デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のレビュー・感想・評価
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それぞれの“絶対”
元々が相当カオスな作品ながら、ぶっ飛んだところをやや抑えて全体のバランスが取れていた。
それでも、見た目も会話も演出も、リアルさと異常さがシームレスなので、混乱する人も多いかも。
不穏さを通奏低音とした、平穏で非日常な日常がBGM含めよく表現されていた。
作画も非常によく、動きも色彩もイメージ通り、あのわけのわからない文字もうっすら出てた。
過去の門出の肥大した自意識と、取り返しのつかない罪悪感は見ていて本当にツラいものがある。
ひろしがおんたんに語った台詞が皮肉。
違和感のあるところもあったが、このへんの幾田りらは上手かった。
あのちゃんは見事にハマッていて、「はにゃにゃフワ〜」を口に出して許される貴重な存在。
「知ってるよ!」も素晴らしかったし、ところどころ久野美咲にソックリで驚いた。
小比類巻だけはカッコよすぎと思ったが、ラストで納得したし、他キャラも完璧。
前後編で足りるのかと思っていたが、サスガ吉田玲子、しっかりまとまっていました。(もちろん後編次第だが)
原作を見返してないので不明だが、過去描写はかなり前倒してたかな?
マコトが絡んでないあたりはどう処理するのかというところ含めて、後編に期待。
全部をひっくり返した原作の展開はあまり好きではなかったので、もう少し軟らかな着陸を望む。
侵略者と正義とイソべやん
かつてSF映画に登場する宇宙人は、侵略者の象徴のように脅威的な存在として描かれていた。
それが友好的な『E・T』などを経て、最近は人類に気づきをもたらす存在として認識されるようになってきた。
信じる、信じないは別にして、実は目に見えないだけで、今も宇宙人はごく身近なところで人類を見守っているのかもしれない。
さて、この作品では突如巨大な母艦が地球に現れるものの、乗組員としての宇宙人の姿も映し出されず、それが侵略者なのか、それとも気づきをもたらす友好的な存在なのかも分からない。
母艦は現れた日から特に人類にコンタクトを取るわけでもなく、たまに偵察機を飛ばすだけ。
ただ独自の判断で米軍が母艦に新型爆弾を投下したために、都市では大きな被害が出てしまう。
それでも異常な事態にも関わらず人間は慣れるもので、いつの間にかそれが存在するのが当たり前の日常として退屈しながら受け入れていく。
そんな異常な日常が二人の女子高生の視点を通して描かれていく。
ちょっと変わり者の門出と凰蘭は、それぞれに小さな悩みを抱えつつも、大切な仲間たちと共に日常を過ごしていく。
彼女らの日常があまりにも普通であればあるほど、宙に浮かぶ母艦の存在と、それに向き合う政府の姿勢が異常に感じられる。
偵察機の墜落などのアクシデントはあるものの、特に母艦からの攻撃もない。
それにも関わらず政府は母艦を駆逐するための策を講じようとする。
むしろ人間側の攻撃によって犠牲者が出てしまう。
彼女たちの大切な仲間であるキホも、攻撃の巻き添えを食らって命を落とす。
平穏に見えた日常が、呆気なく覆されてしまう。
実は墜落した偵察機には宇宙人の乗組員がいたのだが、政府はそれを隠蔽する。
自衛隊の末端隊員には真相は知らされず、彼らはただ命令に従って地上に逃げた宇宙人を始末するだけ。
真相は上層部のほんの一握りの人しか知らない。
この映画に登場する宇宙人は何の象徴なのかと考えさせられたが、むしろ宇宙人よりも脅威なのは実は一部の力を持った人間であり、宙に浮かぶ母艦は今の世界の危機を象徴しているのかもしれない。
実は世界は危機的状況にあるのにも関わらず、門出や凰欄たちのように多くの人間が平穏な日常だと思いこんで毎日を過ごしているのかもしれない。
