「期待を裏切らない裁判エンターテインメント」毒舌弁護人 正義への戦い ばとーさんの映画レビュー(感想・評価)
期待を裏切らない裁判エンターテインメント
ダメ裁判官が左遷を機に弁護士に転身。その初仕事で大ポカやって依頼人が冤罪で投獄されてしまい2年後に巡ってきた再裁判で事件の真相の解明とともにバックにいる巨悪と対決するってのが大筋です。
よく「潜水艦」「ボクシング」「法廷裁判」の3ジャンルの映画に外れなしと言われる。前二者については今年封切の邦画で?なものがあったが、本作はシリアスと笑いのバランスがとれた良質なエンタメに仕上がってた。主人公と、バディを務める女性弁護士と黒いバックを持つ「御曹司」弁護士との絡みは楽しく、ライバル役の判事は終盤とても良い味を出してきます。伏線の張り方も上手く最後に綺麗にパズルが完成する映画的鑑賞後感は心地よい。
日本でリメイクするなら竹野内豊と黒木華で「イチケイのカラス・アフター」って感じでしょうか。しかし英国の流れ汲む香港の法廷では、関係者は今でもあんなカツラを被って裁判するのかね。
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