「最愛の伴侶と死別した際の、悲しみについて。 "グリーフケア" とい...」君の忘れ方 woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)
最愛の伴侶と死別した際の、悲しみについて。 "グリーフケア" とい...
最愛の伴侶と死別した際の、悲しみについて。
"グリーフケア" という用語が出てきて、徐々に浸透してきているような。
反応の仕方… 心理・行動・人との接し方
故人をどう思い出すか・忘れるか、
時間がたてば解決するものか?、
など…
正解は一通りではなく、
本人がどうしたいのかを引き出すこと
傾聴・共感・受容
と、要所をまとめて言葉にすれば、心理学・カウンセリングの教科書的になってしまいます。
ですが、丁寧に紡がれた物語、演者さんも迫真に迫り。
身に染みる再確認をさせていただいたように感じます。
一般的に、ベテランやリタイヤの年齢層だと、身内や親友と死別した経験があるひとは、結構いるだろうとは察します。
一方で、この主人公の年代 (結婚式の支度、親がまだ勤務中) だと、
急な死別は、まだ慣れた出来事ではない、受け入れる前に拒絶反応、一時的な抑うつ、
諸々の症状が現れるのも、ありうる事だよね、とは感じました。
むしろ、遺族がさばさばしてたら、故人が悔しがるかもしれませんね (そういう意味合いのセリフありましたよね)。納得です。
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