中盤までは宇宙人の存在はずっと隠されたままだが、おそらく人間に扮した宇宙人が凰欄に接触した場面から急展開を迎える。
物語は門出と凰欄が出会った小学生時代に遡る。
二人は伴にUFOを目撃するという体験を共有していた。
そして何と二人はUFOの乗組員である宇宙人とコンタクトしていたのだ。
宇宙人は自分たちが侵略者であるとも、人類に気づきをもたらす存在であるとも告げる。
その宇宙人はひ弱な存在ではあるものの、地球よりも遥かに高度な技術を持っていた。
門出と凰欄は宇宙人の差し出す道具を用いて、人間がとても思いやりがあって友好的な存在であることを示すために人助けをする。
最初は純粋な人助けのためだった。
しかしいつの間にか、歪んだ正義感により門出はこの世界から悪人を消し去るために、宇宙人の力を使うようになってしまう。
彼女の行為により何の関係もない人々まで犠牲になってしまう。
心が壊れた門出はすべての事実をなかったことにして、記憶に蓋をしようとする。
そして再び現代のパートへ。
回想シーンが何を示すのかは後章で明らかになるのだろう。
世界が破滅に向かっていくかのようなクライマックスに、これからどのように物語が展開していくのか期待させられた。
回想シーンとは性格が正反対だったが、生真面目でありながら担任に恋してしまう危うさも兼ね備えた門出と、一人称がボクで勝手気ままで自由人である凰欄のキャラクターが面白かった。
そして無口でBL好きな凛や、一見イケメン風(回想シーンでは本当にイケメン)の引きこもりオタクの凰欄の兄ひろし、そして明らかにドラえもんを意識したキャラクター、イソべやんの存在も面白かった。
総評は後編の後で、でも良かったです
幾田りらの声で門出ちゃんを、あのちゃんの声で凰蘭ちゃんを声優挑戦が話題です。
しかし、話はSF×学園生活。真面目にない設定ですけど(宇宙船浮いたまま)、日本政府ですとありそう?攻撃してこなければ普通に生活する東京都民はやりそう。それにアメリカの新兵器初発に日本上空でやってみたり、回収した武器や宇宙人を日本政府に黙って持ち帰りとか、当たり前にありそうな話。
途中から「いそべやん」(ドラちゃんのオマージュ)のぬいぐるみを着せた宇宙人にタケコプターもどきの飛行道具やモノを吹き飛ばすペン形兵器をもらって暴走する門出ちゃんが本当の正義の味方の葛藤を背負って飛び降り自殺したり、というのはなかなか今まで見て来なかった設定で面白かった。
大型宇宙船にビームみたいなのが当たり、数千人いや数万人の防護服宇宙人が地球に落ちてくるシーンは圧巻でした(気持ち悪さの意味で)。
しかし、前編です。後編をどうまとめ上げるか(原作未読勢です)。宇宙人の地球侵略まで数ヶ月みたいなコメントが画面に流れて、地球がどうなるの?をわくわくして2か月待ちましょう。
世界観を楽しむ作品か
浅野いにおの漫画原作で、SF日常コメディ。突如、東京上空に現れた宇宙人の円盤。当初はパニックを起こすも、3年も経つと円盤がある世界が日常となる。
最初は、円盤を横に置いたままハイテンションな学園コメディになるのかな〜と思いきや、ちゃんとシリアス展開になるのが、意外でした。
小学生の回想シーンは、魔法少女もの、になっていたし。まほいく、みたいな話。SFコメディで、主人公の門出とおうたんの成長譚になって、ちゃんとSFミステリーの伏線も回収するのかな〜。原作未読なので、後編も楽しみ。
主演のあのちゃん&幾田りら、も良かったです。こういう個性的なキャラは、俳優や個性的なアーティストもハマりますね。
色々と考察したくもなりますが、それよりも厨二病妄想を全開にして、この面白すぎる世界観に浸かりながら楽しむのが良い作品、かと。
観て良かった。浅野ソラニン大好き
2人の声優に期待してませんでしたが、上手くてびっくり☆
中盤からのデストラクションが良かったです♪
懐かしの小学校を思い出した。
モラトリアム。
ドラえもん全巻読み返したくなりました
デデデ、原作読んでないので、後編も期待!
