「ゴニョゴニョ版で観ました」JUNK WORLD sow_miyaさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴニョゴニョ版で観ました
近所で一週間だけ公開してくれたので、無事、劇場で観ることができました。
観たのは、字幕のゴニョゴニョ版。
序盤で「えっ?、アーノルド・シュワルツェネッガー?」と思ったら、耳がそっちに引っ張られまくって忙しいったらありゃしない。
まずその言葉遊びが面白かったんですが、前作に比べると、かなり字幕の言葉と近いことを言っているように感じました。junk headの頃より前という設定なので、言葉が現代に近いってことでしょうか?
設定についての細かいところは、分厚いパンフレットで確認しようと思いますが、「カメ止め」のように、同じことを違った視点から反復するやり取りは、謎解きの答え合わせ感と共に、ストーリーの理解にもつながるし、質を落とさずに公開映画としての尺を担保できるしで、うまい方法だなと思いました。
ただ、やり直しのストーリーの中で描かれる性的モチーフ表現や、少女の扱いなど、ちょっとだけ「うん?」と思う部分もありました。日本のサブカルアニメらしさを踏襲してるということなのかもしれませんが…。
最後は、junk headにうまくつなげて、第3作へという流れがとても自然でしたし、何より、エンドロールで、堀監督以外の方の名前がズラズラ出てきただけで胸熱という、変なところにも感動してしまいました。
junk end、楽しみに待ちたいと思います。
大吉さん、コメントありがとうございます。こっちの方では、明日で終わってしまうので、吹き替え版は、配信で見たいと思います。
それにしても、パンフレットの気合いがすごくて、自分はゴニョゴニョ版で不明だったところが、パンフレット的ずいぶんカバーできました。壮大さは、すごいですよね。堀監督の頭の中の広さに感動します。