デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
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前章がよかったので期待が大きすぎたかな...
映画前章→原作漫画→映画後章の順番で鑑賞しましたが、この順番は失敗でした。原作漫画未読の人は映画を見てから読んだ方がいいと思います。
前章や漫画にあった切れ味が後章には感じられませんでした。なんだか当局から横槍が入ってストーリーを書き換えさせられたのでは、公開が延期になったのはそのせいでは、と陰謀論に染まりたくなるほどぬるくなってました。人類終了の絶望どこいった?
原作では東京五輪だった国のイベントが万博に差し替えられたせいで、国立競技場を新築した理由がよくわからなくなってたり、原作では回収されていたタイトルの謎(なんで「デーモンズ」?)や伏線が放り投げられっぱなしだったり。尺が短すぎたかもしれませんが、もうちょっとなんとかならんかったんかな。原作に忠実に沿っていた20世紀少年のように3部作ぐらいがよかったかも。
映画を見て消化不良を感じた人はぜひ原作の漫画を読むことをオススメします。最後の2巻だけでも。
(追記)主役の二人は前章と同様に素晴らしかったと思います。特に中川凰蘭が叫ぶシーンは心の底からという感じがしてズシンときました。
(さらに追記) amazonプライムビデオでアニメシリーズ版の配信が始まりました。アニメシリーズはほぼ完全に原作を踏襲していて見応えがあり納得しました。アニメシリーズの評価を加味して、点数を3.5から4.5に変えました。
これみてから原作も見た
原作より映画の流れの方が好きかなと。
映画見てから原作を見てみると、
原作側よりも映画の方が気持ち的、ストーリー的な収まりが良い。
映画については全体を通して、
あと尺が1割。あとは、何かが加われば良かった。
何かパーツが欠けている気もする。
映画については、自衛隊の葛藤セリフが一部カットされていたような気がし、もしカットされているならばちょっと惜しい。
その辺はもう一回見て確認したい。
また、TARAKOさんがご存命ならイソベやんパートがもう少しあったのかな?とかも考えてしまいました。
キャラの魅力を感じず
コミックを映画化した2部作の後編。前編も鑑賞していますがキャラクターに魅力を感じず、残念ながら世界観に馴染めなかった。
2024-88
前章後章もう一回続けて観たい!
前章鑑賞後、全巻を読んでからの後章鑑賞。
何も知らず観た前章では、シンプルにちょっと痛い女の子達の青春ドラマ?東京に飛来した母艦も、実は何か起きそうで何も起きないんじゃないの?って感じで観てましたが、原作を読んでイメージ一変。面白すぎて一気に読破してしまいました。
気がつけばキャラクター達の魅力にどっぷりはまるw
そんな感じでの後章鑑賞。
もはや凰蘭と門出は、完全にあのと幾田りらの声以外考えられない位、イメージぴったりにw
後章は凰蘭や門出達の大学生活が始まるところから。
原作でいうと、まだ半分の巻数もいってなかった為、残り2時間でまとめられるのか?という思いもあり。
案の定展開は早く、原作では徐々に描かれていた恋愛模様もなんかあっという間に。
その他かなりのシーンを端折ってはいましたが、それでも映画としてキレイにまとまっていたのではないかと思いました。(原作を読んだばかりなので、違和感なく話についていけてた可能性もありますが・・・)
いずれにしても、アニメならではの表現、演出は良い!!
また、クライマックスも原作とはかなりイメージの違う演出で逆に新鮮でした。
そして、映画版オリジナルのエンディングという事でしたが・・・
これは、単に尺がないからシンプルにまとめたって感じ。普通、原作のストーリーをいじれば批判的な意見も出るでしょうが、そういうレベルの改変ではなく想定内のエンディングでした。
でもいい感じに世界観に浸れ、いい余韻に浸っています。
前章からまた観たいなぁって思える作品です。
リアリズムを徹底したセカイ系を構築するとこうなるのか!