エンディングの曲も良かった
はにゃにゃフワーッ! 8.31イソべやん襲来~そしてゆけゆけJKデーモンズ!
まぁ何ざんしょ(*^。^*)・・・コノ変わりネタ作品は。
120分も前章(3/22公開)魅せておいて、そして後章(5/24公開)へ続く~
まるで展開流れは春の嵐そのもの。
CV:あのちゃん、そして 幾田りらさんの超掛け合いコンビで贈る
予測不能の破壊アニメが世界を炸裂し席巻する!
今日は「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」を観に行ったよ。
場内のお客さんは、こんなんスキ~ってオーラ出てるアニメファンが多そう。
・・・― ― ― ・・・
前半はインディペンデンスデイさながらの UFOが東京上空に急にやってきて、アメリカ軍の攻撃を行う8.31の出来事とその後。
JK5人組の何とも言えん炸裂した会話に呆気に取られるが楽しい。
特に小山 門出(CV:幾田りらさん)と 中川 凰蘭(おんたん)(CV:あのちゃん)の関係が軸となって非日常を展開していく。
UFOから時折小型船が地上に遣ってくるが防衛戦兵器が機体を撃破。
そんな墜落機体の事故で 仲間の栗原キホが死亡する。
絶句する門出達、ただ一人おんたんだけは平常を装っていたがホントは心が張り裂ける位 号泣していたのである。
(ココはそんな演出する遣ろうと読めてました)
そんな或る日、おんたんは怪しい青年に扮した宇宙人に出会う。
(会話語尾が聞き取れない様な演出がされている)
後半、そこから 一気に昔の過去の自分へ。(門出と出会った頃の時代)
昔のおんたんは メッチャ大人しい子でビックリ。
その自分と、門出と そして宇宙人(ミニオン似の奴)を発見し
助けた展開が始まる。
宇宙人と何故か日本語で会話できる(ポケト-ク耳栓)ユニット付けたら意思疎通が出来ちゃう~ 辺りから 少し展開詰まらなく感じたかな。
イソべやんに奴を隠すも、このドラえもんへのオマ-ジュ的内容が 何処となくディスてって、お腹からツール出したり、空を飛んだり。
門出はすっかり 独善的キャラに。それを止める おんたん。
彼女を平手で叩く所は良かった。そして 門出のメガネの割れるエピソ-ドはここに有った。
終盤、凄まじい防衛軍攻撃で、UFOから宇宙人が落下。さぁどうなる??
ここで 前章は終わり、後章へ。
・・・― ― ― ・・・
人間関係は良く描かれてて楽しいと思う。特に会話展開、流れは良いんじゃないかな。明らかにドラえもん、でしょ? これアリなら良いけど ダメやんって思う人はバッシング出そう。まあ、気にせず別物として思えば良いだけですけどね。
イソべやんに出てくるデベ子(CV:TARAKOさん)これが最後作なのかなと・・・そう思うと哀しくも思う。
果たして後章の彼女等は どうなるのか。
ハチャメチャコンビを観に どうぞ劇場へ!
