを得ないので(従わないと面倒なことになるのはご存じの通り)、問題提起といって「警察官はこの作品をみて学習せよ」というものではなく、「日本にはこういう不条理がある」という部分における問題提起なのかな、といったところです。

 この「警察のいきすぎた職務質問」についてはちょっと(映画内での)表現の度合いが厳しい(というより、ここは戦後の混乱した日本が舞台なの?というほど)ところもあり(一応、映画ではPG12扱い)、一方で回想シーンもあり時間軸が数軸(2軸かあって3軸か)あること等、理解がかなり難しいのかなといったところです。「フォリ・ア・ドゥ」は結局のところアメリカの刑訴法という特殊な分野の知識を要求するだけですが、こちらは日本国内の問題提起型の映画ではあっても、その「問題提起」を広くしすぎたためにあれこれ疑問点がわくシーンも多々あり、厳しいかなといったところです。

 なお、この作品も色々な理由から「暗い」映画ではあります。また、貧しい生活環境にあることは「映画内での虫表現」などからもわかります(極端に虫表現が苦手な方は避けたほうがよいかも)。ただ個人的にはおそらく「行き過ぎた職務質問によるところ」と、「(明らかに生活が乱れている等)見えないSOSを発見して警察や行政等に相談する周りの目」というった問題提起の映画だろうといったところです。

 採点に関しては以下まで考慮しています。

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 (減点0.3/主人公が多額の借金を背負った理由が説明されていない)

 他の方も書かれている通り、この映画、「よくわからない点」が結構多い映画だったりします(細かい部分がカットされている?)。ちなみに先立たれた父親がどうして多額の借金を作ったのかも確か描写なしだったような気がします。

 ただ、相続人が「当然に」借金を相続することはなく、単に相続放棄をすればよいだけの話でしかありません。この点、詐害行為取消権(現在では「~取消請求」)との関係が気になりますが(424)、「相続放棄は身分行為で、相続放棄を対象に詐害行為取消権を行使することはできない」というのが最高裁判例なので(昭49.9.20)、「どうして借金を背負っているんだろう」というのがよくわからず(最高裁判例と異なる構成を取っている?)、このあたりからわかりづらいところが多々あります。
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yukispica

4.0色々理不尽で

2024年10月13日
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悲しい

怖い

難しい

腸が煮えくり返りましたがもっと絶望的な現実があるのかもしれません、、磯村さん、他のキャストの方々本当に素晴らしかったです。霧島さん?え?本当に?と混乱するくらい別人になってました。

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ささき

1.5ポリコーわるきゅーれ バッドディズ

2024年10月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

いつの時代のどこの国の話なんだか

最後の右隅の注釈久しぶりに見た。
「この物語はフィクションであり、登場する人物や団体名は実在するものとは一切関係ありません。」
そう言われてもねぇ🤔
神田川県警から苦情は一切なかったのか?
岸井ゆきのと磯村勇斗お目当てで鑑賞しました。
看護師役の岸井ゆきのは国営放送のドラマ「お別れホスピタル」でみてたからぜーんぜん新鮮味なし。
昼間からする?からの浴室曇りガラス越しヤモリ交尾カットなんか見たくない💢
それに、
こんな霧島れいかも見たくない💢
石井裕也監督の「月」で介護士役だった磯村勇斗がウ◯チまみれの霧島れいかのきれいな背中を映す風呂場シャワーシーンぐらいは用意して欲しかったなぁ💢
総合格闘技の金網デスマッチのセコンドになにげなく矢柴俊博😎
豪華な俳優陣でシネコンで掛ける映画。若い監督をヨイショする周りの環境のほうがワタシには悲しい。
父親が自殺した兄弟の違いを描きたかったのか?とは思うが、感情のバトルも説明も不足してるので、普遍的な解釈も難しい。
滝藤賢一が30年前の極悪端役にバック・トゥ・ザ・フューチャー😭
そりゃ、神田川県警はいろいろニュースを賑わして来たけどさぁ····

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カールⅢ世

3.5胸くそ警官が上手すぎた

2024年10月13日
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滝藤賢一さんの胸くそ警官最高でした
街で見かけたら一瞬嫌な気持ちになりそう笑
霧島れいかさんの病気感はリアルで心苦しくなった
同日公開の「チャチャ」にも出演してる福山翔大さんの身体が映画で全然違うのにびっくり
磯村勇斗さんのもう何も感じなくなってる感も
岸井ゆきのさんのいい人ではないけど恋人の助けにはなりたい人感も素敵

ただ
突然拳銃でこめかみ撃ち抜く演出はあまり好きじゃない
現実味が無いし
きっと撃った本人は音聞こえないだろうから

棺おけ灼かれるのもちょっと苦手
音とか匂いは伝わらないから

実の親だったらできない事を日向はできる
彩人にしかできない度ことも沢山あるし
自分の諦め感、弟に託したい気持ちと
その気持ちを唄にした決勝リングのがへの入場曲
壮平の身体に拳に兄を宿して闘う姿も心をうつ

亡き彩人の想いを壮平は総合の舞台でチャンピオンになって叶えるのはある意味救い
格闘技見てこなかったけど
八角形のリングで決勝は手に汗握るナイスバウト

チャンピオンになって戻っても
もう店を片付ける人は居ないという現実
リアルは救われないけど
見知らぬ誰かを知って欲しいのは伝わる

ちょっと最近多くない?ラウドマイノリティーの作品
毒親、ヤングケアラー、LGBTQ、虐待、クスリに売春

知らないより知ってた方が良いかも知れないけど
知らない方が幸せだったり

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imaikiteru

5.0生と死の境界

2024年10月12日
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主人公と周辺の人間の執拗な対称性の提示によって
生と死の境界がいかに薄いもの(常に頭に銃口を向けられている状態)であること、
また、ときに軽い気持ち、ときに正義のつもりの行為が、
見知らぬ他人のその境界を意図せずに簡単に超えさせてしまうことがある
恐ろしさを描いているようだ。