とりあえず見ておくかというスタンスで鑑賞した前編。ラストでは、完全に参りました、とスクリーンにひれ伏してしまった。
後編は、気合を入れて初日に鑑賞。ハードな幕開けでSF全開かと思えば、不意打ちでくるハート❤ズキューンのシーン。ツンデレもここまで進化すると、乗っかるしかない。全身感情移入で、腰が砕けそう。さすが、吉田玲子のシナリオ。
腰が砕けたところに、襲ってくる容赦無用のリアリズム描写。『イソベやん』そっくりのおバカ顔の首相の登場で油断していると、害虫のごとく殺されていく侵略者たち。グロいというか、心理的にダメージを受けてしまう無慈悲描写。
ラストは、衝撃の連続です。未来を信じていいのか悪いのか。人を信じてよいのか悪いのか。
この破壊的で愛にあふれる余韻をぜひ劇場で。
ギャグSFサスペンス
前編に続いて浅野いにおワールド炸裂!
まず何より原作そのままでおんたん、門出が動き回るのが何より感動。
物語も淡々と進む、あっという間の2時間。ほんとにガンガン進むのでトイレは必ず行っておきましょう。
それと割とバイオレンスなシーン、生々しいシーンが後編は多いです。
苦手な人はほんとに辛くなるかも。
原作未読でも全然楽しめると思うのでおすすめです。
ただ前編は見とかないとわからないと思います。
漫画からの人含めみんなを納得させる終わらせ方
漫画版でモヤモヤしていた所を分かりやすく見せ、さらに映画化発表からと前編からの待ち時間でも納得させる、良い終わらせ方だと思う。浅野いにおらしくないとも言えるが、いつまでも浅野いにおの世界観に浸るぼくたちを目覚めさせてくれる、新たなスタートだと感じた。
私たちいがいみんな滅亡
前作は面白かったので期待あげていった。
よくまとめていたけれど、いがいに早急なまとめで、ラスト、みんな滅亡!的な終わり方しかなかったのか‥でも別の終わり方は難しいか‥
宇宙人たちの排除のされかたがエスカレートしていってエグかった。
終わる世界での日常を描き切った完結編
人類が滅亡に向かう中、門出たちは新たな生活を迎えていて…。
浅野いにお原作映画完結編。門出と鳳蘭の2人が滅亡に至る母船とのやり取りにほぼ関わらないため、死と同居した日常の雰囲気が最後まで貫き通されていて好きでした。
世界を滅ぼしたろかな‼️❓とりあえずやめとこ‼️❓
展開は、今時のマーベルみたいで、行きつ戻りつ、くどくて、でもその世界観がクセになる。
それは、二人を含むみんなのキャラ、誰も忘れられないような人たちだから。
二人はもちろん、顔がズレるイケメン、引きこもりの兄貴、話してるだけで凄い。
前編であの子が殺戮を繰り返して、どうするんだろう、観てたら、そう来たか、ふーーん😅でも、許したろ。
なんか、無茶振り、グタグタ、てんこ盛りなんだけど、永遠に観ていたいようなやりとりの数々、続編が何作出ようとも、全て観たい、ありがとうございます😊😭
やっぱりスゴイ。このコラボを実現してくれたことに感謝です
前章が良かったので、後章も楽しみにしていました。原作を知らず、何の知識もない状態でしたので、次から次に出てくる事実や、展開に、もうついて行くのが精一杯でした。
頭が、というか気持ちの整理もつかないまま、ぐちゃぐちゃの状態でエンディングを迎え、最後に幾田りらさんの優しい声で歌が始まったときに、すっかり涙腺崩壊状態になりました。やっぱりスゴかったです。
改めて・・・ この映画のおかげで、幾田りらさんとあのさんのコラボという、絶対にありえないことが実現し、感謝しかありません。映画自体もそうですし、この数か月、お二人でいろいろなメディアに出演されたり、The First Takeでも、素晴らしい歌を披露してくれたり、ものすごく楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。
デッドデッドデーモンズ・ラブ・デストラクションだった。
内容は、浅野いにお原作の漫画。通称デデデ12巻のアニメーションとしての映画化の後編。前回の侵略者出現から人類絶滅カウントダウンを描く。主人公おんたんと門出の2人の運命やいかにという物語。