浅野いにおが令和に仕掛ける「日常 vs. 非日常」
あのちゃんの声優、クセになる!といった感じの青春活劇では収まらず、空に突如現れた巨大空母の中で過ごす高校生と、空母の撃墜を目論む自衛隊と政府の対比。
とにかく展開がバババンと変わっていき、目まぐるしく鮮やかに青春キラキラな場面に浅野節が刻み込まれていったかと思えば日本が危なっかしくなる場面が挟まれ、日常に非日常や恐怖が侵入しどんどんとサイコパスに変化していく。
1番平和的な存在の門出ちゃんの、回想での闇堕ちシーンは良かったし、キホちゃんの事件の後の空元気なおんたんで泣きかけた。
いいエンタメでした。後篇も観に行く。
後篇が楽しみ
原作を大人買いしようかと迷ううちに公開、けっきょく未読のまま鑑賞。
前半は前半でシンプルながら深みのある物語。あのちゃんの背面での一言にウルっと。そして後半の想像を超える展開に、原作を読まず後篇を待つことにした。
あのちゃんも幾田りらもとても上手で感心した。曲も良かったデデデデデス。
絶絶絶絶対聖域
アニメ映画が今年も豊作、今作も原作は未読ですが、雰囲気が好みでしたし、終末世界ものには目が無いので喜んで鑑賞。特典はポストカードでした。
東京の上空に突如現れた母艦が空中に停滞したまま数年過ごしていて、それが日常に溶け込んでしまっているような状況、身も蓋もない情報に踊らされる人々、人の目を気にしいで動けないもの、このコロナ禍でより浮き彫りになった課題などを浅野先生が既に描いていたのは先見の明があるなぁと感心するばかりです。
SFの部類の中でも<すこしふしぎな>に該当する作品で、ズレた日常の中で生まれる青春や友情や葛藤が詰め込まれており、主人公2人がその状況下でわちゃわちゃする合間に過去が語られたりするので、頭をフル回転させながら観れたのがまた良かったです。
事故で亡くなってしまう友人の喪失感だったりを紛らわそうと必死になったり、過去の出来事が現代に繋がっていったりと、ならないでくれと願った方向へと全速力で向かっていってしまうのもダークさが滲み出ていました。
終盤はセカイ系に当てはまる感じの壮大な物語になっていきますが、浅野先生の毒は要所要所に残っているので、原作がより一層読みたくなってしまいました。
幾田りらさんとあのちゃんがメインキャラクターを演じていますが、超熱演でクセのあるキャラクターを乗り切っていたのが印象的でした。
真面目さの中に自分の正義を信じすぎてしまうがために、暴走してしまう未熟な狂気を兼ね備えていた門出ちゃんが凄かったです。全体的に聞き取りやすい声でしたし、幾田さんマルチな方だなぁと再認識しました。
おんたんはもうドンピシャリであのちゃんがハマっていました。ふにゃふにゃな喋り方やハイテンションで駆け回る姿、殻にこもっていた昔の姿だったり、もうあのちゃん以外考えられないんじゃないくらいのはまりっぷりには拍手ものでした。
ドラ○もんをブラックな方に昇華させた「イソべやん」が良いモチーフになっていて、この作品も読みたいですし、杉田さんとTARAKOさんの邪な掛け合いも魅力たっぷりでした。
作画も素晴らしく、浅野先生の独特な絵柄がアニメになって動き回っているのが衝撃的でしたし、クセの強さもどんどん馴染んでいきました。
爆発描写や東京の街のディストピアな雰囲気だったり、背景部分にも凝っていて
前章だけでもとんでもないボリュームと情報量が襲ってきて最高でした。
後章は2ヶ月後、ここからどんな決戦が始まるのか、どんな結末を迎えるのか、注目していきたいです。
鑑賞日 3/22
鑑賞時間 10:00〜12:15
座席 M-6
異次元の人生オワコン‼️❓多様性のワンチャン‼️❓
幾田りらが中学生の時から、彼女のYouTubeを楽しみにしていた。
彼女の声優が聴けただけで、最高の気持ち😀
ところで、この映画では、小学生時と、高校生時が、交錯していくのだが、幾田りらのヒロインの小学生の頃、大殺戮をするのが、果たして、現実なのだろうか、なんで、あれで、恋っする❤️乙女できるのだろう。
疑問はさておき、会話が、どれも小気味よく、時間を忘れる、幾田りらの声の表情だけで、見る価値あり。
とんでもない展開のようで、とても引き込まれる。
後半が、待ちきれない、ありがとうございました😭😊
ちょっとダークなドラえもんみたいな話
観を終わった後・・・
後章が気になる!!気になる!めちゃ気になる!
