「6人で制作したって・・・信じられない!」JUNK WORLD やまちょうさんの映画レビュー(感想・評価)
6人で制作したって・・・信じられない!
前作、「JUNK HEAD」は劇場公開時に鑑賞済みです。当時その先鋭的でcyber punk?な世界観に衝撃を受け、傑作と思いつつも理解が追いつかず、レビューを投稿出来なかったことを確認できました。
冒頭、前作との関係性は時間軸含めて明確に示されていません。生殖機能を失って久しい人類と、地下で独自の進化発展を遂げた人工生命体マリガンが一時停戦し調査団を結成、共同作戦で地下のある場所でおこる異変を調査するというもの。そこにある思想?に支配されたカルト宗教の一団が軍事介入してきてある目的?を果たそうとするストーリーです。
前作は基本、同じ世界線と時間軸でストーリーが展開してましたが、今作は別次元で時間の概念も超越して繋がって広がりをみせます。そのあたりの気の遠くなる様な広大さがJUNK「WORLD」という題名が指し示しているのかもしれないです。
表現手法としては前作同様、遊び心満載!レイティングギリギリギリ?でエログロ表現を極める様は密かにその手のファンをニンマリさせて止みません(笑)。それでいて精緻に組みあげられ(おそらく)理論的に破綻をしないSF設定も同時に成立しているんですから、その辺りの守備範囲もWORLD classといって良いと思います。
ぜひ、前作と合わせてご鑑賞いただきたいし、前作から制作人数が劇的(なんと6倍)に増えたとはいえ・・・6人でつくられたというハリウッドの映画会社が泡吹いて倒れる超絶コスパ!いろんな面でサポート差し上げたくなる唯一無二の傑作ですね。
とりあえず、パンフ買います!154pで2500円はむしろ安いと思います(笑)
では。
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