後半の圧巻の長尺の格闘シーンは、
命を燃やす生の象徴と同時に生きぬくことの困難さを表しているようでもある。

最後まで前半の理不尽さや辛さを解消するための、後悔の念の吐露や復讐もなく、
さらに全般に演者の感情表現が抑制され、
なぜ主張しないのかと、ときに憤懣やるかたない気持ちになり、
結果、ただ目の前の事を受けとめ、想いをはせることから
この故人の転生、遺志を継承する物語に一縷の希望を見出そうとするのはやっぱり辛いが、
それが容赦のない多くの現実なのかもしれない。

カタルシスを得ることができず、
心に打ち込まれた黒い釘が抜けないまま劇場を去らなければならないが、
その楔が鑑賞後もいろいろ考えさせられる余韻になっているし、
本当に挑戦的な(おそらく不満や批判も覚悟している)すばらしい映画だと思った。

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HK

1.0見ないほうが良かった

2024年10月12日
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救いの無いあと味の悪い映画でした。芸術作品を気取って思わせぶりな演出で気分が悪くなる。何が言いたいのか分からない。

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hn

2.0ラストがいまいち

2024年10月12日
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岸井ゆきのさん、可愛いです。

大好きです。

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完

3.0花火

2024年10月12日
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悲しい

難しい

脳に障害を抱えて認知症状態の母親の介護をしつつ、昼夜働き両親の借金を返す青年と、世界がみえてきた格闘家の弟の話。

父親は亡くなり母親は何をするかわからないという状況にありながら、昼は土方のバイトをし夜は両親の経営していたカラオケスナックで働く兄貴。
超献身的な彼女や友人には恵まれているけれど、弟もあてにならないし…。

そんな主人公に起きるめんどくさいことの連続で、方法はあるだろうにと感じつつも、やり切れなさと胸糞悪さが堪らない。

警察のそんなアホな判断あるか?からの成り行きとか、目撃者もいるだろうにそんな下っ端がそんなことできる訳?とか、足取り追って店にも行かない?and more…今の時代警察があてにならなくてもいくらでもやり方はありますよね。

そんな感じで雲行きが怪しくなって、終盤は弟メインだけれど、すいません今更何も感じないんだが。

もうちょい蛮行を控えめにしたり、弟を早くから掘り下げたりしていれば、もっともっと面白くなりそうなのにともったいなさを感じた。

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Bacchus

3.024-106

2024年10月12日
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何が彼を殺したのか?

ヘビーな展開の鬱作品。
前半は
母への愛情ゆえ絶望に向かって行く男を、
後半は
父からの言葉を胸に未来を掴む男が
描かれる。

遺影を前に食卓の2人が微笑むシーンに
救われました。

この世のあらゆる暴力から
自分の範囲を守るんだよ

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佐阪航

4.0見過ごされた人たち、見過ごされてる人たち

2024年10月12日
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父親の借金を返済しながら難病の母親を自宅で介護する男性が閉塞感や理不尽な暴力に晒される様を描いている作品。

展開に憤りや疑問を感じる場面もあるし、咀嚼するのに時間がかかる作品でもあると思います。

絶望を生きる彩人の生活はとても閉塞的で苦しいです。なので彼女である日向の存在は希望のようで、親友である大和も心強い存在でした。

「あらゆる暴力から自分の範囲を守る」という亡き父親の言葉を胸に格闘技を続ける弟・壮平も人生に屈せず前を向いていて、救われました。

公開記念舞台挨拶有りの回だったのですが、内山監督ご自身もヤングケアラーで体験や感じたことを今作に反映させたそうです。「この映画に出会ってくれてありがとうございます」と話して、会場を去る際は深々と少し長めにお辞儀をしてました。

「佐々木〜」も好きな作品なので、次回作も楽しみにしています✊!

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Yum

2.0ねむた。

2024年10月12日
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寝られる

萌える

パッパッパッパ場面が変わる。あれっ?あの人誰?。さっきの人とこの人の関係は?。などなど…話の辻褄が解らなくなる。ストーリーの流れがつまらない。自分は❌でした。

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Cinemaオタク女

3.5不器用

2024年10月12日
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悲しい

難しい

父の自殺に母の認知症介護で悲惨な状況の主人公。財産処分とか介護サービスの利用とか何でしないのか考えてしまうが、これがリアルなのかな。感情なければなんとでとできることですかね。総合の試合シーンなどかなりの迫力。

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ショカタロウ

4.5彼が生きられたのはなぜか

2024年10月12日
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泣ける

悲しい

「悲しい」というのが最初に出た感想です。どう感想を伝えればいいのか、なかなか言葉が見つからず、見終えた後しばらく主人公である彩人に思いを馳せていました。

「何が彼を殺したのか」と作品のキャッチコピーにある通り、不条理や無念さが激しく胸に迫ってきます。しかし、こんな息をするだけで苦しいような日々の中で、それでも彼が生きられたのはなぜかとも思いました。

その答えかはわかりませんが、夢を追う弟である壮平が勝利し、母も亡き父も、恋人である日向も喜んでくれる。それでしか埋められないものがあり、そのために彼は生きて、生きながら自分を殺していたのかもしれないと感じました。また、終盤にある日向と母とのシーンには微かな希望を感じられました。

磯村勇斗さん、メッセージ性が強い作品への出演が多いですね。この作品でも演じる中にすごく優しさ、強さ、人間性を感じました。また、岸井さん、福山さん、染谷さん、霧島さんはじめキャストの皆さん、素晴らしかったです。

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Uchi