漫画、読んじゃおうかな!ってなります。
でもどうせならアニメ映画で観たいので我慢します
1年も待つわけでもなさそうなので助かります
------------【軽くストーリーに触れる】-------------------------------------------
突如、上空に宇宙船が現れ。中に乗っている宇宙人含めて攻撃してくる訳でもなく
一方的に攻撃をする人類、それから3年後、今日もある意味平和な日本でありました。
門出ちゃん視点で物語が進む中で途中から凰蘭が実は主役になっていく。
宇宙人という侵略者のような存在を助けた事により二人の仲は次第に良くなっていき
門出にとって凰蘭が親友を超えた『特別な存在』へとなっていた。
侵略者がドラえもんのように道具をいくつも出してくれて『正義』を行う内に電車事故
を発端に悪へと突き進む門出。凰蘭の為と言う勝手な言い訳をしたり悪人を裁く自分を正当化していく。そして多分、過ちに気づいていながらも目を瞑り『正義』を行う事で多くの人を救っていると言う盾で自分を守っていたのではないでしょうか。
しかし『凰蘭』の言葉に壊され盾がなくなり、罪を償えない彼女は自分の死をもって
終わらせたかったのかも知れない
実は冒頭での門出の『凰蘭』のイメージが全然違う事に驚きました。
性格も大人しく、実際は門出の味方をしていなかった。
美形の青年は宇宙人だろうけど仲間が一方的にやられてるのを傍観してる。
----------【笑ってしまった】-----------------------------------------------
中川ひろしの痩せたらイケメンであろう顔と会話にはめちゃくちゃ笑った。
過去編ではしっかりとイケメンでしたが、どうやら凄い天才っぽいが自分より上がいて
1人で、できる事なんて知れてるような事を言っていて天才だなぁと思いました。
------------【作られた世界】-----------------------------------------------------
たぶん【この世界は凰蘭が作った世界】だと思う。
TVを都合よく見てサインを読めたり担任の先生が卒業式前に都合よく彼女と別れたりするのだけど、じゃあ付き合おうとはならず現実味があるような、ないような話の作り方。
門出が生きている世界を共に生きたかった凰蘭が便利な道具や門出の罪も全部!記憶を失ってなかった事にした世界
だけど宇宙人や侵略者が出てくるのは完全には消せない闇のせいかも知れない
それを消そうと人類として戦わせているのではないでしょうか
----------------【シックスセンス】------------------------------------------
よく思い出せないけど門出ちゃんと話してた友達っていたっけ、常に凰蘭が門出と会話したり周りの友達と会話したりするのしか思い出せない。強すぎるんだよ凰蘭のキャラクターが!何が言いたいかと言うと門出は実は作られた世界でも周りの生徒との接し方を想像できず、なんとなく成長したら友達ができて~とかそんな感じで作られた世界なのではと思って今感想を書いてます。まぁ、でも多分会話してるでしょ。シックスセンスと言うような映画
で一度やられてるので疑ってしまうのです。
夢でも、そうですが自分の知らない知識の範囲を超えた場合、専門用語は【でてこない】か
【完全な造語】でしかない
------------【感想】-----------------------------------------------------
キホが死んだ時、それを知らないであろう凰蘭は。はしゃぎまくっていて
門出に言われた時『知ってるよ!』には泣いた。あの場面で凰蘭の強さと優しさが
見えて泣きました。
ただ、現実世界でも本当は宇宙人なんていなかった可能性もある。いや、いても、便利な道具が非現実的。実は凰蘭の夢だったって言われても納得できる。
空を自由に飛んで、頭や首への負担が半端ないだろ
そもそも飛ぶのに屋上からわざわざ飛び降りたり落下する必要性を感じない
その場で浮けばいい話である
宇宙人が一方的に人類にやられても何もしない理由が不明
偵察機のような小型に関しては遅いくせに電線に引っかかって落ちるとか、お前カツより酷いぞ!とZガンダムを思い出す。
母親が汚染が気になってたり突然の再婚とか
実の父親が何度も回想で、でて来るけどやたら元気なさそうな姿しかない
----------------【最後に】------------------------------------------------------
後章が気になる。
パンフレットの出来が凄く良いです!