印象的な台詞は、『知ってるよ』真剣に、おんたんが大葉に伝える台詞。様々な記憶が呼び起こされて理解しているからこそ切なくなる台詞がやらせなくて良かったです。個人的に好きな台詞は『どんなだったか感想聞かせてねー』門出が大場にまたがるおんたんの気まずい場面での台詞が親近感もててシリアスな映画の息抜きになりました。
印象的な立場は、デデデの原作も読破していますが世界観の相違には、大衆化の弊害を感じます。タイトルからしてデッドデストラクションと言うよりも、LOVEデストラクションと言った方が良いようなパラメーター恋愛に全振りの仕上がりに冷や汗が出ました。大金をかけた勝負失敗する訳にはいかない気持ちは分かります。が中途半端な伏線回収や人間関係になり全部盛り込もうとした弊害があり結局何が伝えたいのか分からない仕上がりになったと感じました。
印象的な場面は、原作とのギャップに疲れてしまった事です。それでも様々なオマージュやキャラの対比が分かりやすくて印象的でした。
全体的な流れは天気の子
侵略者は、初代ゴジラの芹沢教授の潜水服
アンカーポイントに行く場面はマトリックス
UFO墜落の爆発は、エヴァンゲリオン
ドラえもんとイソベやん
富野由悠季版・海のトリトン
UFOと第九地区などなど沢山のオマージュが見ていて楽しかったです。
まさにデストラクション(気晴らし)としては相応しい作品になった様な感じがします。原作者の浅野いにおは自分でも公言する程ニッチな漫画家で興行を成功させたかったのかなと感じました。その分どっちつかずの内容になり、伏線の回収や盛り上がりの焦点のズレを感じずにはいられませんでした。
そして今回の映画の監督責任者もはっきりしない所が顕著に現れたのではないかなと感じる。パンフレットの一冊1100円は内容が無いようだけに高過ぎると感じました。両方買いましたが驚きました。ホワイト社会の流れにはニッチな作家の生き残りは厳しいのかもしれません。
結局人間は、くそヤバい
おんたんと大葉くんを中心に、謎が紐解かれていく後章。
しかし前章に引き続き、あくまでも、「門出」と「おんたん」が絶対。
常識的な正しさはあるかもしれないけど、
けど、正しさも自分がどの視点に立ってるかによって180度変わってしまうし、
R-12指定になってしまった後章はむごいシーンも多いけど、そのむごいことをやってのけた人物に取っては正しさと思っているわけで。
世界共通の「絶対的な正しさ」なんてなくて、
大人はひどいこともずるい事もするし
その事で心を痛めたり、あるいは全く何も感じていなかったり。
偶然、自分と180度違う立ち位置に立つことになってしまったことで、見えてくる真実もあったり。
でもそれが、全員に対しての絶対的な正しさでもなくて…うむむ、堂々巡り。
こうなりゃ、自分が信じてる「絶対」を「絶対」にすることだけが正しさで、自分を自分たらしめることなのかもしれない。くそヤバくて結構!
それが彼女たちの絶対であれば、スクリーンのこちら側からおしてあげたい。
うーん・・・そうか、そうなのか、ちょっと難しいぞ
原作未読
前半の1作目が凄く面白くてハマったので、後半も楽しみにして初日に勇んで鑑賞。
つまらなかった訳ではないが、ちょっと難しすぎて頭が追いつかなかったこともあり楽しみ切れなかった。2カ月前に見たばかりだから大丈夫かなと思ったが・・・前半作を復習して観れば良かった。(これから観る人は、何かで前半作の見直しお勧めします)
映像 ★★
音 ★★★
物語 ★★★★ (想像以上に壮大な話し、でも理解が追いつかづ・・・)
役者 ★★★
編集 ★★ (編集というか・・・途中で飽きが来る時間があった)
粗さ ★★★ (今回は少し気になったが、マンガが原作なので許容範囲)
総合 3.0
自身でハードル上げ過ぎた反動かもしれないが、前半作のようなグイグイと引き込まれていく感はなかった。あと私がマルチバースの世界観がどうも消化しきれないというのもある。
面白いではあるが総合評価は3.0まで。
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