「【”明日世界が滅びるとしても、今日君はリンゴの木を植える。”やり直しの選択が惹き起こした取り返しのつかないデストラクション。前章ラストの流れからイキナリ、ディストピアを迎える衝撃の結末を迎える後章。】」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”明日世界が滅びるとしても、今日君はリンゴの木を植える。”やり直しの選択が惹き起こした取り返しのつかないデストラクション。前章ラストの流れからイキナリ、ディストピアを迎える衝撃の結末を迎える後章。】
■大学入試に合格し、門出と凰蘭は大学生になった。
オカルト研究会に入部してキャンパスライフが始まるが、宇宙からの“侵略者”は東京の各地で目撃されるが、秘密裏に人間の掃討部隊により残虐に殺されて行く。
凰蘭は再び不思議な少年・大葉と出会うが、もはや運命は変えられない所まで来ていた・・。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・前章の流れから行くと、人間と“侵略者”との共存が描かれて行くのかと思ったが、何故か一部の人間は極悪な存在として描かれ、“侵略者”の想いを汲み取らない愚かしき者が多数を占める展開となって行く。
・逆に“侵略者”は実は元々、地球にいた生命体で、知性ある善良な存在である事が描かれて行くのである。
・何故に、前章とここまでトーンを変えたのかが、不思議な後章である。
が、それはこの映画のフライヤーを観ると、予め予定していたのではないか、とも思えるのである。
何故ならば、フライヤーは前章、後章が一枚になっているが、前章は”青”で。後章は”赤”で彩られている。
ブルー(安全)からレッド(危険)。
<今作では、現代の世界を覆う危機的状況を描き、前章では儚い希望を観る側に持たせ、後章では人間の愚かさを前面に出し、現況下の世界情勢に対し、警句を発しているようにも思える。この辺りは、観る側に判断は委ねられるであろうが、私はそのように解釈した。
だが、前章の独特の世界観は健在であり、数々のデストラクションシーンは、ダーク且つシニカル且つ衝撃的に描かれる。
”世界が終わっても、友情は終わらない。”という解釈も、何とも言えないビター極まる後章であるが、前後章併せて観ても、稀有なる作品であるのは間違いないであろう作品である。>
前章・後章共に共感を有り難うございました。
そうでしたか。何とか逃げのびられる「青」と、もう駄目の「赤」だったんですね。青は儚い希望、赤は愚かな人間たちのヤバさを表していたのかも知れないですね。
しかし、デストラクションもディストピアも二人の女子高生を交えると、甘酸っぱくもなるのでした。
おはようございます。共感ありがとうございます😊
原作のラストは全然違います。
私は、U-NEXTのポイントで漫画を一月に1冊購入し、地道にラストまで読みました😁
配信されている全18話バージョンの0話と17話が映画版では全くありません。(0と17話だけは映画に無く、全く違うと言うので配信で見ました)。私が疑問に思っていた門出のパパが登場します。これによりラストの意味が全く変わります。時間があれば0と17話だけでも是非。