後章のパンフレットにも期待してます!
原作未読です
最初のSFスペクタクルのシーンから3年後のユルイ女子高生たちの日常。主人公の門出の少しおかしな家庭環境と引きこもり兄貴を抱えたおんたんの家庭やその友達の友情を描きつつ次第に狂ってくる異星人を目の前にした政府の対応。
前半戦は見事に引き込まれて観てましたが、おんたんの回想シーンに出てくる小学生時代と現代の対比はいったいどう結び付けるのか。ぬいぐるみの中の異星人と現代の空から降ってくる多数の異星人たちの死骸(?)はどうなるのか。
後半の公開日が遅くなり少し残念ですが、吉田玲子さんの脚本なので期待しています。
世界観たまらん!!あとエンディングが超良い
予告観てかなり楽しみにしてた原作既読勢。
地球外からやってきた謎の宇宙船と〝侵略者〟。上空にそれらが留まり続けてる異常事態の中、その状況に麻痺しながらも日常生活を送る女子高生の門出や凰蘭(おんたん)の日々を描くところから物語は始まる。
本作は明らかな非日常(異常事態)とそんな中でもゆるく進んでいく日常の対比や、物々しい円盤や兵器と、少女たちのゆるいやり取りの温度差、カウントダウンされていく世界の崩壊に向けた終末感がたまらんのだけど、というかアニメーションでそこを改めて体験したくて楽しみにしてたんだけどかなり満足。
また原作の要所要所をうまく拾いながら限られた時間枠の前後編の映画にするために再構成してるのがうまかった!!
作品冒頭、謎の円盤襲来で自衛隊対応や東京が大打撃受けるショッキングでマクロな映像から始めといて、門出たちの生活風景というミクロな部分に移行するのとか、話をわかりやすくしつつ対比のインパクト大にしてて良いなーと思った。
門出とおんたんの過去エピソードの入れ方も後編へのフックになるタイミングで入るしうまい。
アニメーションも丁寧で良かった!
原作でクセが強い造形になってたキャラもマイルドになってて面白かった(宝田さんが謎の美形化しててちょっと笑った)。
あとおんたん役のあのちゃんの声が絶妙に良かったな。
声優としてうまいかと言われるとわからんのだけど、よくも悪くも周りから少し浮き出てて、でも可愛くて不思議な儚さもある声は「おんたん」だよね…!
あと、エンディングの「絶絶絶絶対聖域」がめちゃくちゃ良かった。
あのエンディングへの持っていき方(後編へのつなぎ方うまい)もめちゃくちゃ良かったし、楽曲が前編の雰囲気にめちゃくちゃ合っている…!
TKのクソやば格好良い楽曲とあのちゃんのシャウトを劇場の爆音で聴くだけでテンションぶちあがるし、もはや美しい。
エンディングはほんとに良すぎた…。
本編も良かったけど、物語の余韻に浸りながらあのエンディングを劇場音響で体感するだけでも劇場に観に行く甲斐あると思う。
もう一度観に行くかもだし、後編も楽しみ。
良いアニメーション化だったと思う。
製作陣の皆さまありがとうございました!
なんでまだ3月なんだよ。
原作未読。常識人(?)の門出と不思議ちゃんののんたんと彼女らを取り巻く人々の世界の終わりの近づく世界とは思えないのんびりパート、自衛隊と未確認飛行物体との緊張感漂うシリアスパート、そして、その二つが重なり合ったラスト。後半が気になって仕方がない。ゴールデンウィーク無くなってもいいから早く見せて!!
