劇場公開日 2024年3月22日

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「おもしろい!」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章 ころんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0おもしろい!

2024年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

子供の習い事を待っている間に鑑賞、おもしろかった!
時間が限定されるため見る映画を選べなかったので、ついでに鑑賞したのだけど、みてよかった。広げ過ぎた風呂敷を後編でどう畳むのか楽しみ。

前半は今どきの高校生の思考回路などを少し勉強できる、いつの時代も若いころは時間(若さ)を無駄に持て余してしまうよな、とかぼんやりと思う。

新しい言葉が出てくるたび旦那には分からないだろうな~と気になる、見た後で聞いたところやはり言葉は分からないものが多かったが気にせずに見ていたとのこと。私の理解の範囲で解説、下で合ってますかね(ワラ)。

じょうじゃく(情弱)→情報弱者のこと
ワラ→笑
ビーエル(BL)→ボーイズラブ(少女漫画家が書く少年同士の恋愛)
りょ→了解

「情弱」もそのうち辞書にのるんじゃね?と旦那言ってました。
かもね?(ワラ)

世界観としては、羊をめぐる冒険、コインロッカーベイビーズ、20世紀少年、少しガンダム的な宇宙要素。カオスと破壊と再生と友情と虚無感そして子供の頃の曖昧な記憶。

現実にあった災害や現実にいるキャラクターをモチーフにしているのですが、全く嫌に感じさせないところが何ともすごい作家さんだなと、本当にスゴイと思う。

何よりもスゴイところは、ゆるキャラとSFチックなストーリーの中にマジメなメッセージをバンバン入れてくるところ、これは昭和の映画なのか??と錯覚しそうになりました。

どこかで日本の未来に(今の小中高校生に)希望を託している(エールを贈っている)ような作品に感じて、なんだか泣きそうな気持になりました。

ゆとりな平成が終わり現在令和。令和は平成とはまた違った新しい熱い時代になるのかもしれないな~とか、ぼんやり思いました。このような映画(漫画)が人気がある日本もまだまだ捨てたものでもないかもしれません。

コミック未読ですが、すでに完結しているそうです。きちんと完結しているところも好感持てます。売れるとダラダラ続く少年漫画多いですからね。

年齢高い人たちは最初だけ少し眠気を感じるかもしれませんが、中盤以降からのスピード感は場面転換も含めて素晴らしいです。ぜひ最後までしっかりと見てほしいです。

君はどこから来たの?、どこからなんでしょうね??
後編たのしみです!

ころん