「これは凄い作品になるかもしれません。」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章 Mさんの映画レビュー(感想・評価)
これは凄い作品になるかもしれません。
会話や仕草の一つ一つが心に刺さる。この前半だけでも、充分に凄い作品。後半がますます楽しみになった。(3回目の鑑賞の後で)
<最初の文章>
本筋とは関係ないのだが
自分の正義を信じる人間が力を持つことの怖さを感じることができた。
卒業式の日の「仰げば尊し」をバックに侵入者を「駆除」するシーンが心に残る。
(追記)先日見た「オッペンハイマー」に足りなかったのは、この「終末観」だと思った。
「相手の正義を理解できない、 しようとし ない者は強い力を持ってはいけない」
まさにその通りだと思います。
プーチンにはプーチンの、ネタニヤフにはネタニヤフの、トルーマンにはトルーマンの正義があるのだと思います。
誰も「本当は自分は間違っているかも」なんて思いもしないで、自分の信じることをよかれと思ってやっているのだと思います。
「正義」の定義にもよるのかもしれませんが、自分の正義を信じる人の怖さを感じる映画でした。
100人いれば100人の正義があります。私は自分の正義を間違ってるかもしれない、と、疑える謙虚さこそが大切なことのように思いました。
ほんとに「相手を理解した上で折り合いをつけてい かないとい」けないですよね。
コメントありがとうございました。
正義は思っているだけではダメで行動しなければ意味をなさないと思います
ただ、正義はそれぞれに
あって、ぶつかり合うこともあります
例えば、もののけ姫のエボシの正義の行動はたくさんの人を助けたけれど、もののけの森を破壊してしまいます。
彼女はもののけの正義を無視したことになります。
相手の正義を理解できない、しようとしない者は強い力を持ってはいけない。
相手を理解した上で折り合いをつけていかないといければいいんですが・・・
できる時とできない時がありますから、難しい