面白かった
原作は好きで読んでました。
よくぞ納めたな、という感想。
ところどころ、あれこんな展開だっけ?と思いつつも、そこまで大きな違和感でもないかな。
アニメとしても、すごい映像美や演出というわけでは無いですが、原作の雰囲気は出てるかと。
おんたん役のあのちゃんが想像以上にハマってた感がありましたね。
キャラのイメージとあってたな。
後編も楽しみだ!
謎が残されたまま後章に続く
原作漫画は未読です
3年前8月31日に母艦が飛来して
世界が終わるかに思えたが
そのまま何事もないかのように日常が続く
前半は女子高生たちの日常
中盤はクラスメイトが亡くなったことなどが起こる
後半は幼少期に異星人と思われる者と出会ったことで
門出が過ちを犯してしまったりする過去がわかる
母艦に対しては政府は手をこまねいてるわけではなく
兵器で攻撃したりするが
現場に無理をさせたり、情報を隠したりすることによって
逆に被害が大きくなる感じがした。
極端なオーガニック思想になったり
ネットのよくわからない情報を信じたりする人がでているのは
現実でも変わらないのかなと思ったし
これは3.11を意識しているのかな
異星人の正体とか謎が多いが
基本的に前章ではほとんどわからないまま
後章に続く
評価は後半次第な状況
劇中作のイソベやんはどう考えても
あの作品のオマージュにしか見えない
主演の二人の演技は個人的には違和感がなかったが
なんとなくキャラのイメージが逆だと思っていたので
ちょっと驚いた
デベ子の声をご担当されたTARAKOさんは今作が遺作になるのかな?
ご冥福をお祈りいたします。
原作未読でも楽しめる 後編はよ!
まったく前情報なしで鑑賞。GANTZの奥浩哉さんが面白かったとポストしていたので見たのだけど、いや〜面白かった!
女子高生の日常と異星から(?)訪問したであろう巨大な宇宙船のかかわりが、すこしづつ明かされてゆく展開に引き込まれた。
3年間ものあいだ、ただ空に浮いているだけの直径5キロの巨大母船が不気味で、その光景がすっかり日常になり、自衛隊の攻撃で母船が大きな損傷をおったあたりで後編へ。
目玉のロボットみたいな異星人らしきものの正体や、主人公の女子高生は本人なのかとか、伏線散りばめて終わったので後編が待ち遠しい。
主役の声優のあのちゃんと幾多りらさんが上手すぎて驚いたのと、絵が綺麗。
原作未読でもとても楽しめるので、ぜひスクリーンでご覧ください!
おんたんのヲタ台詞が笑えます
原作未読、
作品についてもリテラシーゼロの状態で臨んだため、勘違いな事を言っていた場合は先に謝っておきます。
普段からアニメを劇場鑑賞することはほとんどないが、予告映像と声優さんに惹かれて観に行ったところ思いの外面白かった。
まずは幾田さんとあのちゃんアーティスト2人の多才ぶりに驚かされた。
特にあのちゃんの声は台詞自体の面白さでドライブもかかり、当て書きしているのかと思うほど違和感なくすんなりと受け入れる事ができた。
宇宙船が地球上空に浮遊して以降緊張感はあるものの、恋愛、友情、進路そして家庭の悩みなどを持つ普通の高校生たちが日常生活をいつも通り送っている一方で、地球に何かが起ころうとしているという、このままでは済まされないような不穏な空気感をコミカルとシリアスを絶妙な配合で織り交ぜながら見せるのでグイグイ引き込まれ、120分があっという間に過ぎてしまった。
物語の後半からは、実はこの状況について彼女たちは何らかの関わりがあるのではないか、と言う事を思わせながら前章は終わるが、この後彼女たちの日常とどのようにクロスしていくのか後章がほんとうに待ち遠しくて仕方がない。
ドラえもんのオマージュのイソベやんは内緒道具を与えても失敗ばかりするデベ子を何故許すのか?の答えは素敵な考え方だと思った。
デベ子の声をご担当されたTARAKOさん、ご冥福をお祈りしいたします。
全71件中、41~60